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論文

原子力災害の防護方策の意思決定; リスクトレードオフとステークホルダー関与

神田 玲子*; 本間 俊充*; 高原 省五; 坪倉 正治*; 大迫 政浩*; 川口 勇生*; 加藤 尊秋*

リスク学研究, 30(3), p.133 - 139, 2021/04

東京電力福島第一原子力発電所(1F)事故から約10年が経過し、原子力災害時における防護措置について多くの経験が蓄積されてきた。1F事故後の防護措置では、住民へのパターナリスティックな介入や脆弱な集団の避難による健康リスクの増加などの問題が明らかになった。また、除染等の長期的な管理においても、次世代や県外の住民等のステークホルダー間において、リスク・トレードオフが発生しており複雑で継続的な課題と向き合うことになる。これらの事例は、原子力災害の特徴としてリスクが地理的にも時間的にも広範にわたるため、現実の対応では個々の事例に則した対応が不可欠であることを示している。今後、原子力防災の改善にあたっては、国等による合理的な防災計画に加えて住民等の理解や考え方を防災計画に反映することで、トップダウン的アプローチとボトムアップ的アプローチをバランスよく取り入れていく必要がある。

報告書

遠心抽出器によるソルトフリー溶媒洗浄試験; ショウ酸ヒドラジンによるDBP除去基礎及び連続処理試験

根本 慎一; 根本 利隆; 川口 尊; 清水 亮; 小野瀬 努

PNC TN8410 90-019, 49 Pages, 1990/03

PNC-TN8410-90-019.pdf:0.86MB

ソルトフリー溶媒洗浄技術開発の一環として,シュウ酸ヒドラジンを洗浄剤として,TBP中に含まれるDBPの洗浄基礎試験並びに,遠心抽出器による連続試験を実施した。その結果,以下に示す事項が明らかとなった。(1)シュウ酸ヒドラジンとDBPは1:1で反応しており,Mailenらの報告と一致する反応式を同定することができた。(2)DBPの除去率を決定するうえで重要なDBP分配係数は,水相中のDBP濃度に依存し,最適な分配係数(0.05以下)を得るためには水相中のDBP濃度を0.05$$sim$$0.07mol/l以下とするようなフローシート条件が必要となる。(3)また,水相中に取込めるDBP濃度はシュウ酸ヒドラジン濃度によって異なり,ほぼその濃度の0.74倍程度が最高濃度である。(4)DBPに対して1.55モル倍のシュウ酸ヒドラジンの供給で,TBP中に含まれる1340ppmのDBPは4段で検出限界以下まで除去できることを確認した。(5)遠心抽出器でもバッチ法とほぼ同じ特性で操作されることが判った。つまり,接触時間の短い遠心抽出器でも溶媒洗浄用として十分使用可能であることを判明できた。

報告書

遠心抽出器の開発 遠心抽出器の基礎試験結果(2)

林 正太郎; 武田 宏*; 根本 慎一*; 川口 尊*; 岩渕 引樹*

PNC TN8410 89-026, 43 Pages, 1989/04

PNC-TN8410-89-026.pdf:0.76MB

リサイクル機器試験施設における遠心抽出器の適用を目的として,昭和60年度に試作第1号機を製作して以来現在まで改良を行って来ている。 昭和62年度には処理能力100kgHM/日相当の遠心抽出器を製作した。この抽出器を用いて各種試験を実施している。その中でロータ構造と性能の関係について,以下の試験結果及び検討結果を得たので本報告書にとりまとめた。 1)PNCタイプ遠心抽出器の特徴であるラセン翼構造は平板翼構造よりも,相分離性能に優れていた。 2)ロータ下部穴径は,ロータ内液面径以下で大きい程,ロータ内へ液が流入する時の抵抗が小さくなり,ポンプ性能は増大する。 3)相分離性能を最大にする有機相せき半径(ro)と水相流路半径(ru)の比率は,Ndiの概念よりro/ru=0.455となる。 4)ロータ内に流入する液に速やかに遠心力を与えるためにロータ下部インペラーは有効である。これによりポンプ能力は増大する。

報告書

動燃における遠心抽出器開発 ウラン試験結果

林 正太郎; 岸本 洋一郎; 根本 慎一*; 川口 尊*; 巌渕 弘樹*

PNC TN8410 88-051, 119 Pages, 1988/09

PNC-TN8410-88-051.pdf:2.59MB

本報告書は動燃で実施してきた遠心抽出器の開発経緯とウラン試験結果をまとめたものである。本試験結果を要約すると 1)動燃で開発してきた遠心抽出器のスループットはこれまでに諸外国で開発されてきた抽出器とほぼ同等の能力を有することが判った。 2)滞留時間が約10秒と短いにもかかわらず,ウランの抽出反応はほぼ平衡関係に近い状態で操作できることを確認した。 3)定常状態への立上げは極めて短く,今回の条件下では5$$sim$$10分間であった。 4)MIXSETによって評価した結果,先に求めた段効率を用いることによって,遠心抽出器内濃度プロフィルの実験結果とシミュレーション結果が良く一致することが明らかとなった。 以上従来と異なった構造を特徴とする遠心抽出器によっても十分に使用に耐える性能であることが本試験によって明らかにされた。

報告書

遠抽出器に関する固体粒子沈降特性試験

林 正太郎; 根本 慎一*; 川口 尊*; 巌渕 弘樹*

PNC TN8410 88-025, 78 Pages, 1988/05

PNC-TN8410-88-025.pdf:2.1MB

速抽出器を用いた溶媒抽出工程,特に共除染工程の抽出部では,固体粒子の堆積が懸念される。そのため速抽出器における固体粒子の沈降特性を調べた。 模擬液として酸化アルミナ懸濁液を用いた。また,PNC型遠心清澄機により酸化アルミナ懸濁液を清澄した模擬液による試験を実施した。 本試験により以下に示す事項が明らかになった。 1)本速抽出器に捕集される粒子の粒径はストークスの式を補正することで表現することができる。 2)遠心清澄機で清澄後の懸濁液中の酸化アルミナ粒子は,本抽出器において約2wt%程度が捕集された。 3)処理量240kgHM/dalで約100日連続運転を行うと,速抽出器内壁に2mmの厚さで粒子が堆積すると推定される。これは流路閉塞の観点から問題とならない量であると考えられる。

報告書

遠心速抽出器の開発 遠心速抽出器の基礎試験結果

林 正太郎; 根本 慎一*; 川口 尊*; 巌渕 弘樹*; 上田 吉徳*

PNC TN8410 88-023, 62 Pages, 1988/04

PNC-TN8410-88-023.pdf:0.69MB

リサイクル機器試験施設における遠心速抽出器の適用を目的として,昭和60年度に試作第1号機を製作して以来現在まで改良を行って来ている。 本報告書は,昭和62年度に製作した速抽出機(処理能力100kgHM/日相当)を用いてポンプ性能,相分離性能等の基礎性能試験を実施し,以下の結果を得たので報告する。 1)ポンプ性能 ・パイプ式及び壁式堰ともに十分な液排出能力を有しており,ポンプ能力はロータ下部からの吸込能力に制限されている。 ・ミキシング部液面を高くすることでポンプ性能の向上が期待される。 2)相分離性能・流量50$$sim$$110l/h,有機相/水相流量比0.5$$sim$$7の範囲でエントレインメントは認められなかった。 ・堰構造の違い(パイプ構造と壁構造)による堰特性の違いを把握した。堰の流路抵抗により有機相-水相の界面変動は大きく影響を受けるため,スケールアップに際しては十分考慮する必要がある。 3)その他 ・本速抽出器のインベントリーは300$$sim$$350ml/段であった。

報告書

酸回収蒸発缶に関する検討

小島 久雄; 川口 尊*; 林 正太郎

PNC TN8430 87-038, 18 Pages, 1987/03

PNC-TN8430-87-038.pdf:1.14MB

「高速炉燃料リサイクル試験施設概念設計(VI)」においては、酸回収蒸発缶が拘束条件となってセル内ラックの大型化を余儀無くしている。そこで酸回収蒸発缶の小型化について再検討した。酸回収蒸発缶の設計条件(硝酸の気液平衡条件、缶液硝酸濃度条件、蒸気速度)について他設備(再処理工場等)との比較を行った。「高速炉燃料リサイクル試験施設概念設計(VI)」による酸回収蒸発缶の設計は、他設備の設計条件と差異が見られる。他設備と同条件にして再検討すると、缶径を現在よりも20-50%程小さくすることができる。

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