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論文

$$gamma$$線照射によるタマネギの発芽防止における必要最低線量と線量率効果

久米 民和; 橘 宏行; 青木 章平; 梅田 圭司*; 佐藤 友太郎*

日本食品工業学会誌, 24(1), p.37 - 40, 1977/01

実用規模で大量のタマネギを$$gamma$$線照射処理する際に必要となる発芽防止必要最低線量および線量率効果の有無について検討した。試料としては「札幌黄」を用い、吸収線量のバラツキを抑えた状態($$pm$$2%程度)で照射し、照射後室温で収穫後8か月までの貯蔵実験を行なった。2~5krad照射区では顕著な発芽防止効果が認められたのに対し、0.5および1krad照射では不十分な抑制効果しか認められなかったことから、発芽防止必要最低線量は2kradであると考えられた。また、実用照射時に使用可能であると考えられる5$$times$$10$$^{3}$$~1$$times$$10$$^{5}$$rad/hrの線量率範囲では、線量率が異なっても発芽率に顕著な差は認められず、線量率効果はほとんどないと考えられた。

論文

サイロ型中規模米麦照射装置による米の殺虫と照射米の官能試験

青木 章平; 渡辺 宏; 佐藤 友太郎*; 星 龍夫; 田中 進; 高野 博幸*; 梅田 圭司*

日本食品工業学会誌, 23(7), p.283 - 287, 1976/07

高崎研究所で設計、製作したサイロ型中規模米麦照射装置を用い、米について実際に殺虫試験および照射米の官能検査を行なった。本装置は棒状のC$$_{0}$$-60線源(277/Ci)の周囲に同心円状に3つの照射領域を有し、線量の調節は、米麦の流速を各領域ごとに仕切弁で制御することにより行なう構造となっている。試料米には46年群馬県産「日本睛」玄米を用い、線量は8~21kradとした。殺虫試験ではコクゾウの成虫およびカルチャーを各照射領域に混入して照射した。成虫はいずれの領域のものも、照射後7日間で約85%、21日後でほとんど完全に死滅した。また、卵、幼虫、蛹からの成虫羽化は認められなかった。官能検査では大量に照射した玄米のなかから一部を精白して試料とした。照射米は照射直後において粘りについて5%の危険率の下に、非照射米より若干劣っていたが、3ヵ月貯蔵後では試験項目すべてにわたって有意差は認められなかった。

論文

実用規模におけるタマネギの放射線処理と線量分布

亀山 研二; 高野 博幸*; 梅田 圭司*; 青木 章平

日本食品工業学会誌, 22(9), p.454 - 457, 1975/09

放射線によるタマネギの発芽防止研究が進められており、近い将来馬鈴薯についで許可となり、実用プラントの設計が行なわれると期待される。そこで士幌馬鈴薯照射施設により、実用化のための参考データを得るため、大型コンテナでタマネギを照射した場合について線量分布を測定し、線量均一度,必要線源量,照射処理能力等について検討した。両面照射した場合の線量均一度は線源とコンテナとの距離3.5mで2.70,4.5mで2.34,5.5mで2.19であった。タマネギの許可最高線量を10krad,最低必要線量を3kradとすれば線量均一度は3.3となるので上記いずれの場合でもこの範囲内での照射ができることとなる。また、線源とコンテナとの距離5.5mという現在のコンベアを用いた場合について計算した結果、月1万トンのタマネギを処理するには$$^{6}$$$$^{0}$$Co 174kCiを必要とすることがわかった。

論文

放射線によるタマネギの発芽抑制,4; 札幌黄の最適照射期間の延長

高野 博幸*; 青木 章平; 梅田 圭司*; 佐藤 友太郎*

日本食品工業学会誌, 21(6), p.273 - 279, 1974/06

タマネギ「札幌黄」の発芽防止のためには収穫後乾燥したものについて収穫後1ヵ月以内に照射(3~15krad)するのが適用とされている。実用化の場合、このような短期間に大量処理することは困難となるので、照射期間の延長をはかるため、収穫後約2週間の乾燥期間中に照射した場合の効果および低温貯蔵との併用による照射期間の延長についても検討した。また、照射後貯蔵中の内芽の褐変防止についても検討した。(1)乾燥前または乾燥途中における照射でも3~7kradで発芽防止効果は顕著である。(2)内芽が5~6cm以上伸長すると照射による発芽防止は不可能となるが、収穫後3~5$$^{circ}$$Cに貯蔵すれば、約3ヵ月間は内芽の伸長を2~3cm程度に抑えることができ、この間に3~7krad照射すればその後の発芽を防止することができる。(3)照射後の内芽の褐変化は3~5$$^{circ}$$C貯蔵により少なくとも8ヵ月間は防止できる。

論文

サイロ型中規模米麦照射装置による米の殺虫および官能試験

青木 章平; 渡辺 宏; 佐藤 友太郎*; 星 龍夫; 田中 進; 高野 博幸*; 梅田 圭司*

食品照射, 9(1-2), p.82 - 83, 1974/02

高崎研究所で設計、製作したサイロ型中規模米麦照射装置を用い、米について実際に殺虫試験および照射米の官能試験を行なった。線量8~21kradの照射において、コクゾウの成虫は照射後7日間で約85%、21日後でほとんど完全に死滅した。また、卵、幼虫、蛹からの成虫羽化は認められなかった。官能試験では、非照射米、照射米間において、照射直後では粘りについて照射米のほうがやや劣っていたのを除き、有意差はなく、3ヶ月貯蔵後ではすべての試験項目について有意差は認められなかった。

論文

放射線による馬鈴薯の発芽抑制,4; 傷イモの治癒に及ぼすガンマー線照射の影響

高野 博幸*; 青木 章平; 梅田 圭司*; 佐藤 友太郎*

食品総合研究所研究報告, (29), p.48 - 54, 1974/00

発芽防止のためのジャガイモ照射に際して、各種の傷を受けたジャガイモに対する照射の影響を実用的見地から明らかにするため、収穫時に切傷、裂傷、打撲傷を受けたもの、および収穫後これらの傷を故意につけたものに対して10kradの照射を行ない、ガンマー線照射が傷の治癒におよぼす影響について調べた。試料の一部については、照射後これらの傷をつけ、同よう調査した。試料としては北海道産ジャガイモを用いた。ジャガイモの受けた傷は照射の有無に関わらず一週間程度で治癒する。傷の治癒した状態で照射したもの、および照射後10日目以後に傷をつけたものでは、貯蔵中傷部に対する照射の影響は認められなかった。また、治癒していない状態、すなわち照射直前、直後に傷をつけたものでも、貯蔵中照射区で傷部にわずかの収縮が認められる程度であった。なお、傷の有無によって照射による発芽防止効果に差異はなく、照射区では収穫8ヵ月後において発芽は認められなかった。

論文

放射線によるタマネギの発芽抑制,3; 札幌黄の発芽抑制効果と照射線量との関係

高野 博幸*; 梅田 圭司*; 佐藤 友太郎

食品総合研究所研究報告, (29), p.55 - 61, 1974/00

ガンマ線照射によるタマネギの発芽抑制効果について「札幌黄」を用い、線量と照射効果との関係について検討した。(1)収穫後照射までの期間に関係なく30krad以上では発芽抑制効果がない。(2)収穫後1ヵ月以内の照射において3$$sim$$15kradでほぼ完全な発芽抑制効果が認められ、収穫後8ヵ月間の常温貯蔵が可能である。(3)収穫後3ヵ月目における3$$sim$$15krad照射では発芽を完全に抑制することはできなかった。(4)内芽の伸長度と照射による発芽抑制効果との間にはなんらかの関係があるものと思われる。

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