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溶融塩電解精製によるPu回収技術の開発; 液体Cd陰極におけるPuの挙動

Development of plutonium recovery process by molten salt electrorefining; Behavior of plutonium at liquid cadmium cathode

飯塚 政利*; 井上 正*; 岩井 孝; 白井 理; 荒井 康夫

Iizuka, Masatoshi*; Inoue, Tadashi*; Iwai, Takashi; Shirai, Osamu; Arai, Yasuo

小型の液体Cd陰極(内径9mm)を用い、約2.3wt%のPuを含むLiCl-KCl中で電解試験を行い以下の結果を得た。(1)陰極電流密度が40mA/cm$$^{2}$$程度以下であれば、ほぼ100%の回収効率でPuをCd陰極中に回収することができた。これ以上の電流密度ではLiなどの還元及びセラミックス製部品との反応が起こり、Pu回収効率が低下した。(2)冷却後、陰極断面の金相観察及び元素定量分析により、析出したPuはPuCd$$_{6}$$の形態でCd陰極底部に蓄積していることを確認した。(3)少量含まれていたAm$$^{241}$$から発生する$$gamma$$線を冷却後の陰極について測定したところ、陰極中のPuが飽和量に達すると同時に$$gamma$$線量も一定となったことから、液体Cd陰極におけるAmの挙動は、PuCd$$_{6}$$の生成を考慮に入れつつ陰極表面におけるPuとAmの局所平衡モデルを適用することにより合理的に説明できることがわかった。

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