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OSCAAR calculations for the Hanford dose reconstruction scenario of BIOMASS theme 2

BIOMASSテーマ2のハンフォード線量再構築シナリオに対するOSCAARコードの計算

本間 俊充; 井上 佳久*; 富田 賢一*

Homma, Toshimitsu; Inoue, Yoshihisa*; Tomita, Kenichi*

本報告書は、日本原子力研究所で開発した事故影響評価コードOSCAARを国際原子力機関が主催するBIOMASS計画テーマ2のハンフォード線量再構築シナリオに適用した結果を記載したものである。このシナリオは米国ハンフォードのピュレックス化学分離施設で1963年9月2$$sim$$5日に起きた$$^{131}$$Iの大気中への事故的放出に関係するものである。この解析によって、OSCAARで用いている$$^{131}$$Iの大気中拡散・沈着及び食物連鎖移行モデルを実測データを用いて検証した。排気筒高さの気象データ及び周辺地上観測所のデータを内挿して得られた風速場から計算された大気拡散・沈着の結果は一部、予測性能に限界があったが、OSCAARの食物連鎖移行モデルは比較的、精度のよい評価が可能であった。また、モンテ・カルロ法に基づくOSCAARに結合された不確実さ・感度解析手法は、このシナリオ計算を通して機能が確認され、事故影響評価に最も重要な影響を与えるパラメータの決定に有用であった。

no abstracts in English

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