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安全性・経済性向上を目指したMA核変換用窒化物燃料サイクルに関する研究開発,20; Np-Pd合金の調製及び塩化反応試験

R&D on nitride fuel cycle for MA transmutation to enhance safety and economy, 20; Preparation of Np-Pd alloy and the reaction of Np-Pd alloy with CdCl$$_{2}$$

林 博和 ; 柴田 裕樹 ; 音部 治幹  

Hayashi, Hirokazu; Shibata, Hiroki; Otobe, Haruyoshi

核変換によってMA窒化物燃料中に生成するFP元素のうちPdを含有する物質の化学形及びその安定性に関するデータを取得するため、MA窒化物模擬物質であるGdN及びNpNを用いた反応試験を実施した。GdN及びNpNとPdとの反応では、金属間化合物GdPd$$_{3}$$単相及びNpPd$$_{3}$$を主成分とする生成物がそれぞれ得られた。これらの結果はUNとPdの反応によるUPd$$_{3}$$の生成反応と同様であり、希土類元素窒化物及びMA窒化物とPdの反応においてもMPd$$_{3}$$型の金属間化合物が生成することが示された。また、MPd$$_{3}$$ (M=Gd, Np)とCdCl$$_{2}$$との反応試験では、MCl$$_{3}$$ (M=Gd,Np)及びPd相の生成が確認された。以上の結果は、MA窒化物燃料中にMAPd$$_{3}$$相が生成した場合、CdCl$$_{2}$$との反応によってMAを塩化物にし、Pdと分離して溶融塩中に溶解することが可能であることを示唆するものである。

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