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Catumba, G.*; 平口 敦基; Hou, W.-S.*; Jansen, K.*; Kao, Y.-J.*; David Lin, C.-J.*; Ramos, A.*; Sarkar, M.*
Physical Review Research (Internet), 6(4), p.043172_1 - 043172_12, 2024/11
様々な表現の物質場と結合するゲージ理論は、物理学の様々な分野で重要な役割を果たしている。最近、銅酸化物超伝導体の最適ドーピング近傍の興味深い擬ギャップ相のいくつかの側面が、発現したSU(2)ゲージ対称性によって説明できるかもしれないことが提案された。ホールドーピングによる転移付近では、4つの随伴スカラー場と結合した(2+1)次元SU(2)ゲージ理論を構築することができ、異なる破れた対称性を持つ様々な相が存在する豊かな相図を与える。我々は、ハイブリッドモンテカルロ法を用いて、ユークリッド格子上でこのモデルの相図を研究した。その結果、これまでの平均場の研究で予言されていたように、対称性が破れた複数の相が存在することがわかった。4点相互作用によって、摂動論の範囲ではこの理論のSU(2)ゲージ対称性はU(1)かに分解される。さらに、我々はこの理論における閉じ込め-非閉じ込め転移を評価し、我々が研究した格子体積の範囲では、どちらの破れた相も非閉じ込め相であることを見いだした。しかしながら、ポリヤコフループの振る舞いには2つの相で顕著な違いがあることがわかった。
Catumba, G.*; 平口 敦基; W.-S. Hou, G.*; Jansen, K.*; Kao, Y.-J.*; David Lin, C.-J.*; Ramos, A.*; Sarkar, M.*
Proceedings of Science (Internet), 453, p.362_1 - 362_7, 2024/11
本研究では、最近Sachdevらによって最適ドーピング付近の銅酸化物超伝導体の物理を説明するために提案された、随伴表現の4つのヒッグス場を持つ3次元SU(2)ゲージ理論を議論する。この理論の閉じ込め相は通常のフェルミ液体相に対応し、ヒッグス相は銅酸化物の擬ギャップ相に対応しており、我々はハイブリッドモンテカルロ法を用いて理論の相図を調査した。我々は、先行研究の平均場での計算に定性的に従う様々な相の存在を発見し、銅酸化物におけるそれらの役割について議論する。さらに、閉じ込め非閉じ込め相転移を調べるためにポリヤコフループの振る舞いを調べ、ヒッグス相が安定な非閉じ込め相を持つことを見いだした。
Catumba, G.*; 平口 敦基; W.-S. Hou, G.*; Jansen, K.*; Kao, Y.-J.*; David Lin, C.-J.*; Ramos, A.*; Sarkar, M.*
Proceedings of Science (Internet), 453, p.87_1 - 87_9, 2024/11
本研究では、ゲージ場と相互作用する一般的な2ヒッグスダブレット模型を格子ゲージ理論で議論する。秩序変数の代わりとしてゲージ不変の大域的観測量を計算することにより、この模型の相図を調べた。それぞれの相において、裸の結合定数の組み合わせや対称性の破れのパターンを変えて理論のスカラー粒子およびベクトルボソン粒子の質量の評価を行なった。またスケール設定と走るゲージ結合定数の決定は、ウィルソンフロウの計算によって行なった。
Kozulin, E. M.*; Knyazheva, G. N.*; Itkis, I. M.*; Itkis, M. G.*; Mukhamejanov, Y. S.*; Bogachev, A. A.*; Novikov, K. V.*; Kirakosyan, V. V.*; Kumar, D.*; Banerjee, T.*; et al.
Physical Review C, 105(1), p.014607_1 - 014607_12, 2022/01
被引用回数:23 パーセンタイル:95.56(Physics, Nuclear)Asymmetric fission in the neutron-deficient Hg region was first observed about 10 years ago at ISOLDE, and caused a revision of the current understanding of fission in this region. In this work, the fission of Hg and
Pd were studied using the time-of-flight spectrometer CORSET at the Flerov Laboratory in Dubna. The observed fission fragments mass distributions of the different isotopes suggest the presence of four concurrent fission modes, one symmetric and three asymmetric fission modes. The asymmetric modes differ in the total kinetic energies and fragment mass splits. These results point out the existence of a well deformed proton shell at
=36 and a less deformed proton shell at
=46.
Bogachev, A. A.*; Kozulin, E. M.*; Knyazheva, G. N.*; Itkis, I. M.*; Itkis, M. G.*; Novikov, K. V.*; Kumar, D.*; Banerjee, T.*; Diatlov, I. N.*; Cheralu, M.*; et al.
Physical Review C, 104(2), p.024623_1 - 024623_11, 2021/08
被引用回数:28 パーセンタイル:94.70(Physics, Nuclear)Hg及び
Pb核の非対称及び対称核分裂モードの研究のため、
Ar +
Sm,
Ca +
Sm反応で生成した
Hg及び
Pbの質量-エネルギー分布の測定を行った。クーロン障壁エネルギー近傍のエネルギーにおいて、質量-エネルギー分布は二重アーム飛行時間型スペクトロメータCORSETを用いて測定し、以前に測定した
Pb同位体と比較した。結論として、
Hgと
Pb核の非対称核分裂の研究特性はZ
36では変形した陽子殻の存在を、Z
46では変形しない陽子殻の存在を指摘した。