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報告書

東濃鉱山及び正馬川・柄石川流域の湧水点踏査確認業務

中司 龍明*; 豊島 賢治*; 池田 雅俊*

JNC TJ7440 2000-011, 167 Pages, 2000/03

JNC-TJ7440-2000-011.pdf:13.09MB

本業務は、核燃料サイクル開発機構東濃地科学センターが東濃鉱山流域, 正馬川流域, 柄石川流域の3流域で行っている水収支観測による降雨の地下への浸透量算出(水収支法)において、浸透量算出値の精度を規制する地下貯留量変化を把握し、地下水浸透流解析を実施する際の上部境界条件の1つとなる地下水位面のデータを面的に把握するため、渇水期(冬季)における湧水点を確認したものである。本報告書では、渇水期(冬季)における湧水地点の資料の作成することで、既存の地下水位観測データと湧水確認地点標高、既存の地質図と湧水確認地点からそれぞれ相互の整合性を確認できた。これにより水位観測データの信頼性評価や表層付近の地質分布と湧水機構の関連性評価、ひいては水理調査における初期段階での地質踏査の重要性について整理している。結果として、地質踏査および湧水点確認踏査を詳細に行うことにより、観測孔を掘削しなくても、ある程度は自由地下水位面を把握でき、浸透量算出(水収支法)の精度に影響する上、信頼性を上げられることが見いだせた。最後に、地質踏査、湧水点踏査などは、概査、精査など目的に応じて内容を区分して整理することで、地質、地下水位相互の整合性を確認でき、今後、各調査対象地において比較的安価に地質概況、地表近くの水理状況を把握できる有効な手段の一つであると確認できた。

報告書

屈折法弾性波探査におけるインバージョン解析と統計的速度区分

八野 祐二*; 中司 龍明*

JNC TJ7440 2000-004, 52 Pages, 2000/03

JNC-TJ7440-2000-004.pdf:12.62MB

本報告書は、月吉断層規模の地質構造について、通常の屈折法で用いられる萩原の方法で解析した場合と、インバージョン技術で解析した場合とで、解析精度の違いの有無を確認し、断層調査への適用性を把握するために、既存データによる再解析を実施したものである。屈折法弾性波探査の速度走時を、統計的および定量的に整理して、従来法での速度層区分の品質保証資料の作成を試み、合わせてインバージョン技術を応用した解析と品質面での比較を行った。また、月吉断層の物理的性質をパラメータとした感度解析結果から、断層の検出を目的とした場合の適切な調査計画について整理した。結果として、萩原の方法とインバージョン法とでは、観測走時と理論走時との全体的な誤差はそれほど変わらないが、インバージョン法は断層の幅や傾き等の詳細な地質構造を把握できる可能性があるという結果が得られた。最後に、インバージョン法の中で今回用いた手法では、その連続体を仮定した解析原理から、急激な速度境界面の解析には不向きで、物理探査における屈折法探査としては、萩原の方法と併用して行く必要があると考えられる。また、地質技術者が屈折法の解析断面図を地質構造解釈する場合に、今までの萩原の方法で3$$sim$$4層程度に解釈された図に対しては慣れているが、今回のインバージョン法で得られる多層速度構造に対しては、地質パターンと速度構造とを対応付けるため、経験を積み重ねる必要があると考えられる。

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