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照射が向きそうな食品、向きそうにない食品

Foods being better or worse after irradiation

千葉 悦子*; 飯塚 友子*; 市川 まりこ*; 鵜飼 光子*; 菊地 正博; 小林 泰彦

Chiba, Etsuko*; Iizuka, Tomoko*; Ichikawa, Mariko*; Ukai, Mitsuko*; Kikuchi, Masahiro; Kobayashi, Yasuhiko

世界では食品照射が実用化されているが、日本では照射食品のメリットを知る機会が乏しいため合意形成が難しい状態となっている。そこで、食のコミュニケーション円卓会議の有志は、食品照射の良さを伝えやすい具体例を挙げ、健全なリスコミを推進してきた。食品照射について体験実験を重ね、その情報を発信している。これまでの5年間で試した実験結果を俯瞰し、ニンニク、グリーンピース、筍、柿(次郎柿・種無し柿)、桃(白桃・幸茜)、ぶどう(ロザリオビアンコ・瀬戸ジャイアンツ・甲斐路・ピオーネ)、梨(新高・幸水)、リンゴ(つがる・ふじ・シナノスイート)、乾燥果実(ブルーベリー・イチジク)、栗、ちりめんじゃこ、茶(緑茶・紅茶・ウーロン茶)、牛乳、おつまみ昆布、かつお節削り節、香辛料の保存性と食味の観点から照射の向き・不向きについて分類した。りんごやぶどうは品種により向き不向きが異なる。乾燥果実では、脱酸素剤なしのブルーベリーは異臭がしたが、イチジクは問題なかった。照射時の酸素の有無等の条件や、料理の種類を含む使い方等により照射の向き不向きは異なり、限定的にしか使えない食品が多く、照射が非常に向くものは限られる。

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