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軽い中性子過剰核の半減期と遅発中性子放出確率の核構造計算

Nuclear-structure calculations for half-lives and beta-delayed neutron-emission probabilities in light neutron-rich nuclei

宇都野 穣   ; 吉田 聡太*; 清水 則孝*; 大塚 孝治*

Utsuno, Yutaka; Yoshida, Sota*; Shimizu, Noritaka*; Otsuka, Takaharu*

不安定核の半減期と遅発中性子放出確率は原子力で要求される核構造データのうち、最も基本的なものである。これらのデータは安定核近傍では良い精度で測定がなされているものの、非常に中性子過剰な原子核についてはまだ完全なデータが揃っていない。この講演では、アルミニウムからカリウムまでの軽い中性子過剰核の半減期と遅発中性子放出確率を殻模型計算に基づいて系統的に計算した結果を報告する。この領域の中性子過剰核の核構造研究は近年急速に進み、理論面でもテンソル力による中性子数28魔法数消滅などの新しい現象が明らかになってきた。こうした核構造を良く記述する有効相互作用を用いた殻模型計算は、半減期と遅発中性子放出確率を系統的に非常に良く再現することがわかった。この結果は、今後、核分裂片などの中重核の研究へとつながるものと期待される。

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