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JT-60トカマク解体の完遂

Disassembly of JT-60 tokamak device

岡野 文範; 池田 佳隆; 逆井 章; 花田 磨砂也; JT-60チーム

Okano, Fuminori; Ikeda, Yoshitaka; Sakasai, Akira; Hanada, Masaya; JT-60 Team

臨界プラズマ試験装置(JT-60)は、日欧共同で進めるサテライト・トカマク計画として、長パルス化と高圧力プラズマを目指した超伝導核融合実験装置JT-60SAに改修するため、JT-60トカマク本体及び周辺設備を解体・撤去する必要があった。JT-60は、18年間の重水素実験で発生した中性子により放射化している。そのため、解体作業は放射線障害防止法に基づいて実施した。実際のJT-60本体解体においては、トロイダル磁場コイル(TFC)の補強溶接部の切断と真空容器の2分割が工程的,技術的に大きな課題であった。これらの課題をR&Dを実施して、解決し、解体を進めた。平成21年度に開始した、長期間に亘る解体作業を平成24年10月に完遂した。

no abstracts in English

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