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論文

アマランサスにおける$$gamma$$線と炭素イオンビームの最適線量の検討

根本 和洋*; 敦川 亜紀子*; 南 峰夫*; 松島 憲一*; 長谷 純宏

JAEA-Review 2014-050, JAEA Takasaki Annual Report 2013, P. 112, 2015/03

アマランサス(${it Amaranthus spp.}$)は、中南米起源のヒユ科の作物で、子実中には必須アミノ酸のリジンや鉄分、カルシウム等のミネラルが豊富に含まれる。また、セシウム吸収能力の高い植物の一つとしても知られ、環境修復への利用の可能性を秘めている。しかしながら、これまでのアマランサス育種は既存の遺伝資源を系統選抜したものが多く、利用できる育種素材が限られているのが現状である。本研究では、新たな有用変異体の獲得とその育種利用を目的とし、変異原である$$gamma$$線および炭素イオンビームの最適照射線量を決定した。信州大学が保有する${it A. cruentus}$の6系統・品種(GA5252, GA5252$$cdot$$4x, U-84, U-100, メキシコ系および伊那市桃色系統)を用いた。$$gamma$$線では1200Gyを超えると全ての系統で生存率が0%になった。感受性には系統間差が認められ、GA5252が最も感受性が低く、U-84が最も感受性が高かった。炭素イオンビームにおいても$$gamma$$線の場合と同様な傾向で感受性の系統間差がみられた。変異体の作出には、$$gamma$$線では200$$sim$$500Gy、炭素イオンビームでは60$$sim$$120Gyが適正な線量と考えられた。

口頭

イオンビームを照射したアマランサスM2世代のセシウム吸収能の評価

根本 和洋*; 南 峰夫*; 松島 憲一*; 敦川 亜紀子*; 木下 純一*; 長谷 純宏

no journal, , 

ヒユ科ヒユ属のアマランサスは、Cs吸収能が高い植物の一つとして知られており、放射性物質に汚染された土壌からの放射性セシウム除去に有効である可能性がある。本研究では、アマランサスのCs超集積変異体の獲得を目指し、イオンビームを照射して得られたM2集団における突然変異体の観察およびCs吸収量の測定とその評価を実施した。矮性, 早生, 葉緑素変異, 形態変異, 花色変異および花序形態変異など様々な変異体が観察された。最も出現頻度の高かった花序色変異では、コントロールの赤紫色に加え、桃色, 赤色, 濃赤紫色, 黄緑色等多くの変異体が観察された。花序形態では、途中で花序の生育が止まり花房のみが生長する有限伸育性の花序が観察された。また、実用形質としては、矮性や早生変異体が観察され、今後の育種素材としての利用が期待される。Cs吸収量は現在測定中であるが、高吸収を示す候補個体が得られている。今後、選抜した個体をM3世代へと展開し、Cs吸収量の評価を再度実施する予定である。

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