検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 16 件中 1件目~16件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

JAEA大洗研究所モニタリングポストの試験研究炉における変遷と新規制基準適合対応

濱口 拓; 山田 純也; 小松崎 直也*; 畠山 巧; 瀬谷 夏美; 武藤 保信; 宮内 英明; 橋本 周

JAEA-Technology 2022-038, 65 Pages, 2023/03

JAEA-Technology-2022-038.pdf:4.3MB

平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故の反省を踏まえ、我が国では原子炉等の設計基準の強化及び設計の想定を超える事象にも対応するシビアアクシデントやテロ対策を追加した審査の新しい基準(いわゆる新規制基準)が策定された。新規制基準ではこれら事象への対策強化のほか、モニタリングポストについても設計基準事故時における迅速な対応のために必要な情報を伝達する伝送系は多様性を確保したものとすること、非常用電源設備、無停電電源装置又はこれらと同様以上の機能を有する電源設備を設けることが要求された。本報では、大洗研究所のモニタリングポストの変遷を振り返り、試験研究炉の新規制基準に適合するための原子炉設置変更許可の変更、設工認の申請、使用前事業者検査、モニタリングポストの改良点等についてまとめた。また、新規制基準によるモニタリングポスト設備の改良に伴い同時期に実施した原子力災害対策特別措置法に基づく検査対応及びKURAMA-IIの設置についても述べた。このほか、付録として新規制基準対応の設工認申請書のうち本文及び参考資料を収録した。

論文

希ガス計数を利用したプルーム通過時間帯決定によるモニタリングポスト測定値を用いた空気中$$^{131}$$I濃度推定手法の改良

山田 純也; 橋本 周; 瀬谷 夏美; 羽場 梨沙; 武藤 保信; 清水 武彦; 高崎 浩司; 横山 須美*; 下 道國*

保健物理, 52(1), p.5 - 12, 2017/03

本研究では、現在開発が進められているモニタリングポスト測定値を用いた迅速性のある空気中$$^{131}$$I濃度推定手法を改良することを目的としている。本推定手法はモニタリングポストのNaI(Tl)検出器で測定した空気由来の$$^{131}$$I計数率に、濃度換算係数を乗ずることで空気中$$^{131}$$I濃度を推定するものである。先行研究では、空気由来の$$^{131}$$I計数率を弁別するために必要となるプルーム通過時間帯の決定方法の不確定性により、推定精度が低下することが指摘されていた。本研究では、沈着のない$$^{133}$$Xe計数率の時間変化からプルーム通過時間帯を決定する方法を考案し、開発中の空気中$$^{131}$$I濃度推定手法に適用した。その結果、空気中$$^{131}$$I濃度の推定値は実測値に対しファクタ3以内になることを示した。

論文

モニタリングポストのNaI(Tl)検出器で測定する波高分布から空気中$$^{131}$$I濃度を推定するための換算係数の計算

山田 純也; 橋本 周; 瀬谷 夏美; 羽場 梨沙; 武藤 保信; 清水 武彦; 高崎 浩司; 横山 須美*; 下 道國*

Radioisotopes, 65(10), p.403 - 408, 2016/10

モニタリングポストの測定データを利用した迅速性のある空気中$$^{131}$$I濃度推定手法の開発を目指している。本手法はモニタリングポストのNaI(Tl)検出器で測定した$$^{131}$$Iの全吸収ピーク計数率に濃度換算係数を掛け算することで空気中$$^{131}$$I濃度を推定する。モンテカルロ計算コードEGS5を用いて原子力機構大洗研究開発センターのモニタリングポストに対する濃度換算係数を計算した。計算の結果、無限空気線源に対する濃度換算係数は25.7Bq/m$$^{3}$$/cpsと評価された。

報告書

福島第一原子力発電所事故に係るJAEA大洗における環境放射線モニタリング; 空間$$gamma$$線線量率,大気中放射性物質,気象観測の結果

山田 純也; 瀬谷 夏美; 羽場 梨沙; 武藤 保信; 沼里 秀幸*; 佐藤 尚光*; 根本 浩司*; 高崎 浩一*; 清水 武彦; 高崎 浩司

JAEA-Data/Code 2013-006, 100 Pages, 2013/06

JAEA-Data-Code-2013-006.pdf:12.04MB

平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震を発端とした福島第一原子力発電所事故にかかわる原子力機構大洗研究開発センターにおける環境放射線モニタリングのうち、事故直後から平成23年5月31日までに実施した空間$$gamma$$線線量率、大気中放射性物質及び気象観測の結果について取りまとめた。また、主要な大気中放射性物質の吸入摂取による内部被ばく線量について試算した。原子力機構大洗研究開発センターは福島第一原子力発電所の南西130kmの地点に位置している。平成23年3月15日から21日に、放射性プルームによる空間$$gamma$$線線量率の上昇を確認し、大気中からはTe-129m, Te-132, I-131, I-133, Cs-134, Cs-136及びCs-137などの核種が検出された。

口頭

排水モニタの降雨時の計数率上昇にかかわる考察

羽場 梨沙; 山田 純也; 瀬谷 夏美; 武藤 保信; 清水 武彦; 高崎 浩司

no journal, , 

大洗研究開発センターでは、濃度管理された管理区域排水を含む一般排水を海洋に放出する直前に、NaI検出器により放射線の計数率を測定している。この計数率は、降雨による放射性核種の流入、2011年3月の福島第一原子力発電所事故の影響により上昇した。EGS5により、降雨時の上昇は天然放射性核種、福島第一原子力発電所事故後の上昇は事故由来の核種で$$gamma$$線スペクトルをシミュレーションした結果、実際のスペクトルを再現できた。

口頭

大洗研究開発センターにおける安全解析に用いる気象観測統計について

瀬谷 夏美; 山田 純也; 羽場 梨沙; 武藤 保信; 清水 武彦; 高崎 浩司; 根本 浩司*; 佐藤 尚光*

no journal, , 

大洗研究開発センターにおける各事業許可申請等の一般公衆の被ばく評価で用いる年間平均濃度等の算出には、任意の5年間の気象資料を1年間分布に規格化して使用する方法を取っている。同センターの過去連続20年の気象資料を対象に、そこから求めた平常時の線量計算に用いる年間平均濃度及び相対濃度の年変動の傾向を調査し、かつ、解析に使用する気象資料の標本期間の年数を1年及び5年に変えることによる年変動への影響について調査した。調査に際しては、気象指針の記載をもとに、平均に対する各年の偏差の比が30%以内であるかを変動の指標とした。結果、5年間の観測資料から1年間に規格化する手法は、平常時には平滑化した濃度分布を示すのにより適した方法であり、想定事故時においても気象指針の示す30%以内という変動幅が十分に担保でき、さらに観測期間による影響が小さいことがわかった。

口頭

福島第一原子力発電所事故に伴うJAEA大洗の環境放射線モニタリング; モニタリングポストの測定結果

山田 純也; 瀬谷 夏美; 羽場 梨沙; 武藤 保信; 清水 武彦; 高崎 浩司

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故の影響により、大洗研究開発センターにおいてもモニタリングポストの線量率が上昇した。本発表では、当センターが保有するモニタリングポストで観測された線量率データの変化について考察する。当センターのモニタリングポストは、2011年3月15日及び21日に放射性プルームに起因する顕著な線量率上昇を観測し、その線量は2000-3000nGy/h程度となった。放射性プルーム通過後の線量率の推移には違いが見られ、3月15日の場合、線量率は500nGy/h以下まで急減したのに対し、21日は緩やかな減少を示した。このことは21日の降雨により、より多くの放射性物質が地表へ降下したことに起因する。線量率のトレンドは、すべてのモニタリングポストで上記の傾向を示した一方、線量率レベルはモニタリングポストの設置場所で大きく異なった。特に高い線量率を示したモニタリングポストは、周辺の樹木に占める松の割合が高い傾向にあった。このことから、松葉に付着した放射性物質からの線量寄与が示唆された。

口頭

福島第一原子力発電所事故に伴うJAEA大洗の環境放射線モニタリング; モンテカルロシミュレーションを用いた放射性核種濃度の試算

山田 純也; 瀬谷 夏美; 武藤 保信; 清水 武彦; 高崎 浩司

no journal, , 

原子力機構大洗研究開発センターでは福島事故以降、事故に伴い放出された放射性核種について、核種の推定,濃度の試算,拡散・分布状況などを把握する目的で、モニタリングポストを模擬したモンテカルロシミュレーションコードを整備してきた。解析コードにはEGS5を用い、モニタリングポストの建屋及び建屋上に設置されているNaI(Tl)検出器及び電離箱をモデリングした。一方、原子力機構大洗研究開発センターのモニタリングポストは、NaI(Tl)検出器及び電離箱による連続測定をおこなっており、前者は線量率(nGy/h)データの他に、10分ごとにスペクトルデータを収集している。実測されたスペクトルデータは、事故後の10分ごとの濃度変化を刻々記録しており、これらのデータを解析することで、福島事故により放出された大気中放出核種の組成及び濃度の詳細を把握することができる。今後はシミュレーションコードの妥当性検証及び、実測値と計算値の比較による濃度試算を実施する予定である。

口頭

福島第一原子力発電所事故に伴うJAEA大洗が行った環境モニタリングを通じての地域貢献

武藤 保信; 山田 純也; 瀬谷 夏美; 清水 武彦; 高崎 浩司; 中島 明美

no journal, , 

平成23年3月に発生した福島第一原子力発電所での事故に伴い、県内の環境試料中からも事故由来の放射性物質が検出された。それに伴い、周辺自治体等においても環境モニタリングが強化されたことを受け、原子力機構大洗研究開発センターが所有する測定設備や技術を地域へ還元するため、自治体の依頼に基づく環境試料中放射能濃度の測定を実施した。平成23年度実施分について報告する。

口頭

モニタリングポストの波高分布データとEGSコードを駆使した福島第一原発事故によるプルーム中ヨウ素濃度の定量

山田 純也; 瀬谷 夏美; 羽場 梨沙; 武藤 保信; 清水 武彦; 高崎 浩司; 横山 須美*; 下 道國*

no journal, , 

原子力発電所事故に伴い環境放出された放射性ヨウ素の大気中濃度の把握は、被ばく線量評価を行う上で重要である。平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故時に日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターのモニタリングポスト(以下、「MP」)で測定されたNaI(Tl)検出器の波高データを、モンテカルロコードEGS5を用いて解析することで、放射性プルーム中のヨウ素濃度の定量を試みた。

口頭

緊急時モニタリングにおける測定高さによる空間放射線量率変化の実際

羽場 梨沙; 山田 純也; 瀬谷 夏美; 武藤 保信; 橋本 周; 清水 武彦; 高崎 浩司

no journal, , 

原子力災害時等における運用上の介入レベル(OIL)が測定可能な値で設定され、空間線量率については地上1mで計測した場合で、測定高さが異なる場合、これを補正する必要があるとされている。実際にモニタリング車車載のNaI(Tl)検出器で地上2.1m(車両屋上)と地上1m(三脚設置)で、福島第一原子力発電所事故由来の放射性物質により空間線量率が上昇した大洗研究開発センター周辺の空間線量率を測定した。事故前後の線量率比(2.1m測定/1m測定)を比較すると、グラウンドでは事故後に上昇した。また、事故後に周辺状況の異なる場所で測定すると、線量率比(2.1m測定/1m測定)は場所により異なる傾向が得られた。事故前後で地中の線源核種とその分布が変化することにより、測定高さが空間線量率に及ぼす影響が増大し、車両による遮蔽効果は相対的に低下する可能性がある。また、樹木等が近傍に存在する場合、地表面以外の線源からの寄与を考慮する必要があり、測定高さの異なる空間線量率を地上1mの線量率に一義的に補正することは困難であることが、実際の測定で確かめられた。

口頭

モニタリングポストの測定値から大気中I-131濃度を推定する手法に係る検討

山田 純也; 瀬谷 夏美; 羽場 梨沙; 武藤 保信; 橋本 周; 清水 武彦; 高崎 浩司; 横山 須美*; 下 道國*

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故初期における大気中I-131濃度の同一地点における連続的な測定データは非常に限られたものであった。このことは原子力災害時のような混乱した状況下で、空気サンプリング試料の$$gamma$$線核種分析に基づく大気中I-131濃度の評価が容易でないことを示している。このような背景を踏まえ,比較的容易に測定できるモニタリングポストの測定値から大気中I-131濃度を推定する手法について検討した。本手法では測定値としてNaI(Tl)検出器の波高分布から得られるI-131の364keVの光電ピークカウントを用いた。この測定値に放射線輸送計算コードEGS5により計算した濃度換算係数を乗じることで大気中I-131濃度の推定を試みた。本発表では濃度換算係数の計算結果を中心に報告する。

口頭

モニタリングポストの測定値を用いた大気中I-131濃度の推定値と実測値の比較

山田 純也; 瀬谷 夏美; 羽場 梨沙; 武藤 保信; 橋本 周; 清水 武彦; 高崎 浩司; 横山 須美*; 下 道國*

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故時における大気中I-131濃度の同一地点の連続的な実測データは非常に限られたものであった。このことは原子力災害時のような混乱した状況下で、空気サンプリング試料の$$gamma$$線核種分析に基づく大気中I-131濃度の評価が容易でないことを示唆している。比較的容易に測定できるモニタリングポストの測定値から大気中I-131濃度を推定する手法について検討した。この手法を用いて推定した大気中I-131濃度の推定値と空気サンプリング試料による実測値を比較した。実測値には原子力機構大洗から約20kmの地点に位置する原子力機構東海でサンプリング・評価された大気中I-131濃度を用いた。2011年3月15, 16, 21日のプルームの飛来による大気中I-131濃度の上昇を本手法による推定値はよく追従している。本手法による大気中I-131濃度の評価値は実測値に対してファクタ4以内であった。

口頭

オンサイトモニタリングのためのKURAMA-IIの整備

前田 英太; 橋本 周; 野原 尚史; 武藤 保信; 山田 純也; 濱口 拓; 井上 雄貴

no journal, , 

原子力機構大洗研究所(以下「大洗研」)ではモニタリングポスト(以下「MP」)を14基設置している。原子炉等規制法に定める新規制基準に適合するため、14基中9基については、大規模災害に備え、MPを中央集約監視するための伝送系に無線機能を付加し多様化するとともに、電源を強化した。一方、平成30年に発生した北海道胆振東部地震によるMP測定値の欠測を踏まえ、全MPについて伝送の多様化及び電源強化の自主的な対応を原子力規制委員会から要請された。そこで、残り5基については、無停電電源装置を備えたKURAMA-IIをMP近傍に設置し、KURAMA-IIの測定値をLPWA無線通信規格ZETAによる自律型ネットワークにより伝送するシステム(以下「KURAMA-IIシステム」)を整備したので報告する。

口頭

実環境下のKURAMA-IIの長期定点観測データ

五十嵐 悠; 濱口 拓; 前田 英太; 山田 純也; 武藤 保信; 谷垣 実*; 野原 尚史

no journal, , 

原子力機構大洗研究所では、モニタリングポストの測定の冗長化を目的として、ZETA規格を採用した自律型ネットワークによるデータ伝送機能を備えた可搬型KURAMAをMP近傍に固定設置し敷地境界付近の線量を観測するシステムを整備した。本発表では本システムによる約1年の定点観測データについて報告する。

口頭

無線通信"ZETA"を備えたKURAMA-IIの原子力事業者モニタリングへの導入事例

五十嵐 悠; 濱口 拓; 前田 英太; 山田 純也; 武藤 保信; 野原 尚史

no journal, , 

原子力機構大洗研究所では、ZETA規格を採用した自律型ネットワークによるデータ伝送機能を備えた可搬型KURAMAをMP近傍に固定設置し敷地境界付近の線量を観測するシステムを整備した。本発表では本システム整備の目的であるモニタリングポスト測定冗長化の背景と約1年の定点観測データについて報告する。

16 件中 1件目~16件目を表示
  • 1