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ウラン燃料の模擬デブリの特性評価,5; 熱伝導率の評価

Property measurements of simulated debris prepared from UO$$_{2}$$ and Zircalloy-2, 5; Evaluation of thermal conductivity

米野 憲 ; 内田 哲平; 小笠原 誠洋*; 森本 恭一 

Komeno, Akira; Uchida, Teppei; Ogasawara, Masahiro*; Morimoto, Kyoichi

デブリの熱伝導率は、炉内又はデブリの保管時における温度解析行ううえで、不可欠なデータである。本研究では、調製した模擬デブリ(U/Zr混合酸化物)を、1600$$^{circ}$$Cまでの温度範囲において熱拡散率の測定を行った。また、熱膨張率データに基づく密度変化、及びZrO$$_{2}$$とUO$$_{2}$$の比熱から模擬デブリの比熱を求め、模擬デブリの組成と熱伝導率の温度依存性を評価した。その結果、模擬デブリの熱伝導率はUO$$_{2}$$と比べ低く、温度に対する熱伝導率の変化が小さい傾向を示した。これはUO$$_{2}$$の熱伝導のメカニズムと異なるためと考えられる。また、溶融試料は、密度に依存して焼結試料より高い熱伝導率を示した。すべての模擬デブリにおいて、約1100$$^{circ}$$Cを境に温度に対する熱伝導率の傾向に変化が確認された。これはU/Zr酸化物系の相変態温度と同じ温度であることがわかった。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

巻

 :

号

 :

ページ数

 :

発行年月

 :

発表会議名

 :

日本原子力学会2012年春の年会

開催年月

 :

2012/03

開催都市

 :

福井

開催国

 :

日本

キーワード

 :

福島第一原子力発電所事故; Fukushima Daiichi Nuclear Power Station Accident

特許データ

 :

PDF

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論文URL

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研究データの公開先DOI

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使用施設

 :

プルトニウム燃料製造施設

広報プレスリリース

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