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市橋 芳徳; 平田 実穂
Multipurpose Research Reactors, p.331 - 338, 1988/00
材料試験炉(JMTR)、照射設備および照射後試験設備の概略を紹介して、国際協力の一環として科技庁の海外(近隣諸国)科学者交流計画で材料試験炉部が受け入れた実績などを併せて紹介する。
猪川 浩次; 井原 均; 西村 秀夫; 平田 実穂; 桜木 広隆*; 井戸 勝*; 沢畑 稔雄*; 堤 正順*; 岩永 雅之*; 陶山 尚宏*; et al.
JAERI-M 83-158, 263 Pages, 1983/09
TASTEX Task-Fの基本的目的は、near-real-time核物質計量の考え方が小規模ないし中規模の再処理施設に対して適用出来るかどうかを、東海再処理施設をモデル施設として使いながら検討するということであった。1978年から1979年の間は、PNC東海工場のシミュレーション用数学モデルの作成、およびそれを用いた計量管理シミュレーションによる有効性評価研究を実施し、さらに1980年4月からは提唱したNear-Real-Time核物質計量管理モデルの現場試験を実施して、N.R.T.核物質計量が再処理施設に有効に適用しうることを示した。
西村 秀夫; 猪川 浩次; 平田 実穂; 浅井 三郎*; 広瀬 研吉*
Nuclear Safeguards Technology,Vol.2, p.317 - 330, 1983/00
保障措置の目的を達成するために査察当局が定めるべき試料収去計画はあらゆる転用戦略に対して所定の検知力を持ちかつ必要とされる査察業務量を最小限にとどめるものであることが要請される。測定手法として従来通り非破壊検査法によるアトリビュート測定および被壊検査法によるバリアブル測定を仮定する。従来これら両測定用の収去試料数は大量欠陥による転用に対抗するものとして前者に対し、中量および少量欠陥による転用に対抗するものとして後者に対して求められた。J.Sanbornは中量欠陥による転用に対抗するため両測定の検知力を利用することを提案したが著者達はこれをさらに発展させアトリビュート測定に対しても分散検定および差の検定を導入することにより検知力を最大にすることにより対応するバリアブル測定用試料数を最小とする理論を導出した。またこの理論に対応する査察検認手続きを提案した。低濃縮ウラン加工施設に適用した結果収去試料数を大幅に軽減し得ることが判明した。
J.E.Lovett*; 平田 実穂; 猪川 浩次; R.H.Augustson*
JAERI-M 9186, 46 Pages, 1980/11
TASTEXプロジェクトの下に東海再処理施設の保障措置の改善を目指した研究がなされている。本研究はその一環として実施されたもので、動的計量管理の適用の可否、有効性の有無を検討したものである。動的計量管理モデルとしては、転用検知時間の10日に対応して毎週動的実在庫測定を行なうという「10-day-detection-time model」を提案したが、既設のプラントに適用可能なモデルとして施設者側も受け入れられるものとなっている。このモデルを採用した場合、保障措置能力が如何に改善されるか、どれだけ有効かを評価するため、大規模なコンピューター・シミュレーション・システムを開発し、施設におけるプラント運転と計量管理を模擬した。その結果、現在議論されているIAEAクライテリアをほぼ満足することが判った。
西村 秀夫; 猪川 浩次; 平田 実穂
JAERI-M 9146, 72 Pages, 1980/10
核物質の転用に対する対抗戦略の観点からサンプリング計画を検討した。査察は、そのような計画の下に実施されるものであるとの過程に立ち、査察中ないし査察後に得られた査察データを評価するための方法を開発し、コード化した。このコードは、我が国の国内情報処理システムの一部構成するものである。本コードを高速臨界実験装置の在庫検認に対Lて適用したところ、満足すべき結果を得た。報告書には、その成果を適用例として示している。
猪川 浩次; 吉田 弘幸; 西村 秀夫; 飯島 進; 大杉 俊隆; 平田 実穂
JAERI-M 6729, 36 Pages, 1976/10
計算手法および炉定数セットとして異ったものを用いた場合に、それがガス冷却高速炉の炉物理パラメータにどのような影響をもたらすか、について定量的検討を行なったものである。計算対象として、ピン型燃料のGBR-4を選び、計算手法としては通常拡散計算、衝突確率法による計算およびモンテカルロ計算を採り、炉定数としてはJAERI-FAST-V2、およびRCBN-V3を用いて相互比較計算を行なった。結果として、通常拡散計算は炉心軸方向の中性子ストリーミングに強く影響されない炉物理量の算出には充分適用可能なことが判った。この中性子ストリーミングについては、衝突確率法とモンテカルロ法の間にも不一致があり、今後の検討課題として残った。又、炉定数セットの相異は初期臨界時の反応度計算に対して影響は小さいが、燃料特性に与える影響は比較的大きいことが判った。
佐藤 章一; 森山 昇; 池添 康正; 石井 敏雄; 平田 実穂; 山崎 彌三郎; 団野 晧文; 大島 恵一*
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(6), p.379 - 384, 1973/06
化学反応物質を原子炉内放射線、特に核分裂片により照射するための低温照射ループの設計、建設、運転を行った。ループの主な特徴として、カプセル、ヘリウム循環冷却系および安全性について述べた。20気圧までの気体は、カプセルに入れられ、炉内で+20°から-190Cの間で照射される。エチレンその他の気体が核分裂片照射線量率約20Mrad/hで照射された。この線量率は、バックグランドとなる原子炉からの直接の放射線線量率の数倍にあたり、装置の核分裂片化学反応研究に対する有用さを示す。
柴田 昌文*; 平田 実穂
日本原子力学会誌, 15(6), p.378 - 383, 1973/06
国際原子力機関において作成し、理事国会議において承認された「保障措置モデル協定、INFCIRC/153」による、核燃料管理方式について、説明と評価を行ない、燃焼率測定の保障措置上の位置付けと、保障措置を合理化し、簡素化する上で、燃焼率測定に対し要求する技術開発の問題点を指摘した。
桂木 学; 平田 実穂
ENEA CPL News Letter, (13), p.29 - 40, 1972/00
原研からENEA CPLに昨1971年末に提供したJAERI Fast Setおよび関連高速炉計算コード群に関して概要を解説するよう要求されたので、その要請にしたがって執筆したものである。内容は、歴史的背景、炉定数セットの概念とその作成の方法、関連計算コード群の機能、ベンチマークテスト結果、今後のプランについて解説してある。
団野 晧文; 山崎 彌三郎; 佐藤 章一; 森山 昇; 岡本 次郎; 浜ノ上 熊男; 池添 康正; 徳永 興公; 大島 恵一*; 清瀬 量平*; et al.
JAERI-M 4446, 46 Pages, 1971/05
核分裂片による化学反応を動的に研究し、化学原子炉研究の基礎データを得るための炉内反応装置として流動ループの概念設計研究を行った。JRR-4設置を仮定し、可能な炉内放射線の場に反応器を置いた場合の、反応器の発熱、反応比率の計算を行った。反応器の除熱を考えて、冷却ガスを外側に流す外部冷却型反応器と、反応ガス自体で除熱する内部冷却型反応器を考え、それぞれの温度分布を推定した。ガス中の核分裂生成物量も評価した。更に、JRR-4炉室等を基礎に、具体的なフローシートを、ヘリウム冷却型反応器に、窒素ガスを主とする反応ガスを流すことを考えて設計した。
弘田 実弥; 桂木 学; 平田 実穂
ANS Transctions, 13(1), 293 Pages, 1970/00
抄録なし
吉田 博之; 平田 実穂
Intern.Conf.On Fast Reactor Rhysics,London, p.257 - 271, 1970/00
抄録なし
石黒 雄二; 平田 実穂; 綾尾 慎治
Journal of Nuclear Science and Technology, 6(6), p.341 - 343, 1969/01
被引用回数:0抄録なし