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報告書

「常陽」MK-III総合機能試験; 1次主循環ポンプ関係

礒崎 和則; 齊藤 隆一; 住野 公造; 山崎 裕治*; 軽部 浩二; 寺野 壽洋; 坂場 秀男

JNC TN9410 2004-014, 172 Pages, 2004/06

JNC-TN9410-2004-014.pdf:48.0MB

本報告書は,1次主循環ポンプに関係するMK-Ⅲ総合機能試験をまとめたものである。MK-Ⅲ炉心構成前の総合機能試験(SKS-1)は,2001年10月17日$$sim$$2001年10月22日の間で実施し,MK-Ⅲ炉心構成後の総合機能試験(SKS-2)は,2003年1月27日$$sim$$2003年2月13日の間に実施した。試験結果は,以下のとおりであった。(1)1次主循環ポンプの流量調節設備は,CASモード及びMANモードとも安定に制御できることを確認した。また,ステップ状の流量変化に対しても流量及び回転数に発散する傾向がないことを確認した。(2)ランバック制御は,手動スクラム後,約54secで移行することを確認した。移行後のランバック運転は,A側:167m3/h,117rpm,B側:185m3/h,118rpmであり,ランバック運転回転数128rpm$$pm$$8rpmの範囲にあること,定格流量の10%以上を確保していることを確認した。(3)ポニーモータへの引継は,1次主循環ポンプトリップ事象発生後,約39secで行われることを確認した。引継後のポニーモータ運転は,A側:180m3/h,124rpm,B側:190m3/h,123rpmであり,ポニーモータの許容回転数である93rpm以上であること,定格流量の10%以上を確保していることを確認した。(4)フリーフローコーストダウン特性は,1次主循環ポンプトリップ時及びランバック時とも時定数10sec以上を確保していることを確認した。(5)1次主循環ポンプ定格運転中におけるオーバフローカラム液面は,A側:NL-1,550mmNa,B側:NL-1,468mmNaであり,予想していたNL-1,581mmNaより小さく,設計時における新主中間熱交換器の圧損計算結果は,保守的な値であった。(6)1次主循環ポンプは,瞬停時間0.6secまでスクラムせずに定格流量に復旧できることを確認した。

報告書

高速実験炉「常陽」 MK-III総合機能試験結果報告書; 1次補助冷却系試験

軽部 浩二; 赤城 慎二; 寺野 壽洋; 小貫 修; 伊東 秀明; 青木 裕; 大戸 敏弘

JNC TN9430 2004-004, 36 Pages, 2004/03

JNC-TN9430-2004-004.pdf:1.03MB

本報告書はMK-III総合機能試験として実施した、1次補助冷却系統設備の試験結果について記すものである。本試験はMK-III炉心における1次補助冷却系循環ポンプの機能及びサイフォンブレーク機能等が満足していることを確認するものであり、以下の3項目から成っている。(1)試験番号:SKS-117/試験内容:流動特性試験(通常起動試験)(2)試験番号:SKS-118-1/試験内容:ポニーモータ1台運転時補助系起動試験 (3)試験番号:SKS-121/試験内容:サイフォンブレーク機能確認試験、試験結果はいずれも判定基準を満足し、MK-III炉心における1次補助冷却系統設備の機能及びサイフォンブレーク機能等が十分であることを確認できた。

報告書

高速実験炉「常陽」運転経験報告書; 1次主・補助冷却系運転実績

軽部 浩二; 山崎 学; 吉野 和章; 佐藤 聡; 河井 雅史; 田村 政昭

PNC TN9440 93-012, 83 Pages, 1993/04

PNC-TN9440-93-012.pdf:5.27MB

高速実験炉「常陽」の1次主・補助冷却系統の運転実績について報告する。主冷却系統は昭和57年1月から平成4年3月まで、補助冷却系統は昭和61年10月から平成4年3月までの運転実積は以下の通りである。1次主冷却系統とも特に大きな支障もなく、順調な運転を継続した。(1)1次主冷却系統主循環ポンプ運転時間は67675時間であり、総合運転時間は105970時間に達した。主循環ポンプの起動回数は212回である。(2)1次補助冷却系統、補助冷却系統は、ナトリウム初充嗔以降ほとんど待機状態であった。補助循環ポンプの運転時間は4767時間であり、総合運転時間は8667時間に達した。循環ポンプの自動起動回数は31回であり、これらの異常時の自動起動ではなく、全て計画的な各種試験によるものである。

報告書

高速実験炉「常陽」運転経験報告書; 昭和63年度系統設備機器台帳総括(1次・2次Na純化系,1次・2次Na充填ドレン系,1次・2次Arガス系,N$$_{2}$$・Arガス供給系,圧縮空気供給系,Na漏洩検出設備)

伊藤 芳雄*; 道野 昌信*; 野口 浩二*; 相川 幸司*; 阿部 定好*; 軽部 浩二*; 郡司 泰明*

PNC TN9410 89-186, 46 Pages, 1989/09

PNC-TN9410-89-186.pdf:1.6MB

機器台帳は、運転サイドの観点から系統設備に関する運転・保守履歴,運転経験及び研究開発成果について記録,整理及びその蓄積を行い、設備保全,プラントの安全・安定運転の確保に役立てることを自的としている。機器台帳の整備は、さらに「常陽」運転・保守経験報告書(JOMEC)を初めとする各種技術資料の作成や系統担当者の交替時における引継ぎの面においても有効である。本報告書は、原子炉第1課運転第2グループの担当系統である1次・2次Na純化系,1次・2次Na充填ドレン系,1次・2次Arガス系、N2・Arガス供給系,圧縮空気供給系及びNa漏洩検出設備の昭和63年度の機器台帳をまとめたものである。

報告書

高速実験炉「常陽」第7回定期検査報告書; 第7回定期検査時の運転管理経験

星野 勝明*; 軽部 浩二*; 青木 裕*; 薄井 正弘*; 神田 一郎*; 小沢 健二*; 照沼 誠一*

PNC TN9410 89-099, 95 Pages, 1989/05

PNC-TN9410-89-099.pdf:3.28MB

本報告書は、昭和63年9月から平成元年1月にかけて実施された高速実験炉「常陽」の第7回定期検査期間中の運転管理経験について述べたものである。今回り定期検査は、FBRプラントにおける合理的点検手法を得ることを目標の1つにかかげて実施された。このため、各種の改造工事、照射準備を含めほとんどの点検が、これまでの最短の約3.5箇月間で実施された。したがって、工程は短くかつプラント操作も複雑となったが、運転・保守担当者の協力と適切な運転管理によって点検を計画どおりに終了することが出来た。これらの経験をとおして、定期検査の合理化のために有効なプラント管理技術の蓄積が図られた。

報告書

高速実験炉「常陽」第7回定期検査報告書; 電源設備定期点検時のプラント操作

川部 浩康*; 飛田 茂治; 軽部 浩二*; 中村 正人*; 村上 隆典*; 竹内 徹*; 伊吹 正和*

PNC TN9410 89-182, 381 Pages, 1989/03

PNC-TN9410-89-182.pdf:11.1MB

本報告書は,実験炉「常陽」第7回定期検査期間中の昭和63年9月26日から10月2日,昭和63年10月19日から10月29日,11月14日から11月20日の3回に分けて実施した電源設備走期点検時のプラント操作及び経験,更に今後電源設備点検を実施する場合に考慮すべき項目等についてまとめたものである。今回の電源設備点検は,受電設備(常陽変電所),一般系電源設備A系,非常系電源設備C系,無停電電源設備の整流装置・インバータ・負荷電圧補償装置について行った。このうち,常陽変電所については,9月28日から10月2日にかけて屋外キュービクルの更新工事が行われたため,工事期間中の一般系電源は,常陽バックアップライン(昭和63年2月設置)から給電された。電源設備の点検は,1次・2次主冷却系にナトリウムを充填したまま炉心崩壊熱を主冷却系で除熱する状態と,ナトリウムをGL―7500mmまでドレンして炉心崩壊熱除去及び予熱を予熱N/2ガス系で行う状態で実施した。点検前後のプラント操作及び電源操作は,運転員が行い,操作時は運管Gr及び2課点検担当者が立ち会う体制で実施した。今回の電源設備定期点検を通して,常陽バックアップラインヘの一般系電源切替え,復旧操作及び受電期間中の負荷制限対策など新たな経験と知見を得ることができた。また,プラント操作の面では,1CM/C点検に伴う2HCP/C母線連絡の際,2HDP/Cの遮断器が過電流によりトリップしたが,負荷容量を低減することにより対応した。更に,7S電源特殊受電復旧時7S電源のトリップ等を経験したが,運転員の迅速なプラント対応操作によりプラントに悪影響を及ぼすこともなく,第7回電源設備定期点検は,無事予定通り終了した。

報告書

高速実験炉「常陽」運転経験報告書; 2次ナトリウム純化系運転試験(昭和54年9月$$sim$$昭和62年3月)

甲高 義則; 野口 浩二*; 軽部 浩二*; 中村 正人*; 郡司 泰明*; 堀米 利元*; 小澤 健二*

PNC TN9410 88-108, 121 Pages, 1988/03

PNC-TN9410-88-108.pdf:28.41MB

本報告書は、高速実験炉「常陽」2次ナトリウム純化系運転試験報告書(SN941 79-196)の続編として作成したものであり、第1回定期検査期間中の昭和54年9月から第6回定期検査期間中の昭和62年3月までの運転経験をまとめたものである。得られた主な知見は、次の通りである。(1)2次主冷却系ナトリウム中の主な不純物は酸素と水素であり、これらのナトリウム中濃度とフラギンク温度との対応は良好であった。(2)2次主冷却系ナトリウム中の不純物による腐食を低減するため、昭和57年5月16日からコールドトラップ制御温度を150$$^{circ}C$$から130$$^{circ}C$$に変更した。(3)昭和54年度12月26日から29日にかけて、ナトリウム温度200$$^{circ}C$$の低温待機状態において2次ナトリウム純化系コールドトラップの純化効率を測定した結果80%であった。(4)昭和55年10月29日の2次ナトリウム純化系自重ドレン操作時によるものとおもわれるアルゴンガス溜まりがコールドトラップ内に発生したが、昭和56年1月13日にコールドトラップ内アルゴンガス抜き操作を実施して正常に復旧した。その後この様なガス溜まり現象は発生していない。(5)原子炉出力100MWにおいて、外部電源喪失時の2次ナトリウム純化系電磁ポンプダクト温度と2次系ダンプタククナトリウム温度の温度差制限値(60$$^{circ}C$$)までの時間を調査したところ20分以内に電磁ポンプを再起動しなければならないことがわかった。(6)期間中、2次ナトリウム純化系の不具合は28件であり、その内電気的な不具合は12件、機械的な不具合は16件であった。しかし、プラント全体に影響する様な不具合は無かった。(7)コールドトラップバイパス運転試験によって、プラギンク温度が約215$$^{circ}C$$で、物質移動係数が小さな第3の不純物が存在することが確認された。

報告書

高速実験炉「常陽」運転経験報告書; 2次補助プラグ計不具合原因の検討及び第3の不純物の調査

道野 昌信*; 中村 正人*; 郡司 泰明*; 甲高 義則; 野口 浩二*; 相川 幸司*; 軽部 浩二*

PNC TN9410 88-045, 96 Pages, 1988/03

PNC-TN9410-88-045.pdf:7.91MB

「常陽」2次補助冷却系には、ナトリウムの純度監視のためプラグ計が設置されている。本プラグ計には、設置以来数々の不具合現象が発生しその都度対処してきたが、現在においても依然として不具合現象は発生している。この対策を検討するために、100MW第1サイクルから第14サイクルの間に発生した不具合現象を調査しその原因を推察した。不具合原因は次に示すものであると考えられる。1. 原子炉運転中のプラグ温度の上昇は、系統機器・配管から溶出する酸素、水素以外の第3の不純物の析出によって発生する。2. ノイズ状の流量変動は、系統ナトリウム中へガス巻込みによって発生する。3. 不純物の析出・溶解ではない流量変化は、ナトリウム温度変化に起因する電磁流量計出力電圧の変化によって発生する。これらの対策を講ずるためには、さらに解明しなければならない点があり引続き調査するとともに、その根本的対策を検討していくことにしている。

報告書

高速実験炉「常陽」第6回定期点検報告書; 電源設備定期点検時のプラント操作

甲高 義則; 畠中 孝司*; 寺門 嗣夫; 永山 哲也*; 軽部 浩二*; 星野 勝明*; 堀米 利元*

PNC TN9410 88-184, 472 Pages, 1988/01

PNC-TN9410-88-184.pdf:93.1MB

本報告書は,高速実験炉「常陽」第6回定期点検期間中の昭和61年12月15日から20日,及び昭和62年3月2日から9日の2回に分けて実施した電源設備定期点検時のプラント操作及び経験,更に今後電源設備点検を実施する場合に考慮すべき項目等についてまとめた。今回の電源設備点検は,受電設備(常陽変電所),一般系電源設備B系,非常系電源設備D系,無停電電源設備の整流装置・インバータ及び電源盤について行った。電源設備の点検は,1次・2次主冷却系にナトリウムを充填したまま炉心崩壊熱を主冷却系で除熱する状態と,ナトリウムをGL―8600mmまでドレンして炉心崩壊熱除去及び予熱を予熱N/2ガス系で行う状態で実施した。点検前後のプラント操作及び電源操作は運転直が行い,電源操作をする時は運管及ひ点検担当者が立合う体制で実施した。今回の電源設備定期点検のプラント操作を通して,商用電源「遮断」操作時の主冷2CC/C自動投入不可に伴い,ディーゼル発電機の冷却水喪失による1号ディーゼル発電機トリップの可能性,及び商用電源復旧時の2号ディーゼル発電機出力瞬時喪失に伴う非常系D系停電,更には仮設電源継ぎ込み時の床ドレンピット汲上げポンプ自動起動等を径験したが運転員の迅速なプラント対応操作によりプラントに悪影響を及ぼすこともなく,第6回電源設備定期点検は,無事に予定通り終了した。

口頭

H23.3.11東北太平洋沖地震における「常陽」プラント対応

軽部 浩二; 会田 剛; 大川 敏克

no journal, , 

施設定期検査中の高速実験炉「常陽」は、東北太平洋沖地震により受電所が被災し、外部電源喪失が発生した。直ちに非常用ディーゼル発電機(以下D/G)が2台自動起動し、非常系電源が給電された。受電所が仮復旧するまでの8日間はD/Gによる給電を継続し、この間D/Gの燃料と冷却水確保の緊急措置を行い、過去に例のない長期的な負荷連続運転を経験した。本件は「常陽」のプラント状態変化やD/G運転継続のための燃料,冷却水確保等の対応について報告する。地震発生後、1次系2次系の主要な機器は、正常に機能したことから、プラントを安定した状態に維持することができた。D/Gの燃料は、負荷抑制による燃料消費量の削減を図るとともに、商社,関連施設,地元業者の協力によりD/Gの長期運転を賄える燃料を確保することができた。また冷却水については自衛消防隊の協力により、防火水槽等の貯留水を利用することで必要な量を確保することができた。これら一連のプラント対応経験から、巨大地震発生と長期停電時に対する今後の課題を抽出することができた。

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