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論文

Analysis of (n, $$alpha$$) reaction by use of modified TNG code

柴田 恵一; 原田 吉之助*

Nuclear Data for Science and Technology, p.485 - 488, 1988/00

アルファ粒子放出過程をより物理的に取り扱えるように核模型コードTNGを改定した。オリジナルコードではアルファ粒子は構造のない1粒子として扱われていた。本研究では、アルファ粒子の内部波動関数の情報は形式因子の中に含まれる。そして、アルファ粒子放出に関し、残留核の状態密度は中性子、陽子に対する状態密度と形成因子の積であらわされる。形式因子は軌道角運動量に依らないでコード化が容易である。14MeVで$$^{56}$$Feのアルファ粒子放出断面積を計算し、今回の改良の妥当性を確認した。また、$$^{63,65}$$Cuの(n,$$alpha$$)反応放射化断面積を計算した。

論文

Enhancement of the subbarrier fusion reaction due to neck formation

岩本 昭; 原田 吉之助

Z.Phys.,A, 326, p.201 - 211, 1987/00

ネック形成の機構に基ずき、クローン障壁以下の重イオン核融合断面積を計算した。ネック形成前と形成後のポテンシャルはKrappe達の方法で計算し、その間の遷移は摂動計算した。2つの重イオンの核間距離は虚数時間を使い半古典的に計算した。この定式化を質量対象の6つの重イオン核融合に応用して、実験を良く再現できた。この計算によると、入射のフラックスの約1割がネック形成に寄与している。

報告書

JAERI TANDEM Annual Report; 1983

原田 吉之助; 鹿園 直基; 丸山 倫夫; 小沢 国夫; 田中 茂也; 岡下 宏

JAERI-M 84-129, 120 Pages, 1984/07

JAERI-M-84-129.pdf:3.16MB

本年次報告は、原研タンデム加速器で1983年4月1日から1984年3月31日までの間に行なわれた研究活動をとりまとめたものである。32篇の小論文、公表された文献、関与した職員及び大学との協力研究のリストを収録している。

報告書

タンデム領域の重イオン核物理、核化学の研究会報告書

原田 吉之助; 鹿園 直基; 竹腰 英子; 岩本 昭; 馬場 澄子; 久保野 茂*; 野村 亨*; 岸本 照夫*

JAERI-M 84-085, 105 Pages, 1984/05

JAERI-M-84-085.pdf:2.98MB

1984年1月9日から11日の3日間、タンデム領域の重イオン核物理・核化学の研究会が日本原子力研究所東海研究所において開催された。研究会には日本原子力研究所および所外の研究所、大学の核物理、核化学部門の約50人が参加し、30の研究報告がなされた。これらの報告書には最近集中的に開発されたレビュとトピックス、そしてJAERIタンデム加速器により得られた新しい結果が含まれている。子の報告書は研究会が発表された研究報告書をまとめたものである。

論文

An Extension of generalized exciton model and calculation of(p,p′)and(p,$$alpha$$)angular distributions

岩本 昭; 原田 吉之助

Nuclear Physics A, 419, p.472 - 496, 1984/00

前平衡状態からの軽粒子放出に関する模型とそれに基づく数値計算を示す。第1の模型は、一般化したエキシトン模型を拡張して基本的な核子、核子散乱の運動学を正しく取り入れるようにしたものである。この一般化にもかかわらず、最終的な断面積の式が簡単に求まることが示され、(p,p')反応に対して数値計算を行った結果、従来の計算を改良することが示された。第2の模型は複合軽粒子放出の角分布を計算する模型である。我々が既に発表したエネルギースペクトルの計算法と、この論文の第1の模型を結合して断面積の定式化を行った。これを種々の(p,$$alpha$$)反応について数値計算した結果、2重微分断面積の実験データを非常によく再現することが示された。

報告書

JAERI Tandem Annual Report 1982; September 1,1981-March 31,1983

原田 吉之助; 庭園 直基; 丸山 倫夫; 小沢 国夫; 田村 務; 田中 茂也

JAERI-M 83-095, 125 Pages, 1983/06

JAERI-M-83-095.pdf:3.58MB

本年次報告は、原研タンデム加速器で1981年9月1日から1983年3月31日までの間に行われた研究活動をとりまとめたものである。38篇の小論文、公表された文献、関与した職員及び大学との協力研究のリストを収録している。

報告書

Shell Model Calculation of Alpha-Formation Factor for use in Pre-Equilibrium Alpha Emission

殿塚 勲*; 岩本 昭; 原田 吉之助

JAERI-M 83-057, 6 Pages, 1983/03

JAERI-M-83-057.pdf:0.21MB

前平衡状態からのアルファ粒子放出を計算する際に必要となる、4個の核子のどのような配位からアルファ粒子が形成されるかを表わす因子Fe,mを殻模型に従い計算した。ここでlはフェルミ面以上の核子数、mはフェルミ面以下のもので、l+m=4である。調和振動子模型による数値計算をした結果得られたFe,mの値は、以前に岩本・原田の論文で計算されたフェルミガス模型に基づく半古典的な値と、非常によく一致することが分った。これにより半古典的な模型の基礎づけがされると同時にFe,mが計算に用いる原子核の模型に余り依存せずに求まることが分り、それの応用上の有用性を示した。

論文

Pre-equilibrium description of fast light particle emission in heavy-ion reactions

大塚 孝治; 原田 吉之助

Phys.Lett.,B, B121, p.106 - 110, 1983/00

重イオン核反応に於ける高速粒子放出を前平衡過程として記述する。軽い重イオンの入射粒子と、重いターゲットの間の核反応が、〔入射エネルギー〕/〔入射原子核の質量数〕≦10MeVのエネルギー領域で考えられた。このような核反応で放出される、陽子、アルファ粒子、重陽子、及び三重水素原子核のエネルギー・スペクトルが計算された。この計算は、エキシトル模型を拡張することによって行われ、核融合反応を完成させるのに必要な時間が無視できる程短くはない、という事も考慮されている。一例として、$$^{1}$$$$^{4}$$N+$$^{1}$$$$^{8}$$$$^{1}$$Taの反応が入射エネルギー=115MeVの所で調べられ、実験の粒子放出スペクトルの形状がよく説明された。

論文

Pre-equilibrium emission of light composite particles in the framework of the exciton model

佐藤 憲一*; 岩本 昭; 原田 吉之助

Physical Review C, 28(4), p.1527 - 1537, 1983/00

 被引用回数:81 パーセンタイル:92.78(Physics, Nuclear)

岩本-原田の論文で提唱され、(p,$$alpha$$)反応に対して応用された複合軽粒子放出に対するエキシトン模型を、数十MeVの入射エネルギーでの(p,d)、(p,t)および(p,$$^{3}$$He)反応のエネルギースペクトルに対して計算して実験値と比較した。その結果、これらの反応の主たる断面積は平衝化の過程の途中で起るpick-up反応から生じていることが分り、かつ実験値を良く再現することが示された。特に(p,t)と(p,$$^{3}$$He)反応においては(p,$$alpha$$)反応の場合と同程度の良い結果が得られ、それらの相対的な断面積の比も良く再現された。これらの結果より、我々の模型で仮定した単純な反応機構が、前平衝状態からの複合軽粒子の放出を記述するのに非常に有効であることが示された。

報告書

第2回原子衝突と重イオン核反応合同研究会報告書

原田 吉之助*; 小沢 国夫; 上坪 宏道*; 野村 亨*; 栗屋 容子*; 渡部 力*

JAERI-M 82-159, 184 Pages, 1982/11

JAERI-M-82-159.pdf:5.71MB

「原子衝突と重イオン核反応」の第2回合同研究会が1982年の春に東京で開催された。この合同研究会は、大型加速器の進歩と整備に伴い、加速器を利用する原子衝突と重イオン核反応の2大研究分野に横たわる共通の物理的問題点を明確にし、研究推進のための今後の展望を得る事を目的とした。研究会は両分野の研究者約50名が参加し、16編の発表とその討論が行われた。本報告書は、これを取りまとめ編集したものである。内容は、総合報告2編と、最近目覚しい進歩を遂げている。14のトピックスに就いての包括的研究で構成されている。

論文

Mechanism of cluster emission in nucleon-induced preequilibrium reactions

岩本 昭; 原田 吉之助

Physical Review C, 26(5), p.1821 - 1834, 1982/00

 被引用回数:196 パーセンタイル:97.95(Physics, Nuclear)

陽子又は中性子が入射して起る核反応のうちで、複合核反応と直接反応の中間的な反応があり、これを取扱う理論としてエキシトン模型がある。これに基く計算は(P,P')反応などでは成功したが、(P,$$alpha$$)反応などのように複合粒子が放出される反応に対しては適切な定式化がされていなかった。我々はこの定式化を試み、特に放出複合粒子の内部状態を考慮するという点で従来の模型を拡張した。この定式化に基き(P,$$alpha$$)反応に対する数値計算を行い、この結果従来の計算ではうまく出せなかった高エネルギーのアルファ粒子の断面積およびスペクトルの形の実験値を計算で再現できることを示した。

論文

シグマ委員会における核データ収集・評価の活動; 昭和54,55年度の作業報告

松本 純一郎; 菊池 康之; 飯島 俊吾*; 関 雄次*; 原田 吉之助; 五十嵐 信一

日本原子力学会誌, 24(2), p.122 - 130, 1981/00

シグマ特別専門委員会では、その活動状況を2年毎に日本原子力学会誌に報告しているが、これはその第9回目のもので昭和54、55年度の核データ収集・評価活動の報告書である。まず、シグマ委員会内の3つの作業グループ、(1)核データ専門部会、(2)炉定数専門部会、(3)核構造崩壊データ専門部会のそれぞれの2年間の作業実績を簡単に報告し、次いでJENDL-3(Japanese Evaluated Nuclear Data Library,Version3)の検討小委員会の調査報告、およびその他の国内活動、国際会合について述べている。そしてハイライト的な話題として、今回は特にJENDL-2の進歩状況と、これを用いた積分テスト結果の成果と問題点について、および実験データの評価に成果のあった崩壊熱総和計算用のデータ・ライブラリーの整備および結果について報告をしている。

論文

A Numerical analysis of the heavy-ion reaction based on the linear response theory

佐藤 憲一*; 山路 修平*; 原田 吉之助; 吉田 思郎*

Z.Phys.,A, 290(2), p.149 - 156, 1979/00

2つの原子核間の距離と変形を集団運動座標と採用し、2次元の摩擦を含む古典的運動方程式を解いた。摩擦力は線型応答理論に基づき計算したもの(Z.physik A288,383(1978))を用いた。質量とポテンシャルは、それぞれ流体および液滴模型で計算したものを用いた。入射エネルギー120MeVの$$^{2}$$$$^{0}$$Ne+$$^{2}$$$$^{8}$$Si系に対する計算結果は、エネルギー損失と角度分布はよく実験データを再現し、入射チャネルで扁平な形状に、出射チャネルで偏長な形状に原子核が変形していくことを示している。

論文

Microscopic calculation of friction in heavy ion reaction using linear response theory

佐藤 憲一*; 岩本 昭; 原田 吉之助; 山路 修平*; 吉田 思郎*

Z.Phys.,A, 288(4), p.383 - 390, 1978/00

重イオン核反応においては、入射エネルギーの殆ど全部が失われるような深層非弾性数乱が起こる。この現象に対して、古典的な摩擦模型が導入され定性的な理解に一応成功しているが、微現的な研究はまだされていない。本論文は、線型応答理論を二中心殻模型に適用し、$$^{2}$$$$^{8}$$Si+$$^{2}$$$$^{0}$$Neの系について、摩擦係数を微現的に解析したものである。二つの重イオン間の相対距離、各々の核の変形を集団運動の座標として選び、これらの座標に対する摩擦係数を計算した。摩擦係数は、核の表面で大きな値をもつこと、核の変形の自由度は摩擦係数の値に重要な影響を与えることを指摘している。

論文

原研20MVタンデム加速器

塚田 甲子男; 原田 吉之助

日本原子力学会誌, 19(10), p.660 - 666, 1977/10

 被引用回数:0

20MVタンデム・バン・デ・グラーフ型加速器が現在、日本原子力研究所に建設中である。この加速器には荷電搬送方式としてペレット・チェーンが用いられ、縦型の折り返し型タンデムである。4種のイオン源が設置され、水素からウラン迄のイオンが加速可能である。加速エネルギー及びイオン電流は、夫々水素では40MeV、5$$mu$$A、塩素では約200Mev、0.5P$$mu$$Aの予定である。主として、「燃料・材料の研究」「超ウラン元素の研究」「重イオン核物理の研究」「中性子核データの測定」に用いられる。

論文

On the focussing effect and the large energy loss in the quasi-fission reaction

岩本 昭; 原田 吉之助

Phys.Lett.,B, 68(1), p.35 - 39, 1977/01

重イオン反応での深非弾性反応のうち、非常に重い核同志の衝突で典型的に見られる準核分裂反応について、理論計算を行なった。 この反応では、角分布が鋭いピークを示すこと(フォーカス効果)と、エネルギー損失が非常に大きいことが実験で知られているが、これを理論計算で再現することは従来成功していなかった。 我々はこれをBondorfその他の人々によって開発された古典近似による計算法を改良して計算を行なった。 改良的は、原子核の変形の自由度を簡単な模型に基づいて採り入れた点にある。この結果、前述した2つの特徴を系統的に再現することに成功した。

論文

Potential energy surfaces for the fission of the actinide nuclei

岩本 昭; 山路 修平*; 末包 昌太*; 原田 吉之助

Progress of Theoretical Physics, 55(1), p.115 - 130, 1976/01

 被引用回数:56

二中心殻模型を用いて、アクチナイド領域核の核分裂の性質を調べた。計算は質量数232から252に到る約30の核種につき行ない、Strutinskyの方法でポテンシャルエネルギー表面を求めた。特に核分裂の第2障壁付近における分裂片質量の非対称性について詳細に調べた結果、非対称変形によってポテンシャルエネルギーは大部分の核において2~3MeV下がることが分った。又このようにして求まった第2障壁、第2極小点及び第1障壁の高さは、実験値をほぼ再現している。さらに特徴的な結果は、実験的には古くから知られていた事実-非対称分裂の際、重い分裂片の質量は親核の質量によらずほぼ一定になる-をうまく再現できることである。この性質が生じた原因を、一粒子エネルギーの振舞いを通して説明した。

論文

Asymmetric fission of $$^{2}$$$$^{3}$$$$^{6}$$U

岩本 昭; 末包 昌太*; 山路 修平*; 原田 吉之助

Progress of Theoretical Physics, 51(5), p.1617 - 1619, 1974/05

 被引用回数:2

二中心穀模型を用いて、$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{6}$$Uの核分裂の計算を行なった。最初に、対称分裂の配位につき、Strutinskyの方法に従って全ポテンシャルエネルギーを二中心穀模型のエネルギーを用いて求めた。この結果を分裂片間の距離と分裂片の変形を二軸とする等ポテンシャル面図で表わして、基底状態、第一障壁、第二極小点、第二障壁等の位置及び高さを決定した。次に分裂片質量の非対称より来る効果を調べるため、分裂片の質量比を新たなパラメーターとして、上記の各特異点で計算を行なった。その結果、基底状態、第一障壁、第二極小点では、対称分裂がエネルギー的に有利であることが分った。しかし第二障壁では、質量比が約1.5あった場合に最もエネルギーが得になり、非対称分裂が起ることを示した。さらに、第二障壁の高さも、非対称性を入れることにより、実験値をよく再現した。

報告書

「重イオンによる原子力の研究」に関する研究会報告

原田 吉之助; 田中 茂也; 竹腰 英子; 丸山 倫夫; 菊池 武雄; 大野 新一; 上野 馨; 馬場 宏

JAERI-M 5567, 364 Pages, 1974/03

JAERI-M-5567.pdf:12.51MB

「重イオンによる原子力の研究」に関する研究会が1973年10月25日から27日まで原研東海研究所で開催された。研究会には原研および所外の研究者約150名が参加し、次の3部について討論がなされた。第1部:重イオンによる照射損傷、チャネリング、イオンインプランテーション、重イオン放射線化学、重イオン原子物理、第2部:大型重イオン静電加速器、重イオン源、荷電変換、ピーム利用技術、第3部:重・超重元素の核特性、重・超重元素の化学、重イオンによるRI生成。本報告書は第1、第2、第3部において発表された総合報告、ショート・トーク、コメント52篇をまとめたものである。

論文

Ml core polarizabilities of the 8$$^{+}$$ and 6$$^{+}$$ states in $$^{2}$$$$^{1}$$$$^{0}$$Po

殿塚 勲*; 佐々木 潔*; 原田 吉之助

Journal of the Physical Society of Japan, SUPPL.34, p.475 - 478, 1973/00

本年9月4日より8日までの5日間、大阪で開かれる核モーメントと核構造の国際会議に提出する論文である。$$^{2}$$$$^{1}$$$$^{0}$$Poは$$^{2}$$$$^{0}$$$$^{9}$$Biと比べて陽子を1個余計に有する原子核であるので、磁気能率の値は重要な影響を与えるM1芯偏極度が2つの原子核において異なると考えられる。この論文では2つの原子核におけるM1芯偏極度の相異を定量的に計算した結果が述べられている。結果は、$$^{2}$$$$^{0}$$$$^{9}$$Biの磁気能率と比べて、$$^{2}$$$$^{1}$$$$^{0}$$Po(8$$^{+}$$)のそれは余り差異が大きくないが、$$^{2}$$$$^{1}$$$$^{0}$$Po(6$$^{+}$$)のそれは実験的に測定可能なくらいの差異をもつことを示している。

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