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高速増殖原型炉もんじゅ敷地内破砕帯等の追加地質調査の概要について

Summary of the additional geological surveys of crush zones at the fast breeder prototype reactor Monju site

石丸 恒存 ; 島田 耕史   ; 丹羽 正和   ; 安江 健一; 立石 良*; 池田 真輝典; 梅田 浩司

Ishimaru, Tsuneari; Shimada, Koji; Niwa, Masakazu; Yasue, Kenichi; Tateishi, Ryo*; Ikeda, Makinori; Umeda, Koji

原子力機構は、平成24年8月29日、旧原子力安全・保安院より、耐震バックチェックの一環として、もんじゅ敷地内破砕帯にかかわる追加調査計画を策定し提出するよう指示を受け、追加調査実施計画書を策定して平成24年9月5日に旧保安院に提出し、平成25年4月30日に追加地質調査の報告書を取りまとめて、原子力規制委員会に提出した。旧保安院からの指示事項は、(1)もんじゅ敷地内の複数の破砕帯の性状を直接確認できる場所において破砕帯内物質の年代特定や上載層の変位・変形の有無等の調査を行うこと、(2)もんじゅ敷地内の複数の破砕帯と敷地近傍で確認されている変動地形(L-2リニアメント)及び活断層(白木-丹生断層)との地質構造上の関連性を明らかにするための調査を行うこと、の大きく2点である。敷地内破砕帯については、剥ぎ取り調査等により、原子炉建物基礎岩盤部で最長のa破砕帯北方延長方向において2条の破砕帯を直接確認した。これまでの調査結果からは、敷地内破砕帯が活動的であることを示す証拠は乏しく、これら破砕帯は隆起以前の深部の熱水環境下で形成された小規模な古い地質構造である可能性が高い。

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