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新村 信雄*; 峯崎 善章; 安宅 光雄*; 曽良 達生*
Journal of Crystal Growth, 154, p.136 - 144, 1995/00
被引用回数:72 パーセンタイル:97.57(Crystallography)生体物質は3次元立体構造を形成して、生理機能を発揮する。3次元立体構造の解明には、生体物質単結晶が試料として必須である。生体物質単結晶成長は、現在殆どが試行錯誤で行われている。生体物質単結晶成長メカニズムの研究は、制御された単結晶成長法の開発に必要である。本論文は、時分割中性子小角散乱法により、リゾチーム・タンパク質が結晶成長していく過程をその場観察した結果をまとめたもので、従来全く考えられていない新しいモデルを提案することができた。
新村 信雄*; 安宅 光雄*; 峯崎 善章; 曽良 達生*
Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.745 - 747, 1995/00
被引用回数:7 パーセンタイル:45.21(Physics, Condensed Matter)中性子小角散乱法で、リゾチーム・過飽和水溶液から、結晶が成長を始める過程を観察した。その結果、次のようなことが判明した。リゾチームは過飽和水溶液では、先ず、2種類の凝集体を形成する。一つは、TypeIと呼ばれるもので、大きさの異なる数100以上の半径を有する凝集体で、時間経過に対して、さ程敏感な構造変化をしない。もう一つは、TypeIIと呼ばれるもので、回転半径は25位の凝集体である。TypeIIの凝集体は、時間経過と共に回転半径が40位まで大きくなり、(13時間経過)、再び減少始める。この回転半径の減少が、新たな結晶核形成に関与していると考えられる。