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論文

Uptake and transport of positron-emitting tracer ($$^{18}$$F) in plants

久米 民和; 松橋 信平; 島津 昌光*; 伊藤 均; 藤村 卓; 安達 勝彦*; 内田 博*; 石岡 典子; 松岡 弘充; 長 明彦; et al.

Applied Radiation and Isotopes, 48(8), p.1035 - 1043, 1997/00

 被引用回数:53 パーセンタイル:95.04(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

ポジトロン・イメージング装置を用いて、植物における水の吸収と移行について検討した。TIARAのAVFサイクロトロンで製造した$$^{18}$$F-水を用いて、葉の画像解析を行った。植物体としてはダイズを用い、切断した茎から2分間$$^{18}$$F-水を吸収させ、葉における$$^{18}$$F活性を50分間計測した。非照射のダイズでは5分後に最大値に達したが、100Gy照射試料では最大値に達するまで15分を要し、また吸収量も低かった。従って、100Gy照射試料では外見上の変化はほとんど認められないが、吸水能力は著しく低下していることがわかった。また、葉柄に近い部分の葉脈を切断した場合、吸収された$$^{18}$$Fの減少が認められるが、葉の先端でも活性が検出され、葉肉から水のまわりこみが認められた。以上のように本装置は植物体内での物質の移行をみるのに有効な手段であり、植物機能解明の研究に役立つと考えられた。

論文

Uptake and transport of positron-emitting tracer in irradiated plants

久米 民和; 松橋 信平; 島津 昌光*; 伊藤 均; 内田 博*; 辻 淳憲*; 石岡 典子; 松岡 弘充; 長 明彦; 関根 俊明

Plant Nutrition for Sustainable Food Production and Environment, 0, p.169 - 170, 1997/00

$$gamma$$線照射処理した植物について、ポジトロン・イメージング装置を用いて物質の吸収・移行を計測した。4.8$$times$$5.0cmの平面検出器を2台対向させ、消滅$$gamma$$線を計測することにより画像を得た。ダイズの切断した茎から$$^{18}$$F-水(5MBq/ml)を2分間吸収させた後、30分間計測した結果、葉における$$^{18}$$F量は10分以内に最大値に達した。しかし、100Gy照射して障害を与えたダイズでは、吸収・移行が著しく遅くなり25分以上を要した。切りバラの殺虫を目的として800Gyの$$gamma$$線を照射した場合、花部への$$^{18}$$Fの移行は非照射に比べ著しく少なかった。2%のグルコースを添加すると吸収回復効果が認められた。これらの結果は、肉眼的な開花遅延効果に対応しており、植物の障害及び回復機能を調べる上で有効な手段となり得ると考えられた。

論文

Pectic fragments prepared by irradiation and their phytoalexin elicitor activity

松橋 信平; 島津 昌光*; 久米 民和

Plant Nutrition for Sustainable Food Production and Environment, 0, p.217 - 218, 1997/00

ペクチン質への照射によるファイトアレキシンエリシター活性の増大について検討した。ペクチン質の酵素分解低分子物は、植物の防御物質であるファイトアレキシンを誘導するエリシターとして作用する。ペクチン質を放射線照射により低分子化し、より高いエリシター活性が得られるかを調べたところ、1000kGyおよび2000kGy照射試料の低分子画分で高いグリセオリン活性が得られ、1000kGy照射試料で高いオーキシンによる茎の伸長の阻害活性が得られた。これらの結果より、放射線照射により得られた分子量5,000以下のペクチン質は、酵素分解により得られるペクチン質より高いファイトアレキシンエリシター活性を有することが明らかとなった。この分解物は、植物の防御機能の向上に役立つのではないかと推察された。

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