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論文

Multi-quasiparticle excitations in $$^{145}$$Tb

Zheng, Y.*; Zhou, X. H.*; Zhang, Y. H.*; 早川 岳人; 大島 真澄; 藤 暢輔; 静間 俊行; 片倉 純一; 初川 雄一; 松田 誠; et al.

Journal of Physics G; Nuclear and Particle Physics, 30(4), p.465 - 479, 2004/04

 被引用回数:8 パーセンタイル:49.4(Physics, Nuclear)

$$^{145}$$Tbの高スピン状態をタンデムからの$$^{32}$$Sビームと多重$$gamma$$線検出装置GEMINI-IIを用いて、インビーム核分光法により調べた。励起関数,X-$$gamma$$-t, $$gamma$$-$$gamma$$-t同時計数,$$gamma$$線角分布測定を行い、$$^{145}$$Tbの準位構造を約8MeVまで確立した。その特徴からこの核が球形核であること、またN=80奇核の系統性から2MeVまでの準位は$$h_{11/2}$$陽子が$$^{144}$$Gdコアに結合した状態として解釈できることを示した。一方、2MeVより上ではイラスト状態は多準粒子配位であると解釈される。

論文

High-$$K$$ negative parity states in $$^{184}$$Os

静間 俊行; Stevenson, P. D.*; Walker, P. M.*; 藤 暢輔; 早川 岳人; 大島 真澄; 古野 興平*; 小松原 哲朗*

Physical Review C, 65(6), p.064310_1 - 064310_12, 2002/06

 被引用回数:13 パーセンタイル:38.94(Physics, Nuclear)

$$^{170}$$Er($$^{18}$$O,4n)反応を用いて、$$^{184}$$Os原子核の高スピン状態の研究を行った。その結果、半減期48ナノ秒,$$K^pi=(18^-)$$の核異性体とともに、新しい負パリティ状態の観測に成功した。多準粒子配位の計算から、ニルソン準位による配位を決定した。また、ポテンシャルエネルギー表面の計算結果から、$$^{184}$$Os原子核の高スピン負パリティ状態において、3軸非対称変形が現れることがわかった。さらに、$$K^pi=(18^-)$$の核異性体の崩壊における$$K$$量子数の役割について明らかにした。

論文

Configuration-dependent band structures in odd-odd $$^{180}$$Ir

Zhang, Y.*; 早川 岳人; 大島 真澄; 片倉 純一; 初川 雄一; 松田 誠; 草刈 英榮*; 菅原 昌彦*; 小松原 哲朗*; 古野 興平*

Physical Review C, 65(1), p.014302_1 - 014302_15, 2002/01

 被引用回数:20 パーセンタイル:27.35(Physics, Nuclear)

中性子数,陽子数ともに奇数の原子核$$^{180}$$Irの縞スピン核構造を調べた。タンデム加速器を使って$$^{154}$$Sm($$^{31}$$P, 5ng)反応により$$^{180}$$Irを生成し、励起関数,X-$$gamma$$,$$gamma$$-$$gamma$$-t同時計数測定を行った。新たに4個の回転バンド(状態群)が観測され、これらの励起エネルギーの特徴とB(M1)/B(E2)比から、内部配位を決定した。1つのバンドで見つかった指標逆転現象について系統性を議論した。

論文

Multi-quasiparticle states and ${it K}$-forbidden transitions in $$^{183}$$Os

静間 俊行; 松浦 勝之*; 藤 暢輔; 早川 岳人; 大島 真澄; 初川 雄一; 松田 誠; 古野 興平*; 佐々木 康之*; 小松原 哲朗*; et al.

Nuclear Physics A, 696(3-4), p.337 - 370, 2001/12

 被引用回数:18 パーセンタイル:26.82

$$^{183}$$Osの高スピン状態を、170Er(18O,5n)反応を用いて生成した。その結果、5つの回転バンドを新たに観測し、gファクターから準粒子配位を決定した。また、励起状態 5000MeV程度に、2つの核異性体を観測した。その内の1つは、K量子数43/2を有し、基底状態回転帯(K=9/2)へ、K量子数の差17を伴う遷移をしていることが明らかになった。本論文では、量子力学的トンネリグ模型を用いて、この核異性体の崩壊機構を解明する。

論文

A $$gamma$$-ray detector array for joint spectroscopy experiments at the JAERI tandem-booster facility

大島 真澄; 古野 興平*; 小松原 哲郎*; 古高 和禎*; 早川 岳人*; 木寺 正憲*; 初川 雄一; 松田 誠; 御手洗 志郎*; 静間 俊行*; et al.

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 421(1-2), p.211 - 226, 1999/00

 被引用回数:94 パーセンタイル:1.18

大学連合と共同で建設した多重ガンマ線検出器アレイ(ミニクリスタルボール)とそれを用いて得られた最初の成果について報告する。

論文

Measurement of the lifetime of the first 2$$^{+}$$ state in $$^{124}$$Ba

内山 浩志*; 古野 興平*; 静間 俊行*; 杉田 道昭; 加藤 雅規*; 鴇田 由希*; 村崎 麻美*; 橋本 奈美*; 高橋 英美*; 小松原 哲郎*; et al.

European Physical Journal A, 2(1), p.13 - 15, 1998/00

 被引用回数:9 パーセンタイル:48.18(Physics, Nuclear)

質量数124,陽子数56のBa核のJ$$^{Pi}$$=2+の準位の寿命を、コインシダンス・リコイルディスタンス・ドップラー・シフト法を用いて測定した。基底状態から2+状態へのE2遷移確率は、中性子数66から80に行くに従い単調に増加することがわかった。「シェルの中央では、パウリ効果によりE2遷移確率が30%減少する」という従来の仮説を否定する結果になった。E2遷移確率のシステマティクスは、パウリ効果を含まないで計算した相互作用するボソン膜型IIの予想と一致し、シェルの中央でE2遷移のパウリ効果は消失することを示唆する。

論文

Quadrupole deformation of barium isotopes

杉田 道昭; 内山 浩志*; 古野 興平*

Physics Letters B, 440(3-4), p.239 - 245, 1998/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:69.09

バリウム同位体のBE2値の中性子数依存性を微視的なWOODS-SAXONハミルトニアン+BCS近似を使って調べた。バリウム同位体のBE2値は、SHELLの中央で急に増加する。この研究の目的は、この異常なBE2の振舞を微視的に解明することである。この論文では次のことを示した。(1)陽子のINTRUDER軌道とSHELL内の軌道のレベル交叉がこの現象の原因である。(2)質量数122のバリウムでは、BE2値の約15%~20%が、(1)による陽子数50の閉殻の壊れに起因する。

論文

High spin states of $$^{132}$$Cs

早川 岳人*; J.Lu*; 古野 興平*; 古高 和禎*; 橋本 奈美*; 斉藤 武彦*; 小松原 哲郎*; 大島 真澄; 初川 雄一; 静間 俊行*; et al.

Z. Phys., A, 357(4), p.349 - 350, 1997/00

原研タンデム加速器を用いて$$^{132}$$Csの核構造の研究を行った。タンデム加速器を用いて$$^{11}$$Bイオンを加速して、$$^{124}$$SnにPbを蒸着した薄膜に照射して、核融合反応を引き起こす。生成された原子核は、高い励起エネルギーと大きな角運動量を持つ励起状態にある。励起状態にある核は安定状態では存在しない様々な形状、運動状態を持つ。原子核が冷える過程で放射される$$gamma$$線をミニクリスタルボールを使って測定し、励起状態を観測した。この実験によって初めて$$^{132}$$Csから放射される$$gamma$$線を測定し、かつ、形状の異なる4種類の回転状態を測定した。なお、この研究は筑波大学との共同研究である。

論文

High spin states of $$^{62,64}$$Zn

古高 和禎*; 早川 岳人*; 中田 仁*; 初川 雄一; 木寺 正憲*; 大島 真澄; 御手洗 志郎*; 小松原 哲郎*; 松田 誠; 古野 興平*; et al.

Z. Phys., A, 358, p.279 - 280, 1997/00

$$^{62,64}$$Zn核の高スピン状態の性質について調べるために、核融合・粒子蒸発反応$$^{40}$$Ca+$$^{28}$$Siにより励起核を生成し、放出される$$gamma$$線をGe検出器10台を用いて荷電粒子との同時計測により測定した。得られたデータから$$gamma$$線相関行列を作り、$$gamma$$線の連続放出関係から準位図を決定するとともに、その角度相関比から準位のスピン・パリティを決定した。励起エネルギー14MeVに迄達するイラスト準位10個を新たに発見した。これらのイラスト準位の構造を調べるために、R≦3の(0f$$_{5/2}$$1p$$_{3/2}$$1p$$_{1}$$/2)$$^{A-56-R}$$(g$$_{9/2}$$)$$^{R}$$の軌道空間を用いた大規模な殻模型計算を行い、実験データと比較した。この比較から、$$^{62,64}$$Znの高スピンイラスト準位は、g$$_{9/2}$$軌道に核子を励起し、その角運動量を結合することにより生成されており、そのパリティの変化はg$$_{9/2}$$軌道に励起された核子の個数によりよく理解できることを明らかにした。

論文

High-spin states $$^{61}$$Cu

初川 雄一; 早川 岳人*; 古高 和禎*; 中田 仁*; 木寺 正憲*; 石井 哲朗; 大島 真澄; 御手洗 志郎*; 草刈 英栄*; 菅原 昌彦*; et al.

Z. Phys., A, 359, p.3 - 4, 1997/00

Z=N=28近傍原子核の核構造の研究として$$^{61}$$Cuの高スピン状態の研究を行った。重イオン核反応を用いることにより今まで観測されていない高スピン状態を得た。原研タンデム加速器からの$$^{28}$$Siビームを用いて$$^{40}$$Ca+$$^{28}$$Si反応により励起された$$^{61}$$Cuを得た。10台のアンチコンプトンHPGe検出器と荷電粒子検出器(Si-ball)との組み合せにより$$gamma$$-$$gamma$$同時計測を行った。得られた$$gamma$$-$$gamma$$同時計測イベントの解析により約30本の新たな$$gamma$$線を見出した。これらより約9MeVまでの高スピン状態を含むレベルスキームを構築した。さらにDCO解析によりイラストレベルのスピンを決定した。得られた結果はシェルモデル計算と比較を行った。

論文

High-spin states in nuclei at A=60 region

大島 真澄; 古野 興平*; 小松原 哲郎*; 早川 岳人*; 古高 和禎*; 木寺 正憲*; 御手洗 志郎*; 静間 俊行*; 初川 雄一; 石井 哲朗

中重核の構造 (理研シンポジウム), 0, p.72 - 77, 1996/00

筑波大学・九州大学・千葉大学を中心とする大学連合と共同して原研タンデムブースター施設に建設した多重ガンマ線検出器アレイ(ミニクリスタルボール)を用いて、核分光共同実験を行った。今回、共同実験の概要を明らかにすると同時に、最初に行った表題の実験成果を発表する。$$^{62}$$Zn及び$$^{58}$$Ni核の高スピン状態の特徴を述べる。

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