検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 7 件中 1件目~7件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

ヘリウムイオンビームを照射したイチゴからの耐塩性系統の選抜

千葉 直樹*; 荒川 梢*; 板橋 建*; 中村 茂雄*; 高橋 信行*; 岩崎 泰永*; 吉原 亮平; 野澤 樹; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2009-041, JAEA Takasaki Annual Report 2008, P. 72, 2009/12

イチゴは耐塩性の低い作物であり、土壌中の過剰な塩類は収量と品質に悪影響を及ぼす。本研究では、イオンビームを利用した突然変異により、イチゴの耐塩性が改良できるかを試験した。イチゴ品種「もういっこ」と「章姫」の腋芽を含む切片に、ヘリウムイオンを照射し、選抜培地による塩分ストレス条件下でM1世代の生育経過を観察した。非照射及び耐塩性を獲得していない照射株は、生育抑制と葉枯れが見られたのに対して、耐塩性を獲得した変異株は、塩化ナトリウム無添加培地で生育した非照射株と同程度に生育し、葉枯れの程度も軽微であった。今後は、野外施設においてナトリウム濃度を100mM程度に設定して、イチゴ変異株の高次選抜を行う予定である。

論文

イオンビームを利用したイチゴの突然変異誘発

千葉 直樹*; 荒川 梢*; 中村 茂雄*; 岩崎 泰永*; 吉原 亮平; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 78, 2008/11

イチゴの栽培は、促成品種の導入と施設栽培技術の発達により収穫期間が前進化し、かつ長期化している。本研究ではイチゴ品種の変異拡大を目的として、イチゴに対するイオンビームの適正線量を測定するとともに、イオンビーム照射が花房の発生時期に及ぼす影響を調査した。イチゴ品種は「もういっこ」を用いた。無菌培養で増殖した腋芽を含む切片に対してヘリウムイオンあるいは炭素イオンを照射した。イオンビームに対する再生率の線量反応を調査した結果、ヘリウムでは16Gy、炭素では32Gyより高い線量で再生率が低下した。イチゴの再生率に影響がない炭素イオンの8Gyと16Gy照射処理区から、合計286株のM1世代を得た。無処理区で最も早い着蕾日は1月4日であった。この日より早く着蕾した8Gy処理12株と16Gy処理8株の合計20株を選抜株とした。今後、収穫期間における花房発生の連続性や収量・品質等について継続的に調査を行う。

論文

Mutation induction of asiatic hybrid lily and ${it Lilium}$ $$times$$ ${it formolongi}$ Hort. using ion beam irradiation

千葉 直樹*; 荒川 梢*; 中村 茂雄*; 鈴木 誠一*; 横田 裕一郎; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 77, 2008/03

スカシユリ(Asiatic hybrid lily)は、赤,桃,橙,黄等の花色で球根により繁殖し、シンテッポウユリ(${it Lilium}$ $$times$$ ${it formolongi}$ Hort.)は白花で種子繁殖性の園芸植物である。本試験では品種改良を目的に、スカシユリ(ロリーポップとチャンティの2品種)とシンテッポウユリに対して、イオンビームによる突然変異を誘発し、花の諸形質における遺伝的変異の拡大をねらった。その結果、スカシユリでは花色に関する6系統の変異体が得られた。ロリーポップの変異体4系統はすべて花の白色化であった。チャンティでは花色の変異体と、花被片の先端が白い変異体が得られた。ロリーポップにおいて、炭素イオンとヘリウムイオンの効果を同線量で比較した場合、突然変異率は炭素イオンが高い傾向にあった。シンテッポウユリのM1世代では、変異体が観察されなかった。M2世代では花色等の変異はなかったが、花粉が生産されない2系統の変異体を得ることができた。

論文

イオンビーム照射によるスカシユリの突然変異誘発

千葉 直樹*; 荒川 梢*; 中村 茂雄*; 鈴木 誠一*; 安達 芳則*; 横田 裕一郎; 長谷 純宏

JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 92, 2007/02

スカシユリは、東アジア一帯に自生する原種に由来する交配群である。これまでに花の色素の組合せや、花弁の斑点の数を少なくすることを主要な育種目標とし、品種が開発されてきた。しかし、既にほとんどの交配可能な組合せで育種が行われているため、近年では新規性の高い品種が作出困難な状況にある。そこで、イオンビームを利用した突然変異育種により、新たなスカシユリの育種母本の作出を試みた。無菌培養で育成した黄色系スカシユリ品種のりん片に、炭素イオンを照射し、その後りん片から形成した球根を培養して、突然変異系統M1世代を育成した。これらを圃場で栽培開花時に形質の変化を調査した。スカシユリの花皮片は、大きく開いているのが特徴であるが、開花後も花皮片が筒状の突然変異が見られた。花色の突然変異については、黄色が濃くなったM1系統が出現した。また、全く斑点がないか、その数が減少していたM1個体を8系統得た。

論文

サイクル機構東海事業所のリスクコミュニケーションの取組み -住民との対話について-

米澤 理加; 野村 茂雄; 中村 博文; 菖蒲 順子

保健物理, 39(1), p.26 - 31, 2004/00

東海事業所は、地域住民の原子力への信頼回復を目指し、2001年1月に「リスクコミュニケーション研究班」を設置し、リスクコミュニケーションの研究に取組んでいる。研究は、住民意識の分析、リスク認知とリスクメッセージ、新たなコミュニケーション方法、従業員の意識調査などについて検討し、一部実践も行ってきた。特に、住民と直接対話する「さいくるフレンドリートーク」を新たに発案、実施してその効果の評価を行った。

口頭

イオンビームを利用したスカシユリの突然変異誘発

千葉 直樹*; 荒川 梢*; 中村 茂雄*; 鈴木 誠一*; 足立 陽子*; 横田 裕一郎; 長谷 純宏; 鳴海 一成

no journal, , 

スカシユリは、東アジア一帯に自生する原種に由来する交配群である。これまでに花の色素の組合せや、花弁の斑点の数を少なくすることを主要な育種目標とし、品種が開発されてきた。しかし、既にほとんどの交配可能な組合せで育種が行われているため、近年では新規性の高い品種が作出困難な状況にある。そこで、イオンビームを利用した突然変異育種により、新たなスカシユリの育種母本の作出を試みた。その結果、スカシユリの花皮片は、大きく開いているのが特徴であるが、同属別種のテッポウユリのように、開花後も花皮片が筒状の突然変異が見られた。花色の突然変異については、黄色が濃くなったM1系統が出現した。花皮片の斑点の数は、一般に多すぎると好まれない傾向にある。本調査では斑点が変化した8系統のM1を得た。これらの花皮片には全く斑点がないか、その数が減少していた。

口頭

ヘリウムイオン照射により誘発されたイチゴ突然変異体からの耐塩性系統の選抜

千葉 直樹*; 板橋 建*; 荒川 梢*; 中村 茂雄*; 高橋 信行*; 岩崎 泰永*; 野澤 樹; 吉原 亮平; 長谷 純宏; 鳴海 一成

no journal, , 

イチゴは耐塩性の低い作物であり、土壌中の過剰な塩類は収量と品質に悪影響を及ぼす。本研究では、イオンビームを利用した突然変異により、イチゴの耐塩性が改良できるかを試験した。イチゴ品種「もういっこ」と「章姫」の腋芽を含む切片に、ヘリウムイオンを照射し、選抜培地による塩分ストレス条件下でM1世代の生育経過を観察した。非照射及び耐塩性を獲得していない照射株は、生育抑制と葉枯れが見られたのに対して、耐塩性を獲得した変異株は、塩化ナトリウム無添加培地で生育した非照射株と同程度に生育し、葉枯れの程度も軽微であった。今後は、野外施設においてナトリウム濃度を100mM程度に設定して、イチゴ変異株の高次選抜を行う予定である。

7 件中 1件目~7件目を表示
  • 1