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福島第一原子力発電所事故の緊急時作業者に対するNaIサーベイメータを用いた甲状腺モニタリング

Thyroid monitoring using NaI survey meter for emergency workers on the accident at Fukushima Dai-ichi NPP

高橋 聖 ; 鈴木 武彦; 村山 卓; 大井 義弘; 鈴木 隆

Takahashi, Masa; Suzuki, Takehiko; Murayama, Takashi; Oi, Yoshihiro; Suzuki, Takashi

東京電力福島第一原子力発電所事故において、事故対応にあたる緊急時作業者の内部被ばくモニタリングが重要な課題となった。原子力機構は、東京電力からの依頼により、2011年3月22日から、緊急時作業者の内部被ばくスクリーニング検査を開始し、その一環として甲状腺中I-131の測定を実施した。測定には、バックグラウンド遮蔽用のコリメータ(鉛2cm厚)を装着したNaIサーベイメータを使用した。測定を行った作業者は約1,000人で、そのうち約11%が甲状腺等価線量100mSvを超える甲状腺中I-131が検出された。原子力事故時の作業者の内部被ばくの測定では、迅速な対応が求められると同時に、体や衣服の表面汚染がバックグラウンドとして問題となる。そのような場合において、今回実施したコリメータ付きサーベイメータによる甲状腺モニタリングが有効であることが確認できた。

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