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報告書

正馬様用地における試錐調査(MIU-3号孔)

豊蔵 勇*; 橋井 智毅*; 名越 澄生*; 伊藤 孝*; 杉森 辰次*; 杉田 信隆*; 政枝 宏*

JNC TJ7440 2000-022, 1478 Pages, 2000/02

JNC-TJ7440-2000-022-1.pdf:220.51MB
JNC-TJ7440-2000-022-2.pdf:436.34MB

岐阜県瑞浪市明世町正馬様用地で実施される『超深地層研究所計画』の一環としてMIU-3号孔(孔長1,014.00m)を清水掘削した。本孔では、正馬様用地内の岩盤における地質学的,地球物理学的,水理学的データの取得を目的に以下の調査を実施した。1.岩芯の採取・記載 2.岩芯室内試験 3.物理検層(一般検層7項目,フローメーター検層,レーダー法シングルホール測定) 4.ボアホールテレビ計測 5.水理試験(透水試験・揚水試験)これらの調査を行った結果、以下のことが明らかになった。・本孔では,地表から深度88.00mまで瑞浪層群が分布し,不整合を挟んで下位に細粒$$sim$$粗粒花崗岩である土岐花崗岩が分布する。土岐花崗岩中には深度704.38$$sim$$707.65mに月吉断層に相当するカタクラサイトが分布し,主要変質部は月吉断層周辺の変質部も含めて7箇所で認められる。・理化学分析から,本孔の変質部は複数の変質履歴を被っている可能性がある。・検層物性から見る本孔は堆積岩と花崗岩のコントラストが明瞭であり,堆積岩中では岩相との相関がよく,花崗岩中では割れ目との相関がよい。・ボアホールテレビ計測では割れ目頻度と傾斜角度から区間1.$$sim$$区間8.区分され, それぞれの境界は割れ目頻度の変曲点に相当する。・水理試験は岩芯観察による割れ目の症状,検層物性,ボアホールテレビ計測による割れ目の傾斜角度等を考慮した試験位置選定を行い,月吉断層以深で被圧地下水の分布が確認され,透水係数10-7$$sim$$10-6(m/sec)の高透水部が分布することが明らかになった。

口頭

X線CT画像を用いた断層の運動方向の認定方法

岩森 暁如*; 高木 秀雄*; 島田 耕史; 朝日 信孝*; 杉森 辰次*; 佐々木 俊法*; 相山 光太郎*

no journal, , 

断層岩の微細構造の観察には、断層破砕帯の内部構造が最もよく観察されるXZ面(X: 断層の剪断方向で条線とよばれる擦痕の方向、Z: 断層面と直交する方向)が重要な断面である。断層ガウジのXZ面ではP面やY面やR1面などの複合面構造が認められ、断層ガウジの非対称微小構造として最も重要である。近年、X線CT画像を用いた断層岩の微細構造観察や、断層面上に見られる条線観察の事例が報告されているが、条線方向と断層岩の微細構造の分布状況の関係について報告された事例は認められない。そこで本論では、X線CT画像を用いた断層破砕帯の内部構造の詳細観察と、断層面の条線観察を行い、X線CT画像を用いた断層の運動方向の認定手法として、CT画像をZ軸を中心に回転させた複数断面でP面とY面の挟角を計測し、この角が最大と最小になる断面の方向から、断層の運動が最もよく確認できる断面の決定方法を検討した。この結果、断層面上の条線が観察しにくい試料でも、断層の運動方向の認定の精度を向上させることができる。

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