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NaI(Tl) spectrometerと$$gamma$$カメラを駆使した農地汚染問題への取り組み

Tackling contamination of farmland by using NaI(Tl) spectrometer and $$gamma$$ camera

尹 永根; 河地 有木; 鈴井 伸郎; 石井 里美; 山口 充孝; 田野井 慶太朗*; 中西 友子*; 茅野 充男*; 中村 進一*; 渡部 浩司*; 山本 誠一*; 藤巻 秀

Yin, Y.-G.; Kawachi, Naoki; Suzui, Nobuo; Ishii, Satomi; Yamaguchi, Mitsutaka; Tanoi, Keitaro*; Nakanishi, Tomoko*; Chino, Mitsuo*; Nakamura, Shinichi*; Watabe, Hiroshi*; Yamamoto, Seiichi*; Fujimaki, Shu

東京電力福島第一原子力発電所事故から飛散した放射性セシウムにより、広い範囲に及ぶ地域が汚染された。その後、放射性セシウムの定量分析の需要が急激に増加し、4月から食品に対する新基準値の適用に伴い、その分析の負担はさらに増えると予測される。このような状況に対応するには、安価な計測機器を用いた平易な定量分析の方法を開発し、あらゆる現場へ広く普及させる必要がある。それに加え、Cs-137は水田土壌中で物理的減衰と降雨による溶脱を合わせて、半減するまで17年かかると推定した報告があり、長期化する汚染問題の解決に直結した「安全な農作物の作出」や「ファイトレメディエーション」といった、セシウムの動態を人為的に制御しようとする研究がこれから加速すると予想される。そのためには、放射性セシウムの動態を非破壊的かつ連続的に捉える計測技術が必要不可欠である。そこで本研究では、(1)NaI(Tl) spectrometerでは困難だった、試料中のCs-134及びCs-137の弁別と定量解析の手法の開発を行うと同時に、(2)Cs-137のイメージングが可能な$$gamma$$カメラの開発に着手した。

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