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テーパー型マイクロチャンネルプレートの絶対検出効率測定

Measurement of absolute detection efficiency of a tapered microchannel plate

的場 史朗; 石川 学*; 高橋 果林*; 小泉 哲夫*; 城丸 春夫*

Matoba, Shiro; Ishikawa, Manabu*; Takahashi, Karin*; Koizumi, Tetsuo*; Shiromaru, Haruo*

マイクロチャンネルプレート(MCP)の最大検出効率は、表面積に対する全細孔の開口面積比(開口率)とほぼ等しいことが知られている。市販の一般的なMCPでは開口率は50%-60%である。我々は、検出効率を向上させる目的で、入射部にテーパー加工を施して開口率を約100%に増大させたMCPを開発した。このMCPについて、過去に多くの測定例があるHeイオンに対する検出効率を測定した。その結果、最大検出効率は91%であった。開口率100%のMCPでは、テーパー縁部での電場分布が従来型MCPと異なり、テーパー縁部で生成した二次電子がチャンネル部に入射する確率が少なくなるので、検出効率が開口率より低下すると考えられる。

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