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仁柴 明人*; 皆月 功*; 若林 利男*; 草別 幸夫*; 戸村 和二*
PNC TN941 79-195, 66 Pages, 1979/10
プルトニウム燃料を装荷した25.0cmピッチ格子についてミクロ・パラメータの測定を行なった。使用したプルトニウム燃料は天然ウランにスタンダード・グレイド(90%Pu-fissile)のプルトニウムを0.54w/o富化した混合酸化物(5sPu)とリアクター・グレイド(75%Pu―fissile)のプルトニウムを0.87w/o富化した混合酸化物(8RPu)の二種類である。5sPuの格子では0%,30%および100%の三種類の冷却材ボイド率について,8RPuの格子では0%および100%の二種類の冷却材ボイド率について,測定を行なった。さらに重水減速材中に10Bを3.9ppm含んだ,冷却材ボイド率が0%である5sPu格子についても測定を行なった。▲プルトニウム箔,濃縮ウラン箔,天然ウラン箔,または劣化ウラン箔などを裸とカドミ・カバーをして燃料棒内にセットし,照射により箔内に生じたFPの線またはネプツニウム239の線を計数した。これらの箔の比放射能から18,25,49,28,49/25等のミクロパラメータを求めた。
若林 利男*; 仁村 明人*; 皆月 功*; 草別 幸夫*; 戸村 和二*; 八谷 雄喜*
PNC TN941 79-149, 76 Pages, 1979/09
プルトニウム燃料棒28本集合体を装荷した格子ピッチ25.0cmの炉心における単位格子内熱中性子束分布の測定を,Dy―A1合金箔を用いた箔放射化法によっておこなった。使用したプルトニウム燃料は0.54wt%PuO/2―UO/2(スタンダードクレード)と0.87wt%PuO/2―UO/2(リアクターグレード)の2種類の燃料であった。冷却材ボイド率は0.54wt%PuO/2―UO/2燃料の場合が,0%,30%,70%の3種類で,0.87wt%PuO/2―UO/2燃料では0%と100%であった。また0.54wt%PuO/2―UO/2燃料で冷却材ボイド率が0%においては,重水減速材中にホウ素10が3.9ppm入った場合についても測定をおこなった。熱中性子束分布の測定誤差は冷却材中では+-3%,圧力管とカランドリア管の内側では+-2%,その他の燃料中および重水中では+-1.5%であった。▲今回の実験結果より,25.0cm格子ピッチにおける単位格子内熱中性子束分布の特性が集大成され,先に測定報告された22.5cm格子ピッチの実験結果との比較から熱中性子束分布の格子ピッチ依存性について明らかになった。LAMP―DCAコードによる計算との比較では,燃料クラスター平均では2%以内の差で実験値を再現しており,METHUSELAH―2コードの場合の8%よりもよい精度で求めることができることが確認された。これより,LAMP―DCAコードはプルトニウム燃料装荷ふげん型重水炉の持性評価に非常に有効であると考えられる。▲