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複合降伏モデルを用いた節理性岩盤の地震時浸透流解析

Seepage flow analysis during earthquake on jointed rock mass using multiple yield models

堀川 滋雄*; 佐々木 猛*; 越谷 賢*; 福嶋 繁 ; 小原 義之

Horikawa, Shigeo*; Sasaki, Takeshi*; Koshigai, Masaru*; Fukushima, Shigeru; Ohara, Yoshiyuki

日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター敷地内に位置する鉱さい堆積場は、試験製錬所, 旧坑道および坑水処理設備から発生する鉱さい, 坑水, ろ過砂, 沈殿物を堆積・貯留する施設である。最近山陰地方で多発している内陸型地震が当敷地近傍で発生した場合、激しい揺れに伴って、例えば鉱さい堆積場のコンクリートかん止堤および周辺地盤や付帯構造物が損壊することで鉱さい堆積場内に貯留している鉱さいや坑水・廃水等が堆積場外へ流出する可能性も考えられ、今後の安全対策事業の中で踏まえるべき対策検討課題の一つとなっている。2018年の発表では、かん止堤基礎岩盤の不連続面を考慮した地震応答解析として、等価連続体解析の一種である複合降伏モデル(MYM: Multiple Yield Model)に繰り返し載荷の影響を導入した手法(不連続面群の変形特性の拘束圧依存性や非線形性を考慮)を用いた地震応答解析を実施し、基礎地盤ならびに周辺構造物の地震時安定性を評価した事例を紹介した。本発表は2018年の結果を踏まえて、地震に伴って開閉口する基盤岩に分布する節理群の透水特性の変化から鉱廃水の流出状況を予測・評価することを目的に、複合降伏モデルを用いた節理性岩盤の二次元浸透流解析を行った事例について報告する。

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