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核不拡散・核セキュリティ用アクティブ中性子NDA装置の開発,3-2; DDAシステムによる模擬高線量核物質測定試験

Development of active neutron NDA techniques for nuclear non-proliferation and nuclear security, 3-2; Experimental study on determination of fissile mass in stimulated highly radioactive nuclear materials in Differential Die-away Analysis system

大図 章  ; 前田 亮  ; 米田 政夫   ; 藤 暢輔   

Ozu, Akira; Maeda, Makoto; Komeda, Masao; Toh, Yosuke

原子力機構では、核不拡散・核セキュリティに資する使用済み核燃料及び核変換用MA-Pu燃料等の高線量核物質の測定法を確立するため、アクティブ中性子法による非破壊測定(NDA)技術を開発している。そのNDA技術の一つであるダイアウェイ時間差分析(DDA)は、外部より中性子を照射して核燃料物質の核分裂反応を発生させ、その反応で放出される中性子を測定して核燃料物質量を定量する方法である。このため、使用済み核燃料等の高線量核物質を測定する際には、核燃料物質以外のCm等からの自発核分裂中性子の影響を受ける。本研究ではCm等からの妨害中性子(バックグランド)を模擬するために$$^{252}$$Cf線源を用い、DDA装置内での妨害中性子の強度を変化させてDDA測定への影響を調査した。その結果、Cf線源からの妨害中性子強度が増加するにつれてバックグランドレベルは上昇したが、再処理プロセスでの溶解槽溶液に含まれるCmの自発核分裂中性子強度の10倍までは、DDA測定に影響がないことを確認した。本研究開発は、文部科学省「核セキュリティ強化等推進事業費補助金」事業の一部である。

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