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論文

エチレンの放射線重合反応におよぼす溶媒の影響

町 末男; 藤岡 修二*; 鍵谷 勤*

工業化学雑誌, 70(3), p.388 - 390, 1967/00

本報では、各種の溶媒の存在下でエチレンの高圧放射線重合反応を行ない、重合速度および重合物の重合度に対する溶媒の種類の影響を調べ、溶媒の作用について検討した。重合反応は内容積100mlのステンレス鋼(SUS-27)の耐圧容器内で、圧力300kg/cm$$^{2}$$、温度24~26$$^{circ}$$C、線量率2.5$$times$$10$$^{4}$$rad/hrの条件下で溶媒50mlを用いて行なった。メタノール、エチルエーテル、酢酸エチルを溶媒とした場合には重合速度は比較的大きく、1~5gポリマー/l・hrである。一方、n-ヘキサソ、トルエソ、キシレンを用いた場合には重合速度は小さく、0.05~0.2gポリマー/l・hrであることが見出された。G$$_{R}$$(放射線によるラジカル生成のG値)の大きい溶媒を用いた場合は重合速度は大きく、G$$_{R}$$の小さい溶媒の場合には重合速度は小さい。これらの結果は、溶媒存在下のエチレン放射線重合反応においては開始ラジカルは溶媒およびモノマーから生成し、その速度定数は溶媒とモノマーのG$$_{R}$$に比例するという考えによって説明し得る。

報告書

放射線によるエチレンの高重合反応

後藤田 正夫; 町 末男*; 山本 康夫*; 藤岡 修二*; 萩原 幸; 鍵谷 勤*

JAERI 4031, 112 Pages, 1965/03

JAERI-4031.pdf:5.32MB

放射線によるエチレン高重合反応についての、基礎的および工学的研究を開始するにあたって、現在までにおこなわれてきた、放射線重合を含めたラジカルおよびイオン重合に関する基礎的研究ならびに工業的方法などを調査検討し、まとめた。エチレンの重合は1933年にラジカル開始剤を用いた、高圧高温下の重合にはじまり、1953年にはいわゆるチーグラー触媒の発見でイオン重合も可能になった。一方、放射線による重合の研究は1952年から始められた、本報告では、第I編には前2者についての研究を収め、第II編には放射線重合の研究を紹介した。いずれも重合反応の基礎的研究とポリマーの物性および工業的製造法に大別してのべた。

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