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核鑑識に関する技術開発,4; 原子力機構における核鑑識技術開発の成果と今後

R&D on nuclear forensics, 4; Progress and future prospects of nuclear forensics technology development project at JAEA

篠原 伸夫 ; 木村 祥紀  ; 大久保 綾子; 戸田 暢史; 舟竹 良雄; 綿引 優; 久野 祐輔

Shinohara, Nobuo; Kimura, Yoshiki; Okubo, Ayako; Toda, Nobufumi; Funatake, Yoshio; Watahiki, Masaru; Kuno, Yusuke

原子力機構では、核鑑識に必要な高精度な分析装置(質量分析計、電子顕微鏡)を整備するとともに、日米共同研究により以下の分析技術を開発した。(1)核物質の同位体組成を分析する技術、(2)その核物質に含まれる不純物を測定する技術、(3)粒子の形状を電子顕微鏡撮影して画像データとする技術、及び(4)ウランとその壊変核種であるトリウムの同位体比からウランの精製年代を測定する技術。さらに、(5)分析データをライブラリのデータベースに蓄積されているデータと照合して核物質の出所・履歴などを明らかにするために不可欠な核鑑識データベース概念を構築するとともに、核鑑識ライブラリの属性評価手法を開発した。さらに、原子力機構は、IAEA, GICNT(核テロに対抗するグローバル・イニシアティブ)、ITWG(核鑑識国際作業グループ)などの国際的核鑑識活動を支援している。今後は核鑑識技術の高度化を図り、関係機関と協力して日本の核鑑識体制に寄与していく。

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