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池添 康正; 佐藤 章一; 大島 恵一*
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 47(6), p.1557 - 1558, 1974/06
被引用回数:0無水塩化第二鉄のメタノール溶液の放射線化学反応による生成物を調べた。室温、9.2%添加の時、G(メチラール)=8.3,G(CHCl)=0.8,G(CHO)=0,G(H)=1.6,G(Fe)=8.8,G(H)=7.0なる結果をえた。メタノールに塩化第二鉄を添加、溶解した時の放射線化学反応の主な特徴としては、ホルムアルデヒドが生成しなくなり、その代わりにメチラールが多く生成し、反応の選択性がよくなることである。ドライアイス温度(-78C)においては、室温における結果と異なっている。
松岡 伸吾*; 田村 孝章*; 大島 恵一*; 大島 裕之助
Canadian Journal of Chemistry, 52(14), p.2579 - 2589, 1974/00
被引用回数:4n-ブタンの放射線分解における温度効果が17~548Cの範囲で、回分及び流通の両系で検討された。放射線熱分解において得られる主生成物はメタン、エタン、エチレン、及びプロピレンである。これら主生成物がラジカル連鎖的に生成していることが、熱分解生成物との比較、アンモニア添加効果、線量率依存症、及び特に停止反応生成物と主生成物生成の活性化エネルギーの温度変化の関係より明らかにされた。410C以上における放射線熱分解の活性化エネルギーの測定値はラジカル連鎖停止反応がエチルラジカルの結合反応であることを示した。熱分解におけるいくつかの素反応の活性化エネルギー、頻度因子の値が定められた。放射線熱分解領域における1-ブテン及び2-ブテン生成が連鎖伝播を担うブチルラジカルの分解により生成することが示された。
佐藤 章一; 森山 昇; 池添 康正; 石井 敏雄; 平田 実穂; 山崎 彌三郎; 団野 晧文; 大島 恵一*
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(6), p.379 - 384, 1973/06
化学反応物質を原子炉内放射線、特に核分裂片により照射するための低温照射ループの設計、建設、運転を行った。ループの主な特徴として、カプセル、ヘリウム循環冷却系および安全性について述べた。20気圧までの気体は、カプセルに入れられ、炉内で+20°から-190Cの間で照射される。エチレンその他の気体が核分裂片照射線量率約20Mrad/hで照射された。この線量率は、バックグランドとなる原子炉からの直接の放射線線量率の数倍にあたり、装置の核分裂片化学反応研究に対する有用さを示す。
佐藤 章一; 森山 昇; 助川 友英; 池添 康正; 小林 敏明; 岡本 次郎; 浜ノ上 熊男; 徳永 興公; 山崎 彌三郎; 大島 恵一*; et al.
JAERI-M 4920, 30 Pages, 1972/08
昭和45年度に、低温化学照射装置は初めて照射運転が開始され、同年度中に6回の運転で、21ヶのカプセルが照射された。この運転開始に先立つ使用前検査と照射試料と安全審査結果につしてまず述べた後、運転の経過を述べた。当初に発生した、カプセル取扱い関係のトラブルは、制御回路、カプセル取扱い手順の改善、ストレンゲージを含むカプセル組み立て法の改良、運転チェックシートの整備などの技術的開発により解消し、年度の後半には定常運転が確立された。当年度中の照射試料は亜酸化窒素、エチレンなどの、炉内放射線線量測定法開発のための化学線量計で、最終回運転では初めて、核燃料入りカプセルが照射された。
佐藤 章一; 森山 昇; 助川 友英; 団野 晧文; 大島 恵一*; 山崎 彌三郎; 岡本 次郎; 浜ノ上 熊男; 池添 康正; 徳永 興公
JAERI-M 4630, 17 Pages, 1971/11
昭和44年度に行なわれた低温化学照射装置の運転について述べた。計7回の運転で、装置の特性、特にヘリウム流路の圧力、温度特性を軋定し、設計計算値と比較できる結果を得るとともに、試料取扱いなどの運転操作の習熟も企った。本装置で、充分安全に化学反応系の核分裂片照射実験を行なうことができ、所期の目的を達せられるとみられる。
団野 晧文; 山崎 彌三郎; 佐藤 章一; 森山 昇; 岡本 次郎; 浜ノ上 熊男; 池添 康正; 徳永 興公; 大島 恵一*; 清瀬 量平*; et al.
JAERI-M 4446, 46 Pages, 1971/05
核分裂片による化学反応を動的に研究し、化学原子炉研究の基礎データを得るための炉内反応装置として流動ループの概念設計研究を行った。JRR-4設置を仮定し、可能な炉内放射線の場に反応器を置いた場合の、反応器の発熱、反応比率の計算を行った。反応器の除熱を考えて、冷却ガスを外側に流す外部冷却型反応器と、反応ガス自体で除熱する内部冷却型反応器を考え、それぞれの温度分布を推定した。ガス中の核分裂生成物量も評価した。更に、JRR-4炉室等を基礎に、具体的なフローシートを、ヘリウム冷却型反応器に、窒素ガスを主とする反応ガスを流すことを考えて設計した。
杉本 栄三; 森島 淳好; 大島 恵一*; 内藤 奎爾; 西田 啓一*; 豊田 省五*; 堀 新*
JAERI 1051, 51 Pages, 1964/01
この報告書は、、半均質高温ガス冷却炉(熱出力31MV)のヘリウム浄化系の設計書であり、日本原子力研究所半均質炉開発室および物理化学研究室と、財団法人工業開発研究所との共同設計によるものである。物理化学研究室では、発生する核分裂生成物およびヘリウム浄化系へ流入する核分裂生成物の量、放射能、decayheatの計算、工業開発研究所では、装置の設計を主として担当した。ヘリウム浄化系は、常温吸着装置、高温精製装置、低音精製装置および補助装置よりなる、作業の結果、浄化系は既存の活性炭吸着法の技術によって、He中の核分裂生成物およびその他の不純物を全部decayさせるか、吸着除去できることが確認された。この設計は、半均質高温ガス冷却ろの設計(JAERIMemo1198、1199)にもほとんどそのまま採用されている。しかし、本設計はまだ基礎設計の段階であり、いくつかの問題を残しているので、実際に建設するためには、これらを解決する必要があるし、また経済性を向上させるためにさらに改良を加える必要がある。
大島 恵一*; 内藤 奎爾; 西田 啓一*
JAERI 4025, 38 Pages, 1963/11
高温ガス冷却炉の発展に関して、ヘリウムガスが冷却ガスとして注目されるようになってきた。本資料はヘリウム冷却材の精製、特に核分裂生成ガスの分離について調査結果である。調査分権は1955年から1961年にいたるまでのものを含んでいる。とりまとめに当って、できるだけ図や表を多数引用して設計計算の際のデータシートとして役立たせることに努めた。
岩崎 又衛; 矢幡 胤昭; 大島 恵一*; 鈴木 敬三
工業化学雑誌, 65(8), p.1165 - 1167, 1962/00
金属タングステンとフッ素ガスとの反応性を200、350、500Cの各温度にて重量変化により調べた。フッ素ガスは電解により発生させ、窒素ガスにてうすめて用いた。反応開始温度は試料の形状により異なり、粉末状試料の場合は200Cにて反応を開始するが、棒状試料の場合は300Cにて開始する。反応生成物の主なものは六フッ化タングステンであることを赤外吸収により確認した。反応途中の試料を電子顕微鏡、電子線回折にて調べたが、中間生成物は確認されなかった。試料金属粉末の吸着表面積をB.E.T法にて測定したが、この表面積の増加と共に反応性も増す。粉末試料の場合、フッ化反応の見かけの活性化エネルギーは0.5kcal/molであった。
大島 恵一*
日本原子力学会誌, 4(1), p.8 - 16, 1962/00
抄録なし
大島 恵一*
日本原子力学会誌, 4(3), p.166 - 174, 1962/00
抄録なし
岩崎 又衛; 矢幡 胤昭; 鈴木 敬三; 辻村 重男; 大島 恵一*
日本化學雜誌, 83(1), p.36 - 39, 1962/00
臭素とフッ素との間の主な反応生成物としてBrFおよびBrFが確認されているが、反応温度とそれらの生成の割合とについて確かめるため実験を行なった。フッ素は電解により発生させ、臭素は窒素ガスをキャリアーとして両者をガス状にて反応させた。生成物の割合は臭素とフッ素を化学分析してその結果から計算する間接的方法と、核磁気共鳴吸収による直接定量法の2種類により算出した。両者の結果はほぼ一致しており、40゜~120Cの間ではBrFが約70mol%で一定量生成している。120゜~230Cの間では反応温度が上昇するに従ってBrFのmol%は徐々にまし、230Cでは90mol%以上に達する。