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論文

熱中性子放射化における中性子しゃへい効果

亀本 雄一郎; 小野田 儀弘*

日本化學雜誌, 83(11), p.1164 - 1167, 1962/00

中性子吸収断面積と中性子しゃへいがあらわれはじめる試料の量との間の関係を求めるために、いくらかの実験を行なった。程々の量の試料を原子炉中で同時に中性子照射し、照射後試料を溶解し、試料の大きさによる比放射能の変動をこの溶液の放射能から検討した。比放射能が質量「0」の値より10%減少する試料の質量(Mg)を図上で求めた。この質量Mgを中性子しゃへいの効果のあらわれる試料の大きさと考えた。金属塊試料の実験結果としてMgと元素の中性子吸収断面積(Nbarn)との間につぎのような概略の関係が見いだされた。N$$times$$M/資料の原子量=0.02~0.04 またカプセル中の熱中性子束の均一性をモニターとして金を用いて検討した。種々な位置に7個の金試料を入れたカプセルをJRR-1原子炉の実験孔No.16で照射した。照射後各試料の比放射能を求め、その偏差が$$pm$$2%以内であることがわかった。この結果はカプセル中の中性子束の均一性が満足すべき状態であることを示している。

論文

銅中の微量不純物の放射化分析

矢島 聖使; 亀本 雄一郎; 柴 是行; 小野田 儀弘*

日本化學雜誌, 82(1), p.38 - 41, 1961/00

 被引用回数:2

銅中のヒ素、アンチモン、金を中性子放射化分析により定量する方法を検討、確立した。銅約200mgをJRR-1原子炉を利用して中性子照射したのち、マグネシウムによる還元、酢酸エチルによる抽出、ヒドロキノンによる還元、3価の鉄によるスキャベンジ、硫化水素による沈殿法などを組み合わせて、放射化学的に純にヒ素、アンチモン、金をとり出し、$$gamma$$線スペクトロメトリーによりおのおののピークの放射能を標準と比較して定量した。銅の中性子シャヘイの影響は1.5gまでは認められなかった。

論文

金、銀中の微量不純物の放射化分析

矢島 聖使; 亀本 雄一郎; 柴 是行; 小野田 儀弘*

日本化學雜誌, 82(2), p.194 - 197, 1961/00

 被引用回数:9

金中の銅、ヒ素、アンチモンおよびパラジウム、銀中の銅、ヒ素、アンチモンおよび金を中性子放射化分析により定量する方法を検討、確立した。まず中性子シャヘイの影響をしらべ金は60mgまで、銀は200mgまで影響のないことがわかった。したがって金は約40mg、銀は約200mgを標準試料とならべて、JRR-1中で1日または3日間中性子照射する。照射したのち、金の場合は酢酸エチルによる抽出、銀の場合は塩化銀の沈殿をくり返し行なってマトリックスからくる強い放射能をまず完全にのぞく。つぎにチオシアン酸アンモニウム法、3価の鉄によるスキャベンジ、硫化水素による沈殿法、酢酸エチルによる抽出法、ヒドロキノンによる還元、ジメチルグリオキシム法などを組み合わせて放射化学的に純に、銅、ヒ素、アンチモン、金、パラジウムをとり出し、$$gamma$$線スペクトロメトリーにより、おのおのの放射能を標準試料と比較して定量した。

論文

テルル、セレン中の不純物の放射化分析

矢島 聖使; 亀本 雄一郎; 柴 是行; 小野田 儀弘*

日本化學雜誌, 82(3), p.343 - 347, 1961/00

 被引用回数:4

テルル中のセレン、銅、ヒ素、アンチモン、およびセレン中のテルル、銅、ヒ素、アンチモンを中性子放射化分析により定量する方法を検討、ほぼ満足のいく方法を得た。まず中性子シャヘイの影響をしらべ、テルル、セレンともに約2gまでは認められなかった。テルル、セレン約1gを標準試料とともにJRR-1中で2時間または3日間中性子照射をおこなった。照射したのち、放射化学的に純な形でセレン、テルル、銅、ヒ素、アンチモンをとり出し、$$gamma$$線スペクトロメトリーにより定量した。テルル、セレンの試料として帯域精製法により精製したものを用い不純物の挙動を調べた。

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