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福山 絵里子*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 須永 知夏*; 山中 由也*
Physical Review A, 76(4), p.043608_1 - 043608_11, 2007/10
被引用回数:6 パーセンタイル:33.51(Optics)中性原子気体ボース・アインシュタイン凝縮系において、高次量子化渦を持つ凝縮体は不安定であり、その崩壊が実験で確かめられていた。一方、高次量子渦度を持つ凝縮体において複素励起モードが現れるという数値計算の結果が数例報告されており、それが高次量子化渦の崩壊率に関係しているのではないかと指摘されていた。しかし、複素励起モードに関する理論は発展途上であり、どのような条件下で複素励起モードが現れるのかもわかっていなかった。本論文は、複素励起モードの出現条件を相互作用定数が小さい場合に解析的に求め、さらに、凝縮体が2以上の任意の渦度を持つ場合に必ず複素励起モードが現れることを示した。
須永 知夏*; 福山 絵里子*; 峰 真如*; 奥村 雅彦; 山中 由也*
no journal, ,
高次量子渦を持つボース・アインシュタイン凝縮の励起状態には複素モードが現れ、凝縮体が不安定になることが知られているが、どのような場合に複素モードが現れるかは明らかにされていなかった。発表では、相互作用定数が小さい場合に2モード近似を行うことによって、どのような条件で複素モードが現れるかを解析的に求め、任意の高次量子渦を持つボース・アインシュタイン凝縮の励起状態に複素モードが現れることを示した。