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ヨウ化セシウムの光分解及び蛍光測定

Laser flash photolysis and fluorometry of CsI

橋本 雅史; 松岡 雷士; 横山 啓一  

Hashimoto, Masashi; Matsuoka, Leo; Yokoyama, Keiichi

セシウムのレーザー同位体分離に必要な基礎技術の一つである、CsI分子の分解によって生じたCs原子の測定法の確立を目指した蛍光測定を行った。光学セル中で発生させたCsI蒸気にNd-YAGレーザーの第四高調波(266nm)を照射することでCs-I結合を切断しCs原子を遊離させた。遊離したCs原子にTi:Sapphireフェムト秒レーザー(800nm)のフィラメンテーションによるホワイトライトを照射することで、原子は2光子吸収により6s-7d励起され、その後の脱励起による蛍光を発する。Csの7d-6p遷移に相当する672.5nm近傍の光を測定したところ、遷移確率から予想される寿命114.2nsに近い93.8$$pm$$16.3nsの寿命を持つ蛍光を検出した。今後は蛍光の分光スペクトル測定による確認やfsレーザーの代わりに紫外LEDを用いたより簡便な検出方法による測定を試みる予定である。

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