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森林への大気沈着研究; モデルと観測の相互発展への道筋

Atmospheric deposition research in forest; Toward the close interaction between model and observation

堅田 元喜; 星加 康智*

Katata, Genki; Hoshika, Yasutomo*

産業発展に伴う微小粒子状物質等による環境汚染問題を背景に、国内での大気沈着の観測研究や数値モデル研究が進められているが、観測研究者とモデル研究者(以下、モデラーとする)がお互いの考えを理解し、研究を進めていくことは十分になされているとは言い難い。モデラーと観測研究者の間には研究スタイルに大きな相違があり、その違いを理解することは両者の相互発展において必要不可欠である。本発表では、発表者が行ってきた観測-モデル間の共同研究活動の一部を紹介する。はじめに、ドイツの針葉樹林での葉に付着した粒子の洗浄観測を実施し、観測に必要な脱イオン水や採取ボトルの数量を決定するために発表者の地表面モデルを活用した事例を示す。次に、北海道のFree-Airオゾン暴露実験サイトの測定結果を発表者の地表面モデルに反映する際に問題となった個葉レベルの観測データからモデルで仮定している森林群落レベルまで拡張するまでのプロセスを紹介する。これらの経験を参考にしながら、今後、観測研究者とモデラーの連携を深めながら相互に発展していくための道筋を考える。

no abstracts in English

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