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岩田 圭弘; 宮部 昌文; Wells, S. R.*; 山元 祐太*; 長谷川 秀一*
Proceedings of International Topical Workshop on Fukushima Decommissioning Research 2024 (FDR2024) (Internet), 4 Pages, 2024/10
本研究では、(i)レーザー偏光に依存した選択則及び(ii)奇数同位体の持つリュードベリレベルの大きな同位体シフトに着目して、奇数同位体分離を目指したCa原子の3段階及び2段階共鳴イオン化スキームを開発した。レーザー偏光が直交条件となる場合に、奇数同位体の分離を確認した。イオン化領域の電場によるCaの非共鳴イオン化を抑制することで、さらなる
Caの光学的同位体選択性向上が期待される。
小嶋 拓治; 須永 博美; 滝沢 春喜; 橘 宏行
IAEA-TECDOC-1070, p.197 - 202, 1999/03
TIARA AVFサイクロトロンからの5~20MeV/amuイオンビームを対象とした吸収線量測定を目的として、ファラデーカップ、全吸収型熱量計及びフィルム線量計といった測定システムの開発を行った。リアルタイムのビームモニタに用いるファラデーカップによる粒子フルエンス測定における不確かさを、粒子エネルギー公称値をもとに算出した評価値と実測値
を比較することにより評価し、数10pA/cm
(電荷測定値にして数nc/cm
)レベルの低フルエンスであっても、平均の
/
は1.02であることを明らかにした。このフルエンス測定に基づき、アラニンフィルム及びラジオクロミック(FWT-60)測量計のイオンビームに対する線量応答特性を調べた。低LET放射線の場合に比べ、これらの線量計の相対線量応答は線量計素子中の変化を考慮して求めた平均質量衝突阻止能が約100MeV/g/cm
以上から減少する傾向を示した。
鈴木 勝男; 島崎 潤也; 篠原 慶邦
Nuclear Science and Engineering, 115, p.142 - 151, 1993/00
被引用回数:23 パーセンタイル:87.17(Nuclear Science & Technology)本研究は非線形BWRの補償器設計へのHロバスト制御理論の応用に関するものである。また、その結果は標準的なLQG制御理論が適用された場合の結果と比較される。原子炉出力制御系に対してはロバスト安定と閉ループ感度の改善が望まれる。LQG制御理論で構成した出力制御系のシミュレーション結果では定常偏差が生じ、安定性が低いことが示された。そこで外乱やシステムパラメータ変動に対してロバストな制御系を設計するために、H
制御理論を応用した。H
制御系によるシミュレーション結果から、出力制御系は原子炉の安全な運転のために重要な充分なロバスト安定性と外乱減衰特性を有していることが示された。
峰原 英介; 永井 良治; 沢村 勝; 高雄 勝*; 菊澤 信宏*; 杉本 昌義; 佐々木 茂美; 大久保 牧夫; 佐々部 順*; 鈴木 康夫; et al.
Proc. of the 5th Japan-China Joint Symp. on Accelerators for Nuclear Science and Their Applications, p.104 - 108, 1993/00
原研では、15MeVの超電導電子線型加速器を用いた高平均出力、準連続波加速可能な自由電子レーザーのプロトタイプを開発、建設している。超電導加速器をドライバーとするFELはレーザー本体の困難を大きく軽減する。現状及び将来計画について報告、議論を行う。
金野 秀敏*; 林 光二; 篠原 慶邦
Journal of Nuclear Science and Technology, 29(6), p.530 - 546, 1992/06
温度と自動制御からの遅れフィードバックを持つ1成分原子炉動特性(非線形)を研究している。炉出力振動を生起する必要条件は、これら2つの異なった遅れフィードバック間の競合である事が示される。モデルは、炉出力振動の特徴から、付加雑音源を持つ確率ファンデルポール方程式に変換され、これによって非線形相互作用の重要性と外来雑音の効果は質的に理解できる。振動の飽和振幅の推定のための理論的方法もまた、飽和振幅のより精確な理論的予測のために開発した。
山極 満; 木村 晴行; 滝塚 知典; 藤井 常幸
Proc. of the 17th EPS Conf. on Controlled Fusion and Plasma Heating, p.1007 - 1010, 1990/00
HeビームのICRF高調波加熱によるD-He
核融合出力について調べた。核融合パワー増倍率、
Q
、を局所的なフォッカープランク方程式による計算に基づいて評価した。高He
密度比(
He
/
e
~5
10
)における
Q
は基本波加熱の場合を上回る。第4高調波加熱の場合の
Q
に対する経験則が得られ、~0.01≦
He
/
e≦~0.2および波の屈折率、N
≦Q(1)に対して適用可能である。また、0.5MW/m
程度のビームパワーの密度、P
、およびRFパワー密度、P
、に対する
Q
の依存性は比較的弱い。核融合出力を効果的に増大させる上でビーム入射ICRF加熱の組合わせは有効に作用することが示された。
G.Xu*; 熊丸 博滋; 田坂 完二
JAERI-M 89-178, 35 Pages, 1989/11
原研の単一燃料棒実験装置において、再冠水実験を行った。主なパラメータは、再冠水速度、初期表面温度及び線出力である。実験は全て1MPaで行った。また、全て飽和水を注入した。実験は、0.01~0.18m/sの再冠水速度、677K~903Kの初期表面温度、及び0~2.712kW/mの線出力をカバーしている。実験では、クエンチ速度と再冠水速度の比が0.204より0.744まで変化した。高再冠水速度実験の結果は、蒸気流中にかなりの量のエントレインメント液体が存在していることを示した。クエンチ温度は、633Kより708Kまで変化し、その変化は狭い範囲、約75K以内であった。また、実験結果は、低再冠水速度及び低線出力で得られたデータを除けば、同じLo(クエンチフロントよりの距離)の値に対して、膜沸騰熱伝達係数は狭い範囲で変化することを示した。
山極 満; 木村 晴行; 滝塚 知典
Nuclear Fusion, 29(10), p.1799 - 1806, 1989/10
被引用回数:1 パーセンタイル:3.09(Physics, Fluids & Plasmas)ICRF加熱によりアルファ粒子からバックグラウンドプラズマへのパワー移行を向上させることによって実効的にQ値(核融合パワー増倍率)の高いプラズマを達成する可能性を探る。アルファ粒子から移行される間接的なプラズマ加熱パワーの直接加熱パワーに対する比として定義される実効Q値、Qeff、準線型高周波拡散オペレーターのエネルギーモーメントに基づく、アルファ粒子による波の吸収率を用いて評価する。水素を伴わない場合、主としてアルファ粒子に吸収される第4アルファサイクロトロン高調波は高Qeffプラズマ達成において有望である。高磁場においては第3高調波でもQeffをかなり増大させることができる。ICRF波によるテイル形成および水素による波の吸収のQeffに対する影響についても検討がなされる。
佐藤 治; 安川 茂
JAERI-M 85-129, 134 Pages, 1985/09
原子力開発長期戦略のためのシステム解析モデルJALTES-IIを開発した。JALTES-IIは、線型計画法によって長期的な炉型設備構成を最適決定するとともに、核燃料サイクル関連諸量を詳細に計量することができる。現在までに新型転換炉の役割、プルトニウムの有効利用などに関する解析に用いられてきた。本報告書は、モデルの概要、数学的定式化、計算プログラム、および入出力データ項目についてまとめたものである。また付録として、入出力データの例を添付した。
安川 茂
JAERI-M 4799, 34 Pages, 1972/04
原子力・火力発電所の系統投入に対する動態を分析する計算コードSTRATEGY-LPを開発した。その計算の目的は、系統の基本量である発生電力量、負荷率変動巾等のデータを与え、系統に投入される発電所の総資本や系統が消費する総燃料量等を最少化する条件のもとに投入設備の容量を決定するものである。以下に本コードの特徴を列記する。(1)系統は原子力発電所、火力発電所よりなるものとし、最高10種類までの発電所の投入が許される。(2)投入設備の容量は線型計画法の適用によって決定するもので、その目的関数にはシステム・コスト、天然ウラン積算量、実効天然ウラン積算量、分離作業量の中から任意のもの1量が選択できる。(3)制約条件には、(i)設備容量の保存(ii)投入設備の上限、下限容量制限(iii)電力発生時間の保存(iV)負荷率(LDC曲線)の区分化より生ずる制限(V)燃料(天然ウラン、原油)所要量に対する制限(Vi)生成燃料(分裂性Pu、U等)の余剰生産量制限(Vii)システム・コスト制限、等があって、このうち(i)~(iV)は必ず使用する。また(V)~(Vii)は選択に基づいて使用する。