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大島 邦男; 清水 道雄; 田山 義伸; 松本 正勝; 河村 弘; 石井 忠彦; 相沢 静男; 中川 哲也; 佐藤 均; 酒井 陽之
JAERI-M 93-206, 48 Pages, 1993/10
JMTRでは、1985年からFPガス圧力計再計装技術の開発を開始して以来、再計装機器の設計・製作及びその炉内性能試験、ホットセル内での照射済燃料棒と再計装機器との組立技術及びキャプセルへの挿入技術の開発を行ってきた。1990年には、これらの技術により軽水炉で照射された2本の燃料棒にそれぞれ再計装機器を計装し、JMTRで出力急昇試験を実施した。この結果、FPガス圧力計は、燃料棒の出力変動に伴う内圧変化を連続して測定し、所期の目的を達成した。現在、JMTRにおいて本技術を用いたFPガス圧力計再計装燃料棒での出力急昇試験が進められている。本報告では、これらの技術開発全体の概要を述べるとともに、ホットセル内での遠隔操作による燃料棒と再計装機器との溶接組立技術の開発について詳細に述べる。
松本 正勝; 山内 勇*; 古平 恒夫
JAERI-M 82-068, 16 Pages, 1982/07
疲れき裂進展試験におけるき裂長さの測定を自動的、連続的に行うために、直流電位差法による方法を採用した。本報告は上記の方法によって高温疲れき裂長さを電位差変化として定量的に得るために、SUS304鋼と2 1/4Cr-1Mo鋼についてキャリブレーションカーブを求めたもので高温試験においても室温と同様の精度でき裂長さの測定が可能であることがわかった。
古平 恒夫; 松本 正勝; 中島 伸也
鉄と鋼, 68(8), p.1040 - 1045, 1982/00
単一試験片で、材料の破壊抵抗曲線(J-Rカーブ)を得る手法の確立を目的として、4種類の原子炉圧力容器用銅材を供試し、-60Cから100Cの間の数温度において直流電位差法を適用して3点曲げによる破壊勒性試験を行った結果、以下の結論が得られた。1)き裂長さと電位差変化との関係は、(a+?a)/aと(V+?V)/Vで整理すると、試験片の平面寸法を相似に保てば、試験片サイズ、鋼種、試験温度にかかわりなく、バラツキの少ない一定の傾向が認められる(マスターカーブ)。ここで、aは初期き裂長さ、?aはき裂進展量、Vは初期電位差そして?Vはき裂進展に伴う電位差の増分である。2)上記のマスターカーブを荷重-変位曲線から、単一試験片でJ-Rカーブを求めることが可能である。
古平 恒夫; 中島 伸也; 松本 正勝; 深谷 清
鉄と鋼, 61(8), p.1032 - 1039, 1982/00
板厚250mmのA533Bcl1鋼及び鋼材に熱処理を施して低靭性化を図った鋼材(中性子照射脆化挙動を模擬)を供試して遷移領域から上部棚域にわたって破壊開始時のJ値の試験片サイズ及び温度依存性、シャルピ衝撃性質との相関を調べた結果、以下の結論が得られた。1)へき開破壊域においては、J値に試験片サイズ依存性が認められるが、遷移温度の上昇を100MPa√mのレベルで比較すると、移行量は試験片サイズにかかわりなくほぼ同一で、なおかつ、41Jで評価したシャルピ衝撃試験における遷移温度の上昇と良好な一致を示す。2)上部棚域においては、J破壊靭性の低下率はシャルピ上部棚エネルギのそれより大きい。3)以上の知見より、中性子照射脆化に対する破壊力学的サーベイランス試験方法として、遷移領域ではシャルピ主体上部棚域ではJ破壊靭性により評価することを提案する。
松本 正勝
JAERI-M 8590, 14 Pages, 1979/12
近年、高温部材のひずみ測定の要求が多く、益々試験研究への必要性が増加しており高温ひずみゲージの信頼性とともに、いかに簡便に高温下でのひずみ測定を可能にするかが焦点になってくると考えられる。そこで本報告では高温ひずみゲージの構造物への使用に関する簡便法について検討した結果を示している。高温ひずみゲージによるひずみ測定では、ゲージ率の変化を求めることが最も重要であるが、ゲージ率の変化を求める作業は非常に困難である。すなわち現場での技術的な困難と信頼性の評価が高温ひずみゲージをするに当って大きな問題となって高温ひずみゲージの普及を狭くしていると考えられる。そこで本報告では高温ひずみゲージの実践への使用に関する簡便法について検討した結果を示している。
古平 恒夫; 中島 伸也; 松本 正勝
鉄と鋼, 64(7), p.877 - 890, 1978/07
小型試験片によりJ破壊靱性を求めるため、A533Bcl.1鋼について4種類の測定法を比較検討した。3点曲げ試験は-65°~70Cの間の数温度で実施し、き裂発生点の検出はスメックゲージ法を用いた。さらに、A553Bcl.1鋼およびA542cl.1鋼を用いRカーブ法によりblunting line,J値とCODとの関係などを明らかにするため実験を行った。得られた結果を要約すると以下のとおりである。(1)Riceらによる方法が4種の測定法の中では、手法の容易さ、所要試験片数量、精度などの点でもっとも有効である。(2)Valid Jに関する試験片サイズの条件式は、B25(J-y)と表される。(3)J値から予測したK値は、大型試験片によるK値と良好な一致を示した。(4)Rカーブ法におけるblunting lineを表す式は、J=3.7yaで表される。(5)J値、CODおよび横収縮量LCの間には、つぎの関係式が成り立つ。J-y=2.6(COD),J-y=2.0(LC),COD=0.77(LC)
藤村 理人; 宮園 昭八郎; 植田 脩三; 古平 恒夫; 柴田 勝之; 磯崎 敏邦; 大場 敏弘; 川村 隆一; 松本 正勝; 生田目 宏; et al.
JAERI 1236, 96 Pages, 1974/09
昭和41年にJPDR圧力容器の上藍ステンレス銅クラッド部に発見されたヘア、クラックが、下部本体の高応力部(大に径ノズルコーナ)に発生しているとするとき、構造安全上どのような影響を与えるかが、一つの問題として提起された。このような微細なき裂が高応力部で、繰返し内圧荷重を受けるときの進展挙動については、十分な研究が行なわれていなかった。このため当研究所では、昭和42年より金属材料技術研究所の協力を得て、一連の研究を計画し、昭和47年3月に研究を完了した。本報告書はJPDR圧力容器の第1、第2(1/3スケール)および、第3(1/2スケール)号モデルについて5年間にわたって行なった実験結果とクラッド部についての静物試験、繰返し疲れ試験および治金等的試験結果をまとめたものである。