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マイクロ波加熱脱硝粉末及び乾式回収MOX粉末の焼結挙動

Sintering behavior of microwave de-nitrated or dry-recycled MOX powders

廣岡 瞬 ; 林崎 康平 ; 大和田 英明*; 砂押 剛雄*; 田村 哲也*; 齋藤 浩介

Hirooka, Shun; Hayashizaki, Kohei; Owada, Hideaki*; Sunaoshi, Takeo*; Tamura, Tetsuya*; Saito, Kosuke

マイクロ波加熱脱硝MOX粉末は平均粒径がサブミクロンと微粉であるのに対して、乾式回収MOX粉末は、粒度の調整条件によっては10$$mu$$m以上の粒子を多く含む粗い粉末となる。これらの粉末について、熱膨張計及び熱量計(DSC)による焼結試験、並びにペレットの破断面のSEM観察を行い、緻密化の挙動を比較評価した。いずれの粉末においても、DSCで得られるピークは収縮が始まる温度(MH粉:900$$sim$$1000$$^{circ}$$C、乾回粉:1400$$sim$$1500$$^{circ}$$C)より低い温度で確認された。これは、初期段階の収縮を伴わないネック成長に関連すると考えられる。また、このピークは微粉のMH粉で顕著であった。SEM像では、いずれの粉末においても1300$$^{circ}$$C付近から粉末形状の変化が確認された。1600$$^{circ}$$Cでは明確なネッキングや粒成長の様子が見られ、乾回粉では大きな隙間が生じている様子も確認された。これは成型体における粗大な粒子同士の接触性の低さのためであり、低密度化の原因になっていると考えられる。

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