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鈴木 篤彦*; 唐沢 博一*; 塩山 勉*; 小舞 正文*
PNC TJ9164 98-006, 150 Pages, 1998/02
高速増殖炉原子炉内ナトリウム中において沸騰音を検出するための炉内音響検出計の成立性の評価のため、音源重量法を用いた解析コード(SOSUM)により、集合体内部及び炉心上部での音響伝播解析を行った。平成8年度は、解析モデルとして、燃料集合体・炉内構造物のモデル化を行い、炉心中心からの沸騰音等の異常音の炉内伝播状態について燃料集合体内とプレナム部の音響伝播の2段階に分けて解析を実施した。平成9年度は、燃料ピンの音響伝播への影響を確認するため、ワイヤをモデル化して集合体内部及び炉心上部での音響伝播を解析した。音響伝播解析では解析を合理化するため、双極子モデルを採用した。また、開口合成手法を用いて音源となっている燃料集合体位置を同定する手法についても検討を行った。本解析結果により、燃料ピンに巻かれたワイヤーの音響伝播への影響は最大6%程度と小さいことが分かった。また、開口合成による音源燃料集合体位置の同定では4点程度の計測点があれば十分同定が可能であることが分かった。
鈴木 健彦*; 唐沢 博一*; 塩山 勉*; 小舞 正文*
PNC TJ9164 97-014, 50 Pages, 1997/03
高速増殖炉原子炉内ナトリウム中において沸騰音を検出するための炉内音響検出計の成立性を評価するために、音源重畳法を用いた解析コード(SOSUM)を用いて解析を実施した。解析のモデルとして、燃料集合体・炉内構造物等のモデル化を行い、炉心中心からの沸騰音等の異常音の炉内伝播状態について、燃料集合体内中の音響伝播と燃料集合体からプレナム部音響計までの音響伝播の2段階に分けて解析を実施した。解析の手順としては、まず音源をパルス波とした場合の評価検討を行い、解析の妥当性を確認した後、実際の異常音に近いと思われる白色雑音を音源とした場合の音響伝播について解析を行い、音響検出計の成立性について評価・検討を行った。本解析結果により音波の減衰が1/25000であるものの、伝播により波形成分が保持されることから炉内音響計の実現が期待できることが分かった。
唐沢 博一*; 塩山 勉*; 小舞 正文*
PNC TJ9164 96-018, 48 Pages, 1996/03
高速炉の炉内で発生した異常を早期に検出する手段の一つとして,音響法が考えられる。本作業は,この炉内異常を検出するために,高速炉の炉内ナトリウム中で連続使用可能な,検出感度に優れた高温用音響検出マイクロホンの開発に必要なデータを採取することを目的としている。本作業では,既存の高温用音響検出器について,音響特性を把握するとともに,X線撮影により,マイクロホンの内部構造,素子の形状,及び固定方法等を確認した。また,以上の結果から既存の音響検出器の構造,材料及び耐環境性等の性能確認を行い,今後の開発上の問題点を検討した。