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論文

R&D of oxide dispersion strengthened ferritic/marteusitic steels for FBR

鵜飼 重治; 西田 俊夫; 吉武 庸光

Journal of Nuclear Materials, 258-263(Part 2), p.1745 - 1749, 1998/10

 被引用回数:109 パーセンタイル:98.86(Materials Science, Multidisciplinary)

酸化物分散強化型(ODS)フェライト/マルテンサイト鋼は,優れた高温強度と耐スエリング性が期待できるため,FBRの長寿命炉心材料として最も期待されている材料である。再結晶ODSフェライト鋼とODSマルテンサイト鋼を開発することにより,強度の異方性と低延性の課題を克服した。また,冷間加工によるODS被覆管の製造の見通しが得られたことを示した。本論文では高速炉被覆管への適用という観点から,ODS鋼開発を総合的に評価した結果を述べる。

論文

Development of Oxide Dispersion Strengthened Ferritic Steels for FBR Core Application, 1

鵜飼 重治; 西田 俊夫; 岡田 浩一

Journal of Nuclear Science and Technology, 34(3), p.256 - 263, 1997/00

 被引用回数:176 パーセンタイル:99.54(Nuclear Science & Technology)

長寿命炉心材料として有望なODSフェライト鋼を積極的に開発している。以前に温間加工で製造した被覆管は,圧延方向に伸びた針状の結晶粒形状を有するため周方向の応力に対して強度と延性が低下した。そこで結晶粒形状をコントロールするため,ODSフェライト鋼の再結晶技術について研究した。その結果,再結晶が可能な成分(Y2O3,過剰酸素量)と押出し温度,及び圧延条件を明らかにし,ODSフェライト鋼の再結晶による結晶粒形状のコントロールを可能にした。試作した再結晶ODSフェライト鋼は,周方向に応力に対しても優れた強度と延性を有することを確認した。また,コスト低減の観点から,再結晶技術を利用することにより,冷間圧延で被覆管の製造が可能にすることを確認した。

論文

Research on creation of advanced materials in nuclear severe environment

加納 茂機; 舘 義昭; 井上 賢紀; 小野瀬 庄二; 西田 俊夫; 丸山 忠司

Proceedings of MC'96 International Symposium, 0 Pages, 1996/00

クロスオーバー研究第I期計画により以下のような成果を得た。(1)遮蔽コードによる材料成分設計により,耐熱性を有した最適成分系を選定した。各種放射線環境に応じ自在に遮蔽材の成分を変化させるために,粉末治金法を適用し成形プロセス条件の最適化を行った。その結果,従来の遮 蔽材より優れた耐熱性と十分な日本機械学会的特性を有する遮蔽材創製の見通しを得た。(2)制御材ペレット成形プロセス条件の最適化を行うとともに,炉外特性評価を行い,B4C/Cu-Ni,B4C/Zr,B4C/Mo,B4C/SiCウィスカーが,B4Cより耐割れ性に優れ,長寿命化できる見通しを得た。(3)腐食機構を検討した結果,Naの粒界拡散により優先的に粒界腐食が進行し,耐食性を向上するためには,不純物及び生成するSiO2の低減,粒界の結晶化等,粒界の組織・構造制御が不可欠であることを明らかにした。

論文

原子力用新素材の創製に関する研究

加納 茂機; 井上 賢紀; 木村 好男; 平川 康; 原田 誠; 西田 俊夫; 舘 義昭; 吉田 英一

動燃技報, (91), p.39 - 57, 1994/09

動燃大洗工学センターでは、フロンティア材料研究の一環として、高速炉の高性能化(高温化、高耐食性化、長寿命化、高機能化など)を最終目標として、高速炉環境に適用可能な新型セラミックス、傾斜機能材、高性能放射線しゃへい材および高性能制御材を創製するため、新成分系の最適な材料設計手法および製造プロセスの開発、基本的特性、耐食性、強度特性の評価を行った。さらに、これから得られた知見をもとに、材料改善方策の探索を行うとともに、これらの方策に基づき新素材の試作を行った。その結果、いくつかの新素材について、最適な材料設計手法と製造プロセスを確立するとともに、新素材創製の見通しを得たので報告する。なお、これらのフロンティア材料研究は、原子力用材料クロスオーバー研究として、動燃、原研、金材研、無機材研、物質研を中核とした相互交流型研究により、効率的・効果的な研究推進を図った。

報告書

原子力用材料クロスオーバー研究第I期計画 (平成元年度$$sim$$5年度) 研究成果総合報告書

加納 茂機; 舘 義昭; 井上 賢紀; 西田 俊夫; 吉田 英一; 平川 康

PNC TN9410 94-113, 70 Pages, 1994/04

PNC-TN9410-94-113.pdf:3.67MB

(目的)平成元年度から開始した原子力用基盤材料研究(フロンティア材料研究)では、研究の効率的・効果的な推進のため、「クロスオーバー研究制度」により、産・学・官の相互交流型研究を行ってきた。5年度にて第I期計画が終了したのに伴い、本報で、クロスオーバー研究の推進体制、研究交流活動および国内外調査の実績をまとめるとともに、動燃の研究成果の概要および6年度からの第II期研究計画の概要を述べる。(方法)クロスオーバー研究体制として、原子力基盤技術総合的研究推進委員会(委員長:藤家東工大教授)が組織され、その下部組織である原子力用材料研究交流委員会(主査:岡本東工大教授)に研究実施機関である動燃、原研、金材研、無機材研、物質研が参画し、研究計画、研究成果および研究交流方法等を審議した。動燃と原研は、幹事機関として、研究交流方法の企画・調整の役割を交互に果たした。(結果) 1)動燃は幹事機関として、原研と交互に、材料研究交流委員会を10回開催した。また、研究会8回、勉強会3回、国内シンポジウム2回、国際シンポジウム1回、仏・独・伊・蘭の5研究機関とのワークショップの開催および国内研究機関の訪問調査を行った。これらの研究交流を通じた、外部の専門家との交流、新素材に関する最新情報の収集、試料の入手、共同研究の遂行等は、動燃の研究テーマの効率的推進に大変役立った。2)これらの研究交流により、動燃の研究テーマに関して以下のような成果を得た。1・新型セラミックス: 焼結法による既存の各種セラミックス(Al2O3,ZrO2,SiC,SiC3N4,Sialon等)を対象に550度Cおよび650度Cで最長4,000 時間のNa中腐食特性を評価し、優先的に粒界の腐食が進行し、耐腐食性を向上させるためには粒界の組織・構造制御が不可欠であることを明らかにした。これらの成果を踏まえて新型セラミックス素材を試作・評価し、一部のセラミックスについて、耐食性に優れた新型セラミックス創製の見通しを得た。2・傾斜機能材: PSZ/SUS 系FGMの各種物性値を組織および温度の関数として定式化し、高温度落差場及び高熱流束環境下における非定常・弾塑性解析を行った。高温度落差場においては遮蔽性重視型FGMが、高熱流束環境下においては熱伝達性能重視型FGMが熱応力緩和の点で有利であることを明らかにし、最適材料設計手

報告書

新材料ラッパ管試作評価試験(2A)

藤原 優行*; 西田 俊夫*; 中村 重治*; 溝口 満*

PNC TJ9058 89-003, 67 Pages, 1989/05

PNC-TJ9058-89-003.pdf:3.08MB

耐スエリング性の優れた高Crフェライト/マルテンサイト鋼は大型高速炉の長寿命ラッパ管材料として有望と考えられる。固溶強化、析出強化による高強度フェライト/マルテンサイト鋼のラッパ管への適用性を評価するために、引張性質と衝撃特性の要求性能を満たすための材料設計と試作試験を行った。基本組成として0.14C-0.5Ni-11Cr-0.5Mo-2.0W-0.25V-0.07Nb-0.06N鋼を選定し、引張性質および衝撃特性に及ぼすN,V,Nb量および熱処理条件の影響を検討した。(1)高温における引張強さ、降伏強さは、熱処理条件による影響が大きく、一方、成分による影響は小さい。(2)衝撃特性は成分、熱処理条件ともによる影響を大きく受け、特に基本組成よりN,V,Nb量を高めるとDBTTが上昇することがわかった。(3)ラッパ管の引張性質と衝撃特性に対する要求性能を満足させるためには、本研究において選定した基本組成と1050$$^{circ}C$$焼ならし、710$$^{circ}C$$焼もどし処理の熱処理条件が適当であると判断された。(4)材料設計で選定した化学成分と熱処理条件を適用したラッパ管の試作試験により、目標性能を上回る高強度と優れた衝撃特性を有するラッパ管を得ることができた。

報告書

噴射分散法による分散強化フェライト鋼の試作(1)

藤原 優行*; 西田 俊夫*; 小田 正彦*; 十代田 哲夫*

PNC TJ9058 88-009, 77 Pages, 1989/02

PNC-TJ9058-88-009.pdf:10.78MB

噴射分散法(Spray-DispersionMthod,SD法と略す)最近開発された技術で外部から溶鋼流に酸化物粒子を噴射することによって粒子を分散させた鋼を製造することができる。この新しいプロセスによって製作する酸化物分散強化型(OxideDispersionStrengthened,ODS)フェライト鋼の大型高速炉の長寿命炉心材料への適用性を評価するためにまずFe-13Cr鋼を用いて基礎的な検討を行い、次の結果を得た。1)水および溶融Snを用いたモデル実験結果により良好な噴射分散状態を得るためには溶融金属流の径(溶湯ノズ径)、噴射ガスノズルの径と数、噴射交角、および噴射ガス圧力が重要な因子であることを明らかにした。2)真空溶解炉に組み込んだSD実験の装置を試作して、分散制御元素としてTi,Nb,Vを添加したFe-13Crフェライト鋼の10Kg鋼塊についてZrO2酸化物粒子のSD実験を実施した。SD法により鋼中に最大量約0.5%のZrO2を添加させることができた。しかし、鋼中の酸化物粒子の径は大きく、また酸化物粒子の分布も不均一であった。これらの問題を改善するためには噴射ガス圧力と酸化物粉末の供給量の増強を図る必要があると考えられた。

報告書

分散強化型フェライト鋼材料開発(3A)

藤原 優行*; 西田 俊夫*; 十代田 哲夫*; 浅見 清*

PNC TJ9058 88-007, 189 Pages, 1988/08

PNC-TJ9058-88-007.pdf:35.57MB

酸化物分散強化型(ODS)フエライト鋼は耐スエリング性に優れ、しかも高い高温強度を有しているので、大型高速炉の長寿命燃料被覆材として有望視されている。ODSフェライト鋼の被覆材への適用性を評価するため、諸性質、特に高温強度に及ぼす製造じようけん、添加元素(Nb,V,Zr)、固溶硬化(W,Mo)と分散硬化の複合強化、および酸化物りゆうしり種類(Y/2O/3,ZrO/2)の影響について調べた。1)ODSフエライト鋼の性質にはアトライターを用いたメカニカルアロイング(MA)処理条件が強い影響を及ぼす。合金粉末に高エネルギーを与える程、分散粒子の良好な分散状態が得られる。MA処理条件の中で、アトライターの回転速度をより高くすることがもっとも効率的な条件と判断される。2)Nb,Zr添加により複合酸化物の形成が認められたが、V添加では複合酸化物の形成は観察されなかった。Nb,V添加は高温強度を上昇させたが、Zr添加による効果は小さかった。3)固溶強化元素Mo,Wの約2%の添加はクリープ破断強度を上昇させた。Wの効果の方がMoよりやや大きかった。4)Y/2O/3に替わりZrO/2を洗濯し、高温強度に及ぼすZrO/2分散の効果を調べた。Y/2O/3の場合ほどではないが、ZrO/2粒子による分散強化が確認された。

報告書

被覆管内面コーディング法の開発(A)

藤原 優行*; 西田 俊夫*

PNC TJ9058 88-008, 56 Pages, 1988/07

PNC-TJ9058-88-008.pdf:8.82MB

高速炉燃料の長寿命化を図る上でFCCIによる被覆管内面の腐食は重要な問題である。腐食低減のため、Tiを酸素ゲッター材として選定し、各種の被覆管内面コーティング法を調べた。量産性、経済性の優れた方法の一つとして無電解Ni-Ti-複合めっき法を選択し、SUS 316鋼板を用いて予備的な実験を行った。実験結果より健全で均一な厚さ(約20$$mu$$m)のNi-Ti複合めっき層を得ることができた。Ti粒子は最大面積率約30%でNiめっき地中に分散していたが、高温ではNi、Tiの反応すなわち組成変化と金属間化合物の形成が起った。本方法の有用性を評価するためには腐食に対するNi-Ti複合めっき層の有効性を明らかにする必要がある。

報告書

高速炉燃料被覆管のクリープ試験(XVII) A

藤原 優行*; 十代田 哲夫*; 西田 俊夫*

PNC TJ9058 88-004, 61 Pages, 1988/03

PNC-TJ9058-88-004.pdf:4.16MB

昭和61年にK、S2社に試作された高強度フェライト/マルテンサイト鋼被覆管3種(61FS、61FSF、61FK)について、高温引張試験、内圧クリープ破断試験を実施した。また55年度試作原型炉用被覆管(55MK)について、内圧クリープ試験を実施し、歪み測定を行った。フェライト鋼被覆管は11%Crを基本組成とし、61FS被覆管では0.5%Mo、2.0%Wを、61FSF被覆管では2.2%Wを、61FK被覆管では2.0%Moを添加している。また61FS、61FSF被覆管がマルテンサイト単相組織であるのに対して、61FK被覆管の場合は主にC量が低いことによりマルテンサイト+$$delta$$フェライトの二相組織となっている。各被覆管の硬さは61FK$$>$$61FSF$$>$$61FSの順に高くなっている。以下に結果を要約する。1)R.T$$sim$$800$$^{circ}C$$における引張強さ、0.2%耐力は61FK$$>$$61FSF$$>$$61FSの順に高くなっていた。伸びはほとんど変わらなかった。 2)600$$^{circ}C$$におけるクリープ破断強度は、61FK$$>$$61FS$$>$$61FSFの順に高くなっていた。一方、650$$^{circ}C$$におけるクリープ破断強度については、短時間側では600$$^{circ}C$$と同様な傾向が認められるものの、長時間側ではクリープ破断強度はほとんど変わらなくなる傾向が認められた。 3)59年度に試作されたフェライト鋼被覆管(59FK、59FS)の中で、最も強度の高かった59FK被覆管に比べて、今回試作された被覆管は600$$^{circ}C$$ではほぼ同等の強度を、650$$^{circ}C$$では高い強度を有していた。 4)55MK被覆管について、650$$^{circ}C$$、14㎏f/mmE2の条件で、測定回数を変化させて内圧クリープ試験を行ったが、クリープ伸びはほとんど変わらなかった。

論文

Research on Creation of Functionally Gradient Materials

斉藤 淳一; 西田 俊夫; 丸山 忠司; 加納 茂機

Proceedings of MC'96 International Symposium, , 

クロスオーバー研究の一つとして動燃において行ってきた傾斜機能材料(FGM)の第I期計画が終了し,以下のような成果が得られた。(1)FGMの内部熱応力の非定常・弾塑性解析をするために,従来より動燃において開発された有限要素解析のFINASをFGM用に改良を行った。(2)PSZ(部分安定化ジルコニア)/SUS304のFGMの熱応力解析結果から,高温度落差場においては熱遮蔽に優れているセラミックス成分の多いFGMが,高流束環境下では金属成分のFGMが,それぞれ熱応力緩和に有効であることがわかった。(3)Al2O3,Si3N4,SiCの3種類のセラミックスとSUS316からなるFGMの試作をメカニカル・アロイング(MA)と真空プラズマ焼結(VPS)を用いて行った。また,FGMの焼結のために,多重焼結を開発した。その結果,Al2O3/SUS316FGMのみ作製できた。他のFGMは焼結時に割れが生じた。

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