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断層活動性評価手法の検討(断層の活動条件把握への新たな試み),1; 塩ノ平断層における全体計画と現状

Study on fault activity evaluation method (A new attempt to understand fault activities), 1; Overall plan and current situation at Shionohira Fault

青木 和弘 ; 田中 遊雲; 渡辺 貴央*; 瀬下 和芳 

Aoki, Kazuhiro; Tanaka, Yukumo; Watanabe, Takahiro*; Seshimo, Kazuyoshi

断層活動性評価手法の開発を目指し、塩ノ平断層及びその南方延長部を対象として調査・分析を実施している。これまで露頭調査結果(亀高ほか2015)や破砕帯の摩擦特性(青木ほか2015, 2016)について報告しており、現在は原位置における応力状態を把握するために断層スリップ試験を実施している。断層スリップ試験では、試錐で確認した地下の割れ目の上下にダブルパッカーを掛け地上から高圧の水を注入して割れ目のずれを人工的に発生させ、その3次元変位量(マイクロメータからミリメーター)を測定できる装置および手法を用いる。試験は、マイクロメータースケールで断層変位や孔内圧力、誘発された地震波を計測し、断層帯の摩擦と応力状態の推定が可能であることから、断層の活動条件の解明に役立つものと考えている。本講演では、調査計画の全体概要及び断層スリップ試験の詳細について報告を行う。

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