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上原 寛之; 小椋 数馬; 宇佐美 浩二; 二瓶 康夫; 仲田 祐仁
Proceedings of 52nd Annual Meeting of Hot Laboratories and Remote Handling Working Group (HOTLAB 2015) (Internet), 5 Pages, 2015/09
RIA時のガス放出挙動を評価するため、GCのソフト及びハード両面からの改良を行った。ハードにおける改良として、PDDを用いることでTCDに対して50倍の感度での検出が可能となった。ソフトにおける改良では、オーバーラップしたKrとNのピークに対してETG関数を用いた解析により測定条件の変更を供わずに、Krの評価が可能となった。
神永 敦嗣; 堀川 豊彦*; 中村 博文; 磯部 兼嗣; 東島 智; 新井 貴; 宮 直之; 田辺 哲朗*
Proceedings of 20th IEEE/NPSS Symposium on Fusion Engineering (SOFE 2003), p.144 - 147, 2003/00
炭素タイルを使用した核融合炉では、真空容器の中に蓄積するトリチウムは重大な問題のうちの一つである。この問題解決には、大型トカマク装置の第一壁からのトリチウム除去特性を理解する必要がある。このため、大型トカマク装置であるJT-60において排出ガスを分析するために真空排気設備に測定装置を設置した。トリチウムの測定は、電離箱とバブラで測定した。排出ガス中のガス種の測定は、ガスクロマトグラフと残留ガス分析計を使用して行った。実験放電,He-TDCとHe-GDCの時に行った初期の測定結果では、実験で生成されたトリチウムの約8%が真空排気設備から排出されている。また、ガス種の測定では、グロー放電の作動ガスをH, HeとArガスに変えて行った時に分析を行った。この時、炭化水素の排出が大きかったのはHを使用したグロー放電であった。
出崎 亮*; 成澤 雅紀*; 岡村 清人*; 杉本 雅樹; 森田 洋右; 瀬口 忠男; 伊藤 正義*
Proceedings of International Symposium on Prospect for Application of Radiation towards the 21st Century, p.139 - 140, 2000/03
これまでに、ポリカルボシランとポリビニルシランをブレンドしたポリマーから、電子線不融化を用いて、細径SiC繊維が合成されることが明らかになっているが、その際のSiC収率がポリカルボシランから合成されるものよりも低いという問題があった。そこで、このブレンドポリマーに高線量の電子線を照射して不融化すると、SiC収率が増加することが明らかになった。また、電子線照射後、ESR測定・ガス分析を行い、照射時に起こる反応について考察した。
工藤 久明; 笠井 昇; 貴家 恒男; 瀬口 忠男
Irradiation of Polymers; Fundamentals and Technological Applications (ACS Symp. Series 620), 0, p.313 - 322, 1996/00
核融合炉用超電導磁石の有機絶縁材料として用いられる繊維強化樹脂のガンマ線照射に対する耐放射線性の照射温度依存性を調べた。77K照射では、室温照射に比べて、3点曲げ試験による曲げ強度の低下が著しく少なく、曲げ強度を初期の1/2にする線量は室温照射の25倍であった。照射による分解ガスを分析すると、水素の発生量は余り変わらなかったが、CO、CO、メタンの発生量が77Kでは著しく少なくなっていた。水素原子の引き抜き反応はC-H結合が77Kでも動けるために照射温度依存性が小さく、CO、COが放出される反応は主鎖や側鎖の分子運動が77Kでは抑制されるために照射温度依存性があると解釈された。
Hegazy, EI-Sayed A.*; 貴家 恒男; 西井 正信; 瀬口 忠男
Polymer, 33(14), p.2897 - 2903, 1992/00
被引用回数:45 パーセンタイル:85.27(Polymer Science)Kapton, UPILEX, ポリエーテル・エーテル・ケトン(PEEK), ポリスルホンなど8種類の全芳香族ポリマーについて、真空中の線照射による発生ガス分析を行った。全発生ガスの発生のG値は脂肪族ポリマーの1/1001/1000であり、ガス発生量から求めた放射線に対する安定性の序列はUPILEXKaptonPEEKポリスルホンであった。発生ガスの成分は、Kapton, UPILEXの場合、H, N、PEEKではH, CO, CO、ポリスルホンではSO, CO,COであった。
藤原 重徳; 田中 拓; 宮本 泰明; 川越 浩; 長谷川 信
PNC TN8410 91-263, 59 Pages, 1991/10
同位体炭酸ガスを用いた炭酸ガスレーザーの実用性を調査するため,発振試験による発振ラインの確認と同位体炭酸ガスの取扱い方法について調査を実施した。同位体炭酸ガスをレーザー媒質とする炭酸ガスレーザーを使用し,発振ラインを確認した。同位体炭酸ガスとしては,16O12C18Oを使用した。発振試験の結果より以下のことがわかった。1. 同位体ガスを用いたレーザー発振試験においては天然組成の炭酸ガスを用いた場合とは異なるラインが確認された。2. 同位体炭酸ガスを用いた場合,レーザー発振中のレーザーガス寿命が極めて短く,同位体炭酸ガスの発振ラインは短時間で消失した。3. アルミナ触媒を用いたガス再生試験においても再生効果,レーザー出力の回復はほとんど見られなかった。同位体を用いた炭酸ガスレーザーにおいて,レーザー発振ラインを確認することができたが,同位体炭酸ガスのハンドリングの難しさが提起され,今後さらに検討を進める必要がある。
半田 宗男; 前多 厚; 塩沢 憲一; 星野 昭
JAERI-M 8312, 28 Pages, 1979/07
炭化物系燃料中のウラン・プルトニウム、炭素、窒素および酸素の分析ラインの設計、製作ならびにウラン化合物を用いた性能試験について述べる。炭化物系燃料は大気中で不安定であるので、分析前の試料の変質を防止するために、高純度アルゴンガス雰囲気中で金属カプセルに油圧を利用して気密圧封したのち、空気雰囲気グローブボックス内に組込まれた装置を用いて分析する方法が採用された。各分析装置とも、実績ある市販装置を基本機種に選び、プルトニウムを安全に取扱うことができ、かつ、装置の保守ならびに修理作業を容易に行うことができるように大幅に改造した。装置の主要部分は、空気雰囲気グローブボックス4台およびアルゴンガス雰囲気グローブボックス内に設置されている。ウラン化合物を用いた性能試験で、本分析ラインを用いてプルトニウム系燃料の分析を遂行できる目途が得られた。また、酸化物および窒化物など酸素および窒素含有率の高い化合物の分析法が開発された。
藤村 理人
軽金属溶接, (17), p.783 - 788, 1964/00
金属材料の諸特性の向上に対して、金属材料に含有される微量ガスが大きな影響を与えることが最近の研究で明らかになっている。溶接部についても、その例にもれず、溶接部の含有ガスの影響は水素脆性、応力腐食ワレなどについて多くの研究者によってくわしく研究されている。
安藤 良夫*; 藤村 理人; 生田目 真*
溶接学会誌, 29(4), p.326 - 332, 1960/00
アルミニウムおよびその合金材料は、近年、著しく需要を拡大し、各部門に多量使用されるようになってきた。それと同時にアルミニウムおよびその合金の溶接も戦後イナート・ガス・シールド溶接法の発達にともない溶接法はほぼ確率され、現在ではアルミニウムおよびその合金の成型加工上多大の貢献をなしている。しかしながら、最近、実験用原子炉の燃料被覆、重水容器などの原子炉容器、その他パイプ・ラインなどにアルミニウムおよびその合金材料が使用されるようになり、これらの材料の板厚は1~70mmにわたり、厚板と薄板との溶接、合金成分の異なる材料の溶接、タンクとパイプとの溶接など、加工法が複雑化した上、燃料または重水の漏洩を許されないきわめて高品質の溶接が要求されるので、溶接施行上、種々、再検討すべき問題が提起された。その一つが今まで見過ごされてきた気孔により生ずる欠陥の問題である。
大川 清充*; 平塚 一; 鈴木 理恵*; 前田 育子*; 須永 静二*
no journal, ,
豚肉から発生するガスの経時変化と咀嚼香に関する官能評価試験を行った。試験は飼料用米を配合した代替飼料と配合飼料のみを給与した豚のロース部位を用いて、と畜後から30日間に同一豚肉から発生するガスを高感度ガス分析装置で測定した。検出された質量電荷比は時系列成分パターン類似解析を行い、グループ化及び類似成分の物質推定を行った。官能評価用の豚肉はと畜翌日に冷凍し、試験前に解凍してと畜後2日とと畜後7日の豚肉を茹でて咀嚼香を対象とした評価試験を行った。パネルは12人を選抜してブラインド方式で行った。ガス分析結果と官能評価結果とを分析の結果、豚肉から発生するガスは給与飼料にかかわらず、3、4グループに分類され、全体として、と畜後7日目までに減少傾向を示すとともに複数のにおい物質の候補が推定された。官能評価では飼料米の給与は保存日数による臭いの差を減少させるなど、血臭及びミルク臭に関して有意義な差が見られた。ガス量の減少は血臭を減らす方向に働き、ミルク臭を強く感じる方向に働いた。本学会では豚肉から発生するガスの経時変化と咀嚼香に関する官能評価との関連性についての検討結果を報告する。
日野田 晋吾
no journal, ,
美作大学との連携で、高感度ガス分析装置(ブレスマス)を利用し、食材を口に入れる直前の香り成分の質量を測定・即時データ化、他食材とのデータ比較を行うことで、高付加価値化につなげる取り組みを紹介する。
平塚 一; 阿部 哲也; 諸橋 裕子
大間知 聡一郎*
【課題】アルミニウム切粉に付着した切削油および水分を除去または分解するためのキルンを設けることなく、したがってキルンに投入するエネルギーを不要にしたうえで、高純度のアルミニウムをリサイクルできる処理装置を提供する。 【解決手段】アルミニウム溶解炉と、前記アルミニウム溶解炉の上部に設けられた、筒状のサイクロン本体と、前記サイクロン本体内に切削油および水分が付着したアルミニウム切粉を気体とともに流入させる流入口と、前記サイクロン本体内から前記アルミニウム切粉を含まない気体を流出させる流出口とを有するサイクロンユニットとを含むアルミニウム切粉の処理装置。