検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

モニタリングポストの測定値を用いた大気中I-131濃度の推定値と実測値の比較

Comparison of I-131 concentrations in atmosphere estimated from pulse-height distribution observed by NaI(Tl) detector at monitoring posts and evaluated from air sampling

山田 純也 ; 瀬谷 夏美 ; 羽場 梨沙 ; 武藤 保信; 橋本 周  ; 清水 武彦; 高崎 浩司  ; 横山 須美*; 下 道國*

Yamada, Junya; Seya, Natsumi; Haba, Risa; Muto, Yasunobu; Hashimoto, Makoto; Shimizu, Takehiko; Takasaki, Koji; Yokoyama, Sumi*; Shimo, Michikuni*

福島第一原子力発電所事故時における大気中I-131濃度の同一地点の連続的な実測データは非常に限られたものであった。このことは原子力災害時のような混乱した状況下で、空気サンプリング試料の$$gamma$$線核種分析に基づく大気中I-131濃度の評価が容易でないことを示唆している。比較的容易に測定できるモニタリングポストの測定値から大気中I-131濃度を推定する手法について検討した。この手法を用いて推定した大気中I-131濃度の推定値と空気サンプリング試料による実測値を比較した。実測値には原子力機構大洗から約20kmの地点に位置する原子力機構東海でサンプリング・評価された大気中I-131濃度を用いた。2011年3月15, 16, 21日のプルームの飛来による大気中I-131濃度の上昇を本手法による推定値はよく追従している。本手法による大気中I-131濃度の評価値は実測値に対してファクタ4以内であった。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.