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論文

デルフィニウム"ももか"の花色変異体の組織培養増殖後の安定性

北村 里美*; 茅根 俊平*; 徳弘 晃二*; 中坪 弘一*; 野澤 樹; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2010-065, JAEA Takasaki Annual Report 2009, P. 64, 2011/01

カネコ種苗育成のデルフィニウム"ももか"は、濃いピンク色の花色を有する品種である。イオンビームを照射して得られた9系統の花色変異体について、主茎の腋芽から培養増殖を行い、変異の安定性について調査した。その結果、花色が増殖後も安定して発現した系統は6系統であった。花色が変化した3系統では、薄ピンクから赤味の強いピンク,黄色がかったピンクから薄ピンクなどに変化していた。以上のことから、イオンビーム照射によって獲得した変異体の花色変異の安定性についての調査は不可欠であると考えられた。今後、黄色がかったピンク色を呈する系統を有望な系統として、再度培養増殖し、規模を拡大して変異の安定性を確認する予定である。

論文

イオンビーム照射によって誘発されたデルフィニウム「ももか」の変異体

茅根 俊平*; 徳弘 晃二*; 中坪 弘一*; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2009-041, JAEA Takasaki Annual Report 2008, P. 74, 2009/12

カネコ種苗育成のデルフィニウム「ももか」は、濃いピンク色の花色を有する品種である。本研究では、淡ピンク色や黄色などの花色変異体の獲得を目的にイオンビーム照射を行った。2007年に照射した174個体、2008年に照射した188個体の開花検定を行ったところ、花色や花型,花穂の形状,草丈の変異が認められた。花色変異は薄いピンク色から黄色がかったピンク色,赤みの強いピンク色などが見られた。その他の変異として、小花が密に着生する個体や花弁数が増加する個体などが認められた。

論文

イオンビーム照射されたデルフィニウム及びスターチスシヌアータの突然変異誘発

茅根 俊平*; 徳弘 晃二*; 中坪 弘一*; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 68, 2008/11

本研究ではデルフィニウム及びスターチスシヌアータの花色などにおいて特徴のある変異体獲得を目的としてイオンビーム照射を行った。カネコ種苗育成のデルフィニウム「7P」の培養体の葉身、及びスターチスシヌアータ「P08」の花穂の節をシャーレに置床し、約1週間後に炭素イオンビームを照射した。デルフィニウムでは、シュートの分化数が照射区で減少した。適正線量は0.5$$sim$$1.0Gyと推測された。スターチスシヌアータでは、線量による生存率の差は小さかったが、線量が強くなるにつれ水浸状化及びシュートの分化がみられない節が多くみられた。適正線量は1.0Gy付近であると推測された。デルフィニウムでは再分化した174個体をポットへ移植し、また、スターチスシヌアータでは441個体を順化し、花色等の特性について調査する予定である。

論文

Mutation induction on oriental hybrid lily irradiated with ion beams

茅根 俊平*; 石澤 明登*; 徳弘 晃二*; 中坪 弘一*; 天野 正之*; 長谷 純宏; 鳴海 一成; 田中 淳

JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 83, 2008/03

種間交雑によって育成されたハイブリッドスターチスは、おもに添え花として利用されている。本研究ではオリエンタルハイブリッド系ユリの花色,雄性不稔,八重化及び草姿などにおいて特徴のある変異体獲得を目的とし、カネコ種苗育成のオリエンタルハイブリッド系ユリ「LC96-005-11」の小球根のりん片に、炭素イオンあるいはヘリウムイオンを照射した。照射後、新しい小球根形成培地に移植し、1$$sim$$2か月後に生存率や小球根形成数などについて調査した。炭素イオンでの適正線量は0.2から0.4Gy付近、ヘリウムイオンでの適正線量は1.5から2Gy付近であると推察された。炭素イオンを照射した817個体、ヘリウムイオンを照射した641個体を定植したところ、クロロフィルが完全に又は部分的に欠損している個体が観察された。今後は球根養成を行い花色・花型や雄性不稔等の特性について調査する予定である。

論文

イオンビームを用いたリモニウム系ハイブリッドスターチス・ムーンライトの突然変異誘発

茅根 俊平*; 花岡 泰*; 徳弘 晃二*; 中坪 弘一*; 天野 正之*; 長谷 純宏; 田中 淳; 鳴海 一成

JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 90, 2007/02

種間交雑によって育成されたハイブリッドスターチスは、おもに添え花として利用されている。本研究では、花が紫色のリモニウム系ハイブリッドスターチス「ムーンライト」の花色の幅を広げることを目的とした。無菌的に培養した「ムーンライト」の多芽体に、炭素イオンあるいはヘリウムイオンを照射した。照射後、新しい発根培地に移植し、移植1か月後に調査を行った。発根している培養体の順化を行い、順化2か月後にパイプハウスに定植し、開花検定を行った。炭素イオンでの適正線量は4Gy付近、ヘリウムイオンでの適正線量は10Gy付近であると推察されたが、花色や生育特性に関する変異個体は、現在のところ認められていない。供試個体数を増やし、供試試料の大きさや照射条件などを再検討することが必要と考えられた。

口頭

ハイブリッドスターチス「ムーンライト」へのイオンビーム照射の影響

茅根 俊平*; 花岡 泰*; 徳弘 晃二*; 中坪 弘一*; 天野 正之*; 長谷 純宏; 田中 淳; 鳴海 一成

no journal, , 

種間交雑によって育成されたハイブリッドスターチスは、おもに添え花として利用されている。本研究では、花が紫色のリモニウム系ハイブリッドスターチス「ムーンライト」の花色の幅を広げることを目的とした。無菌的に培養した「ムーンライト」の多芽体に、炭素イオンあるいはヘリウムイオンを照射した。照射後、新しい発根培地に移植し、移植1か月後に調査を行った。発根している培養体の順化を行い、順化2か月後にパイプハウスに定植し、開花検定を行った。炭素イオンでの適正線量は4Gy付近、ヘリウムイオンでの適正線量は10Gy付近であると推察された。炭素イオンを照射した152個体、ヘリウムイオンを照射した207個体の開花検定を行った結果、花色変化などの明確な変異個体は認められなかった。ヘリウムイオンを照射した中から従来に比べて切り花本数の多い1個体が見いだされた。

口頭

オリエンタル系ハイブリットユリへのイオンビーム照射の影響

茅根 俊平*; 石澤 明登*; 徳弘 晃二*; 中坪 弘一*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成

no journal, , 

ユリは切り花の国内作付面積でキクに次いで2番目に多く重要な品目である。本研究ではオリエンタルハイブリッド系ユリの花色や雄性不稔,八重化,草姿などにおいて特徴のある変異体などの獲得を目的としてイオンビーム照射を行った。炭素イオン照射による生存率は0, 0.1及び0.2Gyの線量までは90%以上であったが、0.4Gyでは80%に低下し、0.8Gyになると著しく低下した。子球形成数は0.2Gyで最も多くなり、0.8Gyでは著しく減少した。シュートや根の生育は0.6Gyより線量が強くなると遅くなり、子球の形成がみられないりん片も観察された。照射したりん片ではりん片基部にカルスが形成されるものが多く、そのカルスから小さな球根が多数形成された。これらのことから炭素イオンでの適正線量は0.2から0.4Gyにあると推察された。炭素イオンを照射したりん片から形成された子球をパイプハウスに2,839個体定植したところ、クロロフィルが部分的に欠損している個体が観察された。今後は球根養成後に花色や花型,雄性不稔等の特性について調査する予定である。

口頭

イオンビームを利用したオリエンタル系ハイブリットユリの花色変異系統・雄性不稔変異系統の育成

茅根 俊平*; 北村 里美*; 石澤 明登*; 中坪 弘一*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成

no journal, , 

ユリ属のイオンビーム育種については、これまでにアジアティックハイブリット系ユリ及びシンテッポウユリについての報告がある。今回は、イオンビーム照射したオリエンタルハイブリッド系ユリの変異について報告する。炭素イオン及びヘリウムイオンを照射したりん片から形成された子球をパイプハウスに1920個体定植したところ、2009年7月までに480球が開花した。照射に用いた元株は薄ピンクの系統であるが、照射個体ではピンクの濃いものが10個体、薄いものが9個体観察された。さらに、雄性不稔の変異体が、ヘリウムイオン8Gyの照射区において1個体観察された。今後は、得られた変異が安定して発現するかを調査する。

口頭

デルフィニウム品種'ももか'におけるイオンビーム変異の安定性

北村 里美*; 茅根 俊平*; 徳弘 晃二*; 中坪 弘一*; 野澤 樹; 長谷 純宏; 鳴海 一成

no journal, , 

カネコ種苗育成のデルフィニウム「ももか」は、濃いピンク色の花色を有する品種である。葉身に炭素イオンを照射し、再生した植物体から9個体の花色変異体を得た。本報では、獲得した花色変異体の安定性について報告する。花色が増殖後も安定して発現した系統は6系統、変化した系統が3系統あった。イオンビーム照射によって誘導された花色の変異は培養増殖後も比較的安定しているものと思われるが、花色が培養増殖後に変化する系統も見られることから、獲得した変異が栄養増殖後も安定して発現するかどうかの確認を必ず行う必要があると考えられた。今後は、黄色がかったピンク色を呈する系統を有望な系統として再度培養増殖し、試験規模を拡大して、変異が安定しているかの確認を行う予定である。

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