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HEU minimization on research reactors in JAEA

原子力機構における研究炉燃料のHEU縮小化

井上 猛; 鈴木 美寿; 山口 知輝 

Inoue, Takeshi; Suzuki, Mitsutoshi; Yamaguchi, Tomoki

研究炉の高濃縮ウラン(HEU)燃料から低濃縮ウラン(LEU)燃料への転換はHEU縮小化の有効な措置のひとつであり、核セキュリティに関する懸念が増すところ、近年世界的に加速されつつある。研究炉のHEUからLEUへの転換は、2004年に提唱されたGTRIミッションの下国際社会において実施されているところであり、2010年及び2012年の核セキュリティサミットにおいて、当該サミット参加国は、"技術的,経済的に実行可能な場合、研究炉のHEU燃料からLEU燃料への転換を奨励する"に合意している。多数の研究炉を運転している日本原子力研究開発機構(JAEA)は、1979年に既に研究炉の濃縮度低減化の検討を開始し、低減化計画を策定した。これらの研究炉は、LEU燃料への転換又は45%への低減(その後停止)を完遂した。また1997年以降、外国研究炉使用済燃料受入プログラム(FRRSNF AP)に従い、これらの研究炉からのHEU使用済燃料の約95%を米国へ返還した。本ペーパーでは、研究炉の転換、濃縮度低減及びHEU使用済燃料の米国返還状況を含むJAEAにおける研究炉のHEU縮小化について紹介する。

no abstracts in English

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