BWR炉心安全性向上のためのSiC材料適用に向けた研究開発,10; 事故時を想定したSiC円管端栓接合部の強度評価,3

R&D for introducing silicon carbide materials to safety improvement of BWR's core, 10; Joint strength evaluation of end-plug joints in SiC tubes at a simulated severe accident, 3

石橋 良*; 廣坂 和馬*; 柴田 昌利*; 佐々木 政名*; 根本 義之  

Ishibashi, Ryo*; Hirosaka, Kazuma*; Shibata, Masatoshi*; Sasaki, Masana*; Nemoto, Yoshiyuki

炭化ケイ素(SiC)製燃料被覆管には事故時に高い耐熱性を期待している。強度上の課題となりうる端栓接合部に対して事故時を想定した高温荷重に対する健全性の評価を目的に、解析により荷重負荷時の端栓接合部での変形挙動に及ぼす製造時における詳細構造寸法のばらつきの影響を検討した。その結果、接合材料を十分に充填することによって、想定される加工精度の範囲で間隔が大きくなっても、事故時の内外圧差8MPa程度に対応する荷重よりも高い強度を得る結果が得られた。

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