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飯塚 哲*; 小田島 和男; 木村 晴行; 仙石 盛夫; 杉江 達夫; 高橋 興起; 山内 俊彦; 熊谷 勝昭; 河上 知秀; 竹内 浩; et al.
Physical Review Letters, 45(15), p.1256 - 1260, 1981/00
被引用回数:6 パーセンタイル:51.98(Physics, Multidisciplinary)DIVAトカマクにおいて、トロイダル方向の波長と減衰定数を直接測定することにより、イオンサイクロトロン周波数帯(ICRF)の磁気音波が、イオンのバーンシュタイン波へモード変換を起こすというモード変換理論の検証を行った。 その結果、トカマクのICRF加熱の最適条件、吸収効率等が計算でき、ICRF加熱実験におけるイオン濃度の上昇を比較して、よい一致をみた。
飯塚 哲*; 小田島 和男; 木村 晴行; 仙石 盛夫; 杉江 達夫; 高橋 興起; 山内 俊彦; 熊谷 勝昭; 河上 知秀; 竹内 浩; et al.
JAERI-M 8595, 30 Pages, 1979/11
DIVAで行なわれた少量のHを含むD放電プラズマ中のICRF加熱実験の結果と、2イオンハイブリッド共鳴近傍における磁気流体速進波の透過、反射及び吸収を含むモード変換理論との比較が行われた。トロイダル方向へ伝搬する速進波の波長及び減衰長が、磁気プローブによる波の位相及び振幅から直接測定された。効率よいイオン加熱が、HとDの密度比やトロイダル磁場の強さなどのプラズマパラメータを最適値にすることによって起こり、その場合、トロイダル方向の減衰長はより短くなる。これらの性質はモード変換理論の結果と矛盾しない。最適値にパラメータを選ぶと、正味の高周波パワーが120~140KWのとき、イオン温度は劇的に増加して、高周波を印加する前のおよそ3倍にも達する。そしてその温度はプラズマ全体にわたって、電子温度よりも高くなる。
木村 晴行; 小田島 和男; 仙石 盛夫; 飯塚 哲*; 杉江 達夫; 高橋 興起; 山内 俊彦; 熊谷 勝昭; 竹内 浩; 松本 宏; et al.
JAERI-M 8429, 25 Pages, 1979/09
DIVAに於いて不純物の影響が極めて少ないトカマクプラズマに対するICRF加熱の研究がなされた。周波数は25MHz(固定)であり、これはトロイダル磁場16.4KGに対する重水素の2倍のサイクロトロン周波数に相当する。(1)トロイダル磁場B及び水素と重水素の密度比を変化させることにより最適な加熱条件が調べられた。最も有効なイオン加熱はB~18KG、=5~10%の場合に観測される。この結果はイオン-イオン・ハイブリッド効果によって説明される。(2)結合系に対して改良が施され、改良後の実験結果が次に述べられる。イオンの加熱効率は40%からほぼ100%へ増加し、イオン温度は180Kwのrfパワー(回路損失を含めて)の印加により約2.7倍に上昇した。
下村 安夫; 前田 彦祐; 永見 正幸; 小田島 和男; 山本 新; 仙石 盛夫; 木村 晴行; 船橋 昭昌; 高橋 興起; 竹内 浩; et al.
JAERI-M 8205, 31 Pages, 1979/04
DIVA/JFT-2aにおいて極低安全係数放電の閉じ込めおよび磁気流体的性質についての研究を行なった。良い閉じ込め特性をもったプラズマが1.3≦q≦2において得られること、および、q2において電流ディスラプションを励起できないことを示した。また、このように魅力的な性質をもった極低安全係数放電の大型装置への適応についても述べる。
木村 晴行; 小田島 和男; 仙石 盛夫; 大麻 和美; 杉江 達夫; 高橋 興起; 永見 正幸; 山本 新; 山内 俊彦; 竹内 浩; et al.
Nuclear Fusion, 19(11), p.1499 - 1508, 1979/00
被引用回数:13DIVAに於いて不純物の影響が極めて少ないトカマクプラズマに対するICRF加熱の研究がなされた。周波数は25MHz(固定)であり、これはトロイダル磁場16.4KGに対する重水素の2倍のサイクロトロン周波数に相当する。トロイダル磁場Bと水素と重水素の密度比をそれぞれ12≦B≦19KG,2≦≦40%の範囲で変化させた。最も有効なイオン加熱はB=18KG,=5~10%の場合に観測される。イオン温度は荷電交換中性粒子分析及び分光によって測定され、100kWのRFパワー印加によって200eVから300eVに増加した。結果は、モード変換理論と矛盾しない。
長島 章*; 船橋 昭昌; 河上 知秀; 荘司 昭朗; 高橋 興起
Japanese Journal of Applied Physics, 17(7), p.1263 - 1270, 1978/07
被引用回数:4増力後のDIVA装置のトカマク放電の中心電子密度を測定するために、2ミリ波ディジタル干渉計(周波数無変調方式)を製作した。平均電子密度の複雑な時間経過を決定するのに、up/downカウンターおよび計算機を使った、干渉フリンジ信号の直接読取り表示用処理方法を採用した。これらの方法は、カウンターでは1/2フリンジの分解能で、計算機では1/40フリンジの分解能でうまく動作し、このディジタル方式の干渉計の有効性を実際の測定で確認した。このディジタル干渉計を使って、増力後のDIVAプラズマでは、中心平均密度が4.210cmに達していることが解った。
竹内 浩; 荘司 昭朗; 船橋 昭昌; 高橋 興起
Journal of the Physical Society of Japan, 44(4), p.1363 - 1370, 1978/04
被引用回数:618KG,160KA放電におけるJFT-2水素プラズマのプロトンの振る舞いがマルチチャンネル中性粒子エネルギー分析器で測定された荷電交換原子の解析から調べられた。そして電子からプロトンへの入力エネルギー、荷電交換損失エネルギー、プロトンにたくわえられるエネルギー等の小半径方向分布が実験的に決められた。これらの分布からプロトンの熱流束に対するエネルギー伝導係数の半径方向分布が実験的に求められた。その値は(5~8)10cmsecであり、新古典論により予想される値と一致した。
木島 滋; 藤沢 登; 前野 勝樹; 鈴木 紀男; 山本 巧; 五明 由夫*; 平山 俊雄; 嶋田 道也; 上原 和也; 船橋 昭昌; et al.
Journal of Nuclear Materials, 76-77, p.581 - 586, 1978/00
被引用回数:26JFT-2のリミタ、真空容器壁にTi(チタン)をフラッシュすることにより酸素不純物及び放射損失を低減することができた。その結果電子温度分布は広げられ、エネルギー閉じ込め時間及び最高到達平均電子密度は1.6倍改善された。放射損失が詳しく調べられ、最高電子密度を制限する機構について考究されている。
安積 正史; 船橋 昭昌; 河西 敏; 河上 知秀; 熊谷 勝昭; 木村 晴行; 前田 彦祐; 永見 正幸; 小田島 和男; 大麻 和美; et al.
Nuclear Fusion, 18(12), p.1619 - 1628, 1978/00
広いプラズマ・パラメータにわたってダイバータの研究をDIVA(JFT-2)で行った。その結果はつぎのとおりである。(1)軽元素、重元素の両者をダイバータによって減少することができる。(2)輻射損失を約1/3に減少することができた。(3)エネルギ閉じ込め時間を2.5倍増加することができた。
竹内 浩; 船橋 昭昌; 高橋 興起
Japanese Journal of Applied Physics, 16(7), p.1227 - 1233, 1977/07
被引用回数:3原研トカマク(JFT-2,2a)において、イオン温度の種々のプラズマパラメーター(平均電子密度,プラズマ電流,トロイダル磁場)の依存性が10チャンネル中性粒子エネルギー分析器を用いて調べられた。測定は三つのパラメーターのうち二つを固定して行われ、イオン温度はそれらのパラメーターの1/3乗に従って変化することがわかった。それらのパラメーターの範囲は電子密度Neが0.810≦Ne≦1.810cm、プラズマ電流Ipが、14≦Ip≦170KA、トロイダル磁場が14≦Ip≦18KGにおいて行われた。測定された80~350eVのイオン温度は中心の電子温度の1/2~1/4であり、アルツモビッチの比例測Ti=Km・(Ip Bt Ne K)においてKm=(4.3~6.7)10に一致している。ここでIp;アンペア、Bt;ガウス、Ne;cm、R;cmである。
竹内 浩; 高橋 興起; 船橋 昭昌; 吉田 英俊
Japanese Journal of Applied Physics, 16(5), p.873 - 874, 1977/05
被引用回数:610-ch中性粒子エネルギー分析器において、イオン検出器として、用いられているセラトロンの入射口における絶対的な検出効率が入射口の直径方向にわたって0.2mmのピッチで測定された。測定に用いられたビームは10A程度のプロトンビームであり、検出効率はファラデーカップで測定されたプロトンの量Itとセラトロンの出力Ncの比較により、(eNc/It)によって求められた。ここでeは電荷の素量e=1.610クーロンである。その結果セラトロンの入射口全面にわたっての検出検率は20%程度であることがわかった。またこの値を用いてプラズマ中のコールドな中性粒子密度を求めると、JFT-2において(1~3)10cm,JFT-2aにおいて(5~10)10cm程度であった。
菅原 亨*; 秋葉 光徳*; 荒川 義博; 藤沢 登; 船橋 昭昌; 平山 俊雄; 堀池 寛; 伊藤 孝雄; 近藤 梅夫*; 木島 滋; et al.
JAERI-M 7043, 27 Pages, 1977/04
中性粒子入射装置が建設され、JFT-2トカマクに取付けられた。入射装置は二つのビーム・ラインから成り、ビームはプラズマ電流にほぼ垂直に打込まれた。本装置を用いて、約15%のイオン温度上昇を達成した。この温度上昇は経験側に合致しており、古典論に基づいて説明し得ることが示された。
竹内 浩; 船橋 昭昌; 高橋 興起; 白形 弘文; 矢野 淑郎
Japanese Journal of Applied Physics, 16(1), p.139 - 147, 1977/01
被引用回数:1410チャンネル粒子分析器とその分析器の原研トカマクプラズマ装置への適用について述べられる。この分析器は10個のイオン検出器をそなえた平行平板型静電エネルギー分析器と電荷ストリッピングセルからなっている。イオン温度を決定するために分析器のエネルギー値と粒子透過率がそれぞれ電子及びイオンビームで較正され、電荷ストリッピングセルにおける交換効率は水素原子でビームを用いて決定された。この分析器をつかって、JFT-2a、JFT-2のイオン温度が測定された。イオン温度は6ショット(粒子信号3ショット、バックグラウンドノイズ3ショット)で十分正確に決められる。測定されたイオン温度のピーク値(80~350eV)は中心の電子温度の(1/2~1/4)である。
下村 安夫; 前田 彦祐; 大塚 英男; 狐崎 晶雄; 永島 孝; 山本 新; 木村 晴行; 永見 正幸; 上田 憲照*; 船橋 昭昌; et al.
Phys.Fluids, 19(10), p.1635 - 1640, 1976/10
被引用回数:30JFT-2aにおいて、ダイバータ付きプラズマの閉じ込めを行なった。次の結論を得た。 1)セパラトリックスに囲まれた安定なプラズマを得ることができた。 2)セパラトリックスに囲まれたプラズマの閉じ込め性質は、通常のトカマクのそれと類似していた。 3)ダイバータ内、および表面プラズマの密度,温度はプラズマ中心の値の10分の1であった。 4)熱および粒子束は軸対称であった。 5)逃送電子をダイバータに良く導くことができた。
的場 徹; 船橋 昭昌; 板垣 時良; 高橋 興起; 熊谷 勝昭; 山内 俊彦
JAERI-M 6685, 21 Pages, 1976/08
JFT-2トカマクの電子密度を、ルビーレーザ散乱およびミリ波干渉法の2つを使って測定した。散乱測定では、散乱光強度の2次元分布が得られ、散乱光強度較正は干渉測定法から決定された平均電子密度で規格することによって行われた。散乱法から求めた電子密度の水平分布が、4ミリ波干渉計から決定された平均密度を逆変換することによって得られた結果と比較された。これらの方法がプラズマ放電非再現性のため正しい結果を与えない場合を除いては、これらの方法の間には基本的な一致が得られた。
竹内 浩; 船橋 昭昌; 高橋 興起; 白形 弘文; 矢野 淑郎
JAERI-M 6605, 50 Pages, 1976/07
イオン温度測定のためのプラズマショットの節約と測定精度の向上を目的として、高温トカマクプラズマからの荷電交換粒子測定用10-ch流しエネルギー分析装置を制作した。この装置は、45平行平板静電アナライザ、10ケのイオン検出器、電荷セル、乾式排気系およびデータ収集用パルス計数回路から成り立っている。粒子エネルギー、およびエネルギー分解能の較性実験、静電アナライザ内での粒子透過率、および電荷セル内での変刊効率の測定がなされた。これらの較性実験から、本装置が設計値から期待される性能を得られたことが確認され、原研トカマク装置のイオン温度の測定用に充分機能を果たすことを確めた。本装置の有用性を確め、同時にJFT-1a、-2装置でのイオン温度の値を決定するための測定を行なった。その結果、中心イオン温度の値は、中心電子温度の(1/2から1/3)であり、またIp、Bt、neの依存性から、JFT-2a、-2プラズマでは、プラトー域Artsimovichのスケール則が成立することを確認した。
船橋 昭昌; 高橋 興起; 下村 安夫; 狐崎 晶雄; 永島 孝; 熊谷 勝昭
JAERI-M 6166, 53 Pages, 1975/07
卜カマクプラズマ診断用フリンジシフト直視干渉測定装置を製作した。この装置は、非円形断面トカマク装置JFT-2a内の電子密度を測定するための、75-GH帯ゼブラ縞干渉計である。本装置は、5本の干渉縞が生成されるように、また1フリンジの10分の1のシフト量まで検出できるような設計を行った。本装置は、KA-701Aクライストロン(出力:400mV)、75-GH帯マイクロ波回路、遅延線路(長さ:17m)、ミリ波収束用レンズ、プラズマスパッタリング防止用シャッターおよびゼブラ縞生成用電子回路から形成されている。本測定装置は、昨年9月以来JFT-2aプラズマの診断に用いられており、本測定装置によりJFT-2a装置の中心部で約10cmなる電子密度が実現されていることが確認できた。
東井 和夫; 竹田 辰興; 鈴木 紀男; 菅原 享*; 伊藤 智之; 白形 弘文; 高橋 興起; 矢野 淑郎
Nuclear Fusion, 15(4), p.637 - 642, 1975/04
被引用回数:1JFT-2トカマクでのダイナミック・リミターを使った実験について記す。トカマク・プラズマの平衡および安定性におよぼすリミターの影響を知る為に、ダイナミックリミターを取り去った時にプラズマがどのようにふるまうかを調べるのが本実験の目的である。この実験においては、ダイナミック・リミターを作動した時、次のようなプラズマのふるまいが観測された。即ち、電子温度分布の裾野の部分が、ダイナミック・リミターと共に広がり、イオン温度が、リミター固定の時に比べて低下した。また、プラズマの振動の観測から、通常のリミターが平衡の維持や安定性の為に重要な働きをしているという証拠は得られなかった。
竹内 浩; 高橋 興起; 白形 弘文; 船橋 昭昌
JAERI-M 6048, 18 Pages, 1975/03
トカマクプラズマのイオン温度測定時間の短縮と測定精度の向上のため、マルチチャンネル中性粒子エネルギー分析器が製作された。この分析器は電荷ストリッピングセルと10チャンネルの静電エネルギー分析器とイオン検出器から構成されている。また、静電エネルギー分析器の電子ピームによるエネルギー較正およびプロトンビームによる透過率較正の実験が行なわれ、分析器として正常に作動することが示された。一方、水素に対するストリッピングセル効率測定も行なわれ、測定値は計算値と一致した。
矢野 淑郎; 白形 弘文; 高橋 興起; 北村 晃*; 牧野 俊清*
JAERI-M 5276, 24 Pages, 1973/05
電荷交換の中性粒子エネルギスペクトルを測定して、JFT-2プラズマの放電波形-2の場合のイオン温度を測定した。その具体的方法、問題点、得られた温度のスケーリング法則との比較、プラズマ中の中性子密度について記される。