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Ni基合金の初期酸化挙動に及ぼす添加元素の影響,1

Influence of additive elements on initial oxidation of Ni base alloys, 1

土井 教史*; 西山 佳孝*; 寺岡 有殿; 吉越 章隆 

Doi, Takashi*; Nishiyama, Yoshitaka*; Teraoka, Yuden; Yoshigoe, Akitaka

Niを主成分とする合金材料は優れた耐酸化性と高温強度によって化学プラント用構造材料として広く用いられている。酸化性の環境ではCr, Mo, Cuなどを添加することで耐酸化性を向上させている。これら耐酸化性元素の効果の詳細な機構は十分に理解されているとはいえない。各添加元素の耐酸化性への効果、機能を詳細に検討するため、特に酸化挙動初期の表面状態に注目しFe基材料と比較しながら検討した。NiおよびNi-Cu(2重量%Cu)合金を用い、鏡面研磨の後、SPring-8 BL23SUに設置された表面反応分析装置に導入し、Arスパッタ後、1$$times$$10$$^{-7}$$Pa以下の高真空およびP$$_{O2}$$=5$$times$$10$$^{-4}$$Paの環境で650度Cに加熱しながら、両者の表面状態をその場分析した。1$$times$$10$$^{-7}$$Pa以下の真空中で加熱した後、酸素導入したNi-Cu合金表面のNi2p$$_{3/2}$$スペクトル、および、Cu2p$$_{3/2}$$スペクトル、さらに5$$times$$10$$^{-4}$$Paで酸素導入しながら加熱した際の両試料表面からのXPSスペクトルを比較すると、両試料の組成、環境に応じたNi, Cuの酸化挙動の差異が見られた。

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