検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

High performance parallel LOBPCG method for large Hamiltonian derived from Hubbard model on multi-GPU systems

マルチGPU環境でのハバードモデルから導出される大規模ハミルトニアンに対する高性能LOBPCG法

山田 進  ; 今村 俊幸*; 町田 昌彦  

Yamada, Susumu; Imamura, Toshiyuki*; Machida, Masahiko

本発表は科学研究費補助金(科研費)研究「エクサスケール計算機を想定した量子モデルシミュレーションに対する並列化・高速化」の一環として実施した量子問題計算に現れる大規模な対称疎行列の複数固有値を求める計算をGPUを用いて高速に計算する方法についての報告である。GPU側のメモリは小さいため、大規模な問題をGPUを用いて計算するとき、すべてのデータをGPU側のメモリに格納することができず、一部のデータをCPU側のメモリに格納することになるが、CPUとGPU間のデータのやり取りには多くの時間がかかる。そこで、LOBPCG法のアルゴリズムの特徴を考慮してこのデータのやり取りを削減する方法を提案した。実際に原子力機構のスパコンHPE SGI8600のGPUシステムを用いた並列計算から提案方法を用いることで高速化を実現できることを確認した。この成果は、固有値計算の高速計算だけでなく、現在の主流の1つであるGPU計算機の有効利用に資する成果でもある。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:0

分野:Computer Science, Theory & Methods

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.