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茨城近海海底土中の放射性核種の詳細分布調査

Spatial distribution of radionuclides in seabed sediments off the Ibaraki coast

永岡 美佳  ; 横山 裕也; 藤田 博喜; 中野 政尚 ; 渡辺 均; 住谷 秀一 

Nagaoka, Mika; Yokoyama, Hiroya; Fujita, Hiroki; Nakano, Masanao; Watanabe, Hitoshi; Sumiya, Shuichi

東京電力福島第一原子力発電所事故によって放出された放射性物質の海洋環境への影響は、国,地方自治体等によるモニタリングにおいて調査されている。原子力機構においても、福島県沿岸における海洋モニタリングに協力するとともに、茨城県沿岸において、海底土, 海水, 海産生物等の試料中に含まれる放射能調査を行っている。これらの調査において、茨城県沿岸の海洋試料でも原発事故の影響が確認されている。このため、原発事故による海洋への影響を詳細に把握することを目的に、茨城県沿岸で51地点の海底土を独自に採取し、それらに含まれる放射性核種($$^{134}$$Cs, $$^{137}$$Cs, $$^{90}$$Sr, Pu同位体)濃度を調査した。2012年における$$^{137}$$Csの濃度範囲は6.1$$sim$$300Bq/kg・dry、2013年は、3.6$$sim$$93Bq/kg・dryであり、一年前に比べて減少傾向にあった。また、2012年に採取した試料のうち$$^{137}$$Cs濃度の高い5地点における$$^{90}$$Sr及びPu分析を行ったところ、$$^{90}$$Sr濃度は0.13$$sim$$0.26Bq/kg・dryであり原発事故の影響が認められたが、Pu濃度は、原発事故の影響は認められなかった。

no abstracts in English

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